• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

みきらでぃんのブログ一覧

2024年11月20日 イイね!

神様のカルテ

神様のカルテ著者は、夏川草介氏。

映画を先に見ていたが小説とは少し設定が違っていた。
砂川先生は映画ではイケてる外科医だし、安曇さんは夫婦で学校の先生、グレーの紳士も出てこないし、榛名姫も男爵から絵を20円で買ったりはしない。

が、一止の医療に対するひたむきな考えや榛名のどこまでも優しさにあふれた行動は変わることはない。

著者の作品はとても読みやすく感情移入もしやすいのであっという間に読んでしまう。この後、神様のカルテ2・3と何冊かあるようなので読むのか楽しみ。

Posted at 2024/11/24 22:21:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月18日 イイね!

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ著者は、宇佐見りん氏。
第164回芥川賞受賞作品。

タイトルの小気味良さから、気にはなっていたけどまだ読んでいなかった。

主人公は、17歳の高校生あかり。
「推し」の真幸くんがファンを殴ったことをきっかけに炎上、離れていくファン、擁護するファン、さまざま。
あかりにはあかりの「推しの哲学」があり、家族、友達など周りに翻弄されながらも自分の中の「推し」とはどんな存在なのかをひたすら突き詰めていく・・・

が、が、「それがどうした???」と思ってしまった。
そもそも文学には縁遠い私には、この話の良さがさっぱりわからなかった。
あかりの中の葛藤も高校生にはありがちで、みんな何かを通して自分の存在意義や周りとの距離感を学んでいく。
この話の中で、私には共感も感動も懐かしさも後悔も何一つなかった。

私が唯一学習したことは、「私には芥川賞受賞作品の良さがわからない」ということ。
それは果たして、良かったのか、残念だったのか・・・
Posted at 2024/11/19 10:41:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月16日 イイね!

わたしの美しい庭

わたしの美しい庭著者は、凪良ゆう氏。

小学生の百音は、血のつながらない父親代わりの統理、隣に住む路有と、屋上に「縁切り神社」があるマンションで奇妙な共同生活をしている。

なんにでも理路整然と返答をする統理の影響(5歳の子供にニーチェの話は難しすぎる(笑))か、百音は妙に大人びた対応をすることもあれば、持って生まれた性格なのかとてもおおらかな態度のこともしばしば。何しろかわいい。

マンションにはいろいろな住民がおり、いろいろな人間模様がある。
傍から見れば穏やかな日常も、本人にとっては「死にたい」と思うほど大きな問題を抱えていることも。
問題のほとんどは「人間関係」から来るものなのに、それを解決してくれるのもまた「人間関係」という不思議。失敗、挫折、裏切り、後悔・・・人はいろいろな経験を経て強くたくましくなっていく、そしてその分だけ優しくなれる・・・

縁を切りたいものを形代に書いてお祓い箱に入れると悪縁だけを切ってくれるという神社、うちの近くにもあるといいなあ・・・
その時、私は何を入れるだろう?

Posted at 2024/11/16 21:46:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月15日 イイね!

星を編む

星を編む著者は、凪良ゆう氏。

「汝、星のごとく」のスピンオフと続編。

「春に翔ぶ」では、北原先生がなぜ結ちゃんの父親になったのか・・・いかにも北村先生らしい人生の選択がある。「汝、星のごとく」での櫂君と暁海ちゃんへの対応も、若い頃の経験からだと納得できる。

「星を編む」では、若手だった編集2人のその後が。何を思い、何を信じ、何のために頑張ってきたのか・・・。人は、大切なものがあればどんなことでも乗り越えられるのかもしれない。

「波を渡る」では暁海ちゃんと北原先生の互助会夫婦がどのように熟年夫婦になっていくのかが綴られている。個人的には少し違和感があるけれど、こんな夫婦も悪くない。

…わたしたちは幸せだったのかもしれないね。…
幸せの渦中にいる時にはなかなか気づけないものなのかもしれない。
Posted at 2024/11/16 10:43:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記
2024年11月14日 イイね!

臨床の砦

臨床の砦著者は、夏川草介氏。

コロナで崩壊寸前まで頑張り続けた医療現場の話。
「この話はフィクションであり~」と記載されているが、どこかで本当にあったのではないかと思うほどのリアルさがある。

それぞれの立場により、温度差があるコロナへの対応。それを受け入れた医療現場では、ただただ命を守るために、命がけの日々が続く。
現実社会でも「医療現場は崩壊寸前」と言われながら、一般には今一つその緊迫感が伝わっていなかったように思う。きちんとした報道がされない中、言葉だけが独り歩きしてしまい、現実と違った印象を持ってしまう。

そして、この話は「コロナ」についてだけど、私たちは同じようなことが日常で起こっているのに、立場が違うだけでよくわからないまま分かったつもりになり、勝手に物事の「良し悪し」を判断してしまっているかもしれないことに気づかせてくれる。
私も「正解ではないかもしれないけれど、最善」を目指していきたい。

Posted at 2024/11/14 19:00:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読んだ本 | 日記

プロフィール

「ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて! http://cvw.jp/b/311945/48470894/
何シテル?   06/06 12:00
震災から早9年。 母が亡くなって8年、父が亡くなって7年。 そして、入退院を繰り返していた同居人が、桜の花とともに旅立ったのは2年前の春。 去年12月から...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456 789
10 11 1213 141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

あきらめニャければうまくいく 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/09/01 13:34:28

愛車一覧

スバル インプレッサ スバル インプレッサ
インプレッサの中古を白かシルバーで探していたけどなかなか決まらす、そうこうしているうちに ...
トヨタ コロナクーペ トヨタ コロナクーペ
2006年6月、走行距離30万キロを越えた。私が乗りはじめたのは4年前に免許とってからで ...
トヨタ カローラ 傷だらけのカローラ (トヨタ カローラ)
父が免許返納し乗らなくなったので。 どこから見ても「傷だらけ」 しかし、ぶつけるところは ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation