リアをCP9A化(ダブルウィシュボーン)にしてからというもの、主治医のところにあったCT9Aのシェルケースで無理やり付けていますが、リアに物をや人を乗せたりするとタイヤがインナーフェンダーに擦りまくり、もう最悪なんですよ(´Д⊂ヽ
地獄のような貯蓄生活をしてようやく新品の車高調を買うことができました
パックアールさんに相談に行き、最初は部品が単品で出るXYZにしようかと思っていましたが、不具合や事故などが多く、クレームも一切対応しないクソメーカーなのでやめたほうがいいといわれました
XYZと聞いて思い出すのは、シティハンター
依頼者がシティーハンターに依頼をするときのキーワード。
アルファベットの最後の3文字のXYZは、「もう後がない」=「助けてくれ」という意味で、カクテルの名前からきているとか。
私もまさにそんな状態パックアールさんに相談に行きました
CE9A用は、リアをCP9A化してるので付けられない
CP9A用は、フロントのアッパーマウントがCP用だと3点止めなのに、対して、CEは2点止めなので、付けられない
パックアールさんで、勧められたのは、クスコでした
クスコのスポーツS大容量「単筒式ショック」採用
街乗りからサーキット走行まで高次元で満足する
減衰力24段調整の本格的フルスペック
ラム式(倒立式)ショックアブソーバー
受注生産に来るのに1か月掛かりました
注文時に、フロントのアッパーマウントのみをCE9A用の2点止めにやつに変更してもらいました
こうゆう細かい注文で、融通が利くのは、クスコのみだそうです
テインやHKS、オーリンズなど他メーカーでは、このような注文は不可能だそうです
以前のCT9A用の短いシェルケース↓、車高調が外れるギリギリまで上にあげても指2本も入らないような車高でした
クスコのスポーツS
だいぶ、長くなりましたこれが本来の長さのようです
ストリートシリーズの上のサーキットを前提とした本格モデルがスポーツSとなります
初クスコ、初倒立式、車高調
倒立式のメリットは、乗り心地、耐久性、性能、強度など性能面では、言うことがありません
デメリットは、非常に値段が高価だということと、調整が非常にめんどくさいということです
値段は、27万しますた(・∀・)
正立式だと車高調の上に、付いてるので、ボンネット開ければできますが
倒立式だと車高調の↓に付いているので、調整がだいぶめんどうです特に、クスコの場合は
フロント、リアとも調整ダイヤルがありません
フロントの場合、タイヤを全開に切った状態で、付属の調整ダイヤルで回します
これがあまりに、小さく1度無くして焦りました(;´Д`)
ちなみに、ストリートシリーズは最初から多分一体でダイヤルとなっているので、付属していますが
私が買ったスポーツシリーズは、全部この付属ダイヤルで回します
ちなみに、オプションで、減衰力調整アダプターというのがありますが、1個2000円もします( ;∀;)
4か所、4つで8000円しました( ;∀;)
あまりに不便なので、付けましたが、他メーカーでもこんなバラ売りなのでしょうか?
取り付け時に、車高は、今と同じでロアアームが水平になるようにとお願いしたら、さすがプロぴったりでした
前後左右、車高もぴったりロアアームも水平でした
最初は、前後12段で乗ってましたが、フロントが少し硬いと思い8段に下げたらとてもいい感じです
前の車高調だと突き上げ感があり、段差などで結構来ましたが、高速道路などの細かい段差等でも突き上げ感がなく、とてもしなやかにストロークしています
パックアールさんにて足回りの事を色々聞きましたが、ガチガチの硬い脚を好むのは、30年前の人の昔の考え方の人だそうです
ランエボの場合は、フロントをストロークさせてある程度ロールさせないと曲がらないので、硬いバネレートは入れないほうがいいそうです
最近の車高調のトレンドは、少ないバネレートで、しなやかに曲がるのがトレンドだそうで、どこの車高調メーカーもバネレートが少ないのはそのためです
ちなみにですが、全日本ラリー選手権 (JRC) や世界ラリー選手権 (WRC) などで活躍する、世界の新井こと、新井 敏弘(あらい としひろ)さんの足回りを紹介します
動画2分40秒付近、バネレートは3キロだそうです
ショックの性能がいいので、バネレートは低くて問題ないそうで
WRCのラリーカーだとバネレート1キロだそうです
ちなみに、ショックが1本100万円、前後4か所400万円だそうです( ゚Д゚)ウヒョー
伸び側、縮み側、高速側、低速側など調整箇所は4か所、車が横転しても、大ジャンプしても絶対壊れないそうです
WRCラリカーの走りをご覧ください
車が、段差などで飛び跳ねず、路面に追従していることが分かります
海外製の車高調の場合、ショックの性能が悪いため、それを補うので、バネレートを高くしているのだとか
硬いバネレートの場合、サーキットや高速道路など舗装された道でしか、使えなくなります
みんなバネレートの高い人ばかりで苦戦している人が多いですが、まだフリーのころの谷口信輝、動画7分49秒あたり
バネレートは低めのF8キロ R6キロ 土屋氏とタイムもあまり変わらない素晴らしい走り
峠の魔王JSレージング、S2000 F18キロ R18キロ
動画、7分あたり、車が跳ねまくり、土屋氏も跳ねすぎてだめだと太鼓判を押すほど
峠の魔王 シビックタイプR フルノーマル足回り
動画13分37秒当たり、乗りやすい、速い、安心感がある、足を変える必要がないと土屋氏大絶賛
最近の車だと下手な車高調より、純正の足の方が(・∀・)イイ!!ようです
高いバネレート=曲がるというのは、昔の人の考え
世界最高峰のKW(カーヴェー)サスペンション
レーシングドライバー達が大絶賛
性能も最高峰ですが、値段も最高峰、CT9A用で値段が60~80万
スープラ A90 ファイナル エディション 300台限定にもこのKW(カーヴェー)サスペンションが付いてるそうです
82万のやつが標準装備だそうで( ゚Д゚)ウヒョー
話は戻りますが、私が買ったクスコスポーツS
標準バネレートは、F8キロ、R6キロ
ストリートでの乗り心地やボディへの衝撃を和らげるためアッパーには、ゴムが付いています
普段の街乗りから、通勤、サーキットまでをカバーする足だそうで私のコンセプトにはピッタリです
これより上のスポーツRになると、Sタイヤ専門でサーキットでのタイムアタック用の足でアッパーにゴムもなく
バネレートも、F11キロ、R10キロ
パックアールさん曰くむやみやたらにバネレートを上げても、車が跳ねて曲がらなくなるだけでなく、その代償は、ボディに来るとのこと
ストラット部分などに衝撃が集中し、ボディがやれてダメになる
私のような素人がいうのではなく、パックアールさんは、ラリーダートラ、ジムカーナーなど競技をしているプロの方の意見です
私の買ったクスコ スポーツS 27万円の車高調で、WRCカーの400万する足にいかに近づけるか、近場の榛名山やいろは坂で足回りの調整をしてくる予定です
低バネレートで、WRCカーのような、路面に追従するしなやかな足に挑戦(・∀・)