スパークプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
中古で購入した今のエルグランドですが、5月中にオドメーターが10キロを超えました。
夏場でエアコン稼働の影響もあると思いますが、最近燃費が酷くなり、車が重たく感じていたので、スパークプラグの交換を行いました。
朝から雨で比較的涼しかったので、思いのほか快適に作業が出来ました。
2
まずは、スパークプラグが見えるまで、ひたすらエンジンルーム内の部品を外していきます。
3
画像左側はエアクリーナーインテーク、エアクリーナーBOXからスロットルバルブ直前まで。
画像上部はワイパーアーム、ワイパーアッシー周り、ブレーキフルードタンク、パワステフルードタンク。
画像中央はエンジンカバー。
画像左側は、手前のヒューズボックス。
これらを外した状態です。
ここまでバラすのに、おおよそ1時間半。
4
カウルと助手駅側のエアクリーナー関連の部品を外すと、2,4,6番シリンダーのプラグ交換は可能です。
こちら側はダイレクトイグニッションを止めてあるボルト(10mm)も比較的簡単にアクセスできました。
ただし、75mm,150mm,200mのエクステンションをとっかえひっかえ作業しないと、ラチェットを振るスペースが無いので、その場その場で工具を組み替えながらの作業になります。
プラグの交換は普通の16mmのスパークプラグソケット(マグネットタイプ)を使用すれば問題ないのですが、こちらもエクステンションを組み替えながら、ラチェットが回せる位置での作業になります。
助手席側は、1気筒辺り5~10分で作業が出来ました。
5
新旧比較。
2番シリンダーのプラグになります。
見ての通り、今まで使用していたプラグは大分消耗していました。これでは上手く火花が飛ばない気がします。
新しいプラグは、細い電極がしっかりと有り、力強い火花を飛ばしてくれそうです。
6
1,3,5番シリンダーですが、作業スペースが狭く、色々な配管やハーネス、ハーネスステーが有るため、ダイレクトイグニッションのボルトを外す事すら一苦労です。
あらかじめ外せるハーネスやステーは外しておき作業スペースを確保します。
さらに、1番シリンダーのダイレクトイグニッションに接続されているカプラーの向きが厳しく、カプラーを外すのに一苦労しました。
1,3,5番のダイレクトイグニッションのカプラーは全て先に外して、カプラーに繋がっているハーネスごと避けて作業をすると、スペース的に楽に出来ました。
最難関の5番シリンダーは、ダイレクトイグニッションのボルトの位置が手探りになる上、ダイレクトイグニッションの自体も知恵の輪の如く色々な向きに振りながら抜き差しになります。
プラグに関しても、エステンションとユニバーサルジョイントをつぎ足し、さらにエクステンションを接続してやっとラチェットが回せる位置ができます。
イメージとしては、5番シリンダーの為のラチェットが、バッテリーの真上に30度ほどの角度で接続されます。
変な角度なうえにエクステンションで延長している為、ラチェットに上手に力が入らず、なかなかプラグを回すことが出来ませんでした。
最終手段として、ラチェットの代わりにスピナーハンドルを接続して、やっと外す事ができました。
結果として、5番シリンダーだけで1時間ほど掛かってしまいました。
運転席側の作業時間はトータル1時間半ほどになりました。
7
運転席側の作業(特に5番シリンダー)の際、奥にあるヒューズボックスが邪魔になりました。
手を回すスペース確保の為に、あらかじめボックスを止めているボルトを外して、少し左にずらしておいた方が楽になります。
8
運転席側でもう一つ。
画像中央の緑のカプラーが3番と5番の隣にあるのですが、このカプラーとそのステーがハーネスの移動に邪魔になります。
また、ダイレクトイグニッションを止めているボルトにアクセスしようとするとラチェットに当たってしまったりするので、非常に作業がしづらくなります。
このカプラーは簡単に外し、カプラーステーは10mmのボルト一本で止まっているだけなので、緩めてステーの向きを変えてあげるだけで、作業がやりやすくなります。
今回の作業時間としては、トータル4時間ほどになりました。
工具等新たに購入した物もありますが、整備に出した際の費用に比べたら、格段に安くあがりました。
さらに4時間も楽しく車を弄る事が出来たので大満足です。
あとは、交換したプラグの効果がどれくらい燃費等に戻ってくるかが楽しみです。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( エルグランド51 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク