S660を乗り初めて6年が経ちました。

最初のS660
買った当初考えたことはマフラー入れて、サス替えて、ECUチューンと思ってましたがヘルニアの手術そしてコロナで収入も減り私大生の子供が2人。トホホそんなわけで6年が経ってしまいました。
サーキットも行きましたがブレーキのみ変更、エンドレスのMX72は凄かった。
車も前のαの走行距離が伸びたのでモデューロXに乗り換えました。モデューロならECUチューンだけでメーカーの作りたかったS660を理解できると思ったからです。作り手と乗り手の会話が沢山できそうです。αも悪くはないですが味付けはご自身でという感じです。ベータはいじくる事前提ですね。
話が脱線しますけどヨーロッパ車は作り手の気持ちがわかりやすくそこが日本車との大きな違いのような気がします。買う人も 速さ 乗り心地 刺激 取り回し 優雅さ 安全など 競争が激しいためにメーカーごとに個性に特化しないと生き残れなかったのでしょう。
日本車の場合多少の強みがあっても一社が全種類作る。欧州のクルマと同じ性能以上(数値的に)を安価に作る事を特化しているとも感じる。スズキ ダイハツのようなメーカーもあるが。
S660については本来はここはこう作り売りたかったですが法律(自主規制)やコストのことを考えるとこうなってます。みたいな会話です。
モデューロⅩの完成度は流石で後期型というのもありエンジン音もチャカチャカしていないし乗り心地も良く上下の揺り返しもすぐ収まるしエンジンは吹け上がりがとてもスムーズで前オーナーがチューニングされているのかも?と思ったくらいです。ブレーキタッチも改善されておりドイツ車の踏んだ分だけ速度が落ちるあの感じです。
憶測になりますがピストンのバランスなども手が入っていると感じます。メーカーはこれらを公表するとベータやアルファを購入した人から部品の注文が殺到するので公表しないのかもなと感じています。土屋圭市さんは知っているなきっと。
オートスポイラーのガーニーフラップも土屋さんは150kmくらいで効くとか話していた気がする。ノーマルでは不要じゃんって話。
そんな訳で本当の能力を知りたく64PSの封印を解除してあげたいと思います。ちなみにカスタム―データは色々な呼び方があるらしくフェーズ3やパワーライターと呼ぶ人もいますが同じです。HKSのフラッシュエディター(ROM書換え装置)はフェーズ1と2(リミッターカットと少しパワーUP)が標準で入っていてパワーライターは各お店ごとに違うのでご自身で依頼して入れてくださいという感じです。
44Gさんの詳しい説明

プラグも替えてハイオク仕様に
ちなみに44G(ヨンヨンジー)はS660のチューニングを得意とする三重県にあるお店です。
そう44Gのデータを送ってもらうまではHKSのフラッシュエディターはフェーズ2からノーマルに戻して走ってましたが「あれ今どっちだっけ」と言うくらい差は少ないです。正確に言えば吹け上がり立ち上がりが多少スムーズでリミッターカットされている位の違いです。
ではいよいよ出発 ブースト圧は最大0.9キロがノーマルに対してカスタムデータでは1.28キロになるとの事です。(出力は無公表)
最初に44Gのデータをイストール後、1速で走りだした瞬間、期待しすぎていた分、あまり変わらない?と感じました。少し元気になったかな?くらいの感じです。もともとマフラーとエアクリは変えてあったのでブローオフバルプ音も同じです。
慣れてきて広い道路でアクセルを踏みつけるとあきらかに太いトルクを感じます。排気量的には660CC〜900CC位になった感じ。
特にシフトダウンしてアクセルを踏んだ時の後ろから蹴られる感じは過去とは別物になりました。ただ2000CCのターボなどのシートに押し付けられるようなというまではいきません。
グンと言う感じより一瞬ためらってグォーって感じです。このためらいはダウンサウジングしてもどうしても無くならないのでしょうね。燃費と引き換えかな。それとも電スロだからかな?
改善する為にいろいろなパーツも出ているようですがこれは特性なので受け入れたいと思います。
またワイディング道路ではタイヤ交換とも相まってすばらしい立ち上がりを感じられるようになりました。VSA(横滑り防止)を切っての登りの立ち上がりはズルズルとハマりそうです。
タコメーター的には今まで6500回転で頭打ちでシフトUPしていく感じ、今度は7000回転までスムーズに上昇していき7500回転までトルクが保っている感じです。昔のNAツインカムエンジンという感じ、音もギュイーンと唸ります。
ただ残念なのはターボ車は回転落ちがゆっくりでヒールアンドトゥーの回転合わせの楽しみが少ない事ですね。
おおよそ200Kmくらいツーリングしましたが燃費もハイオクになっているのでリッター当たり1.5キロ位上がったようでアベレージ21kmを指すようになりました。
また44Gのパワーライター(フェーズ3)を体感するとHKSの100psキットに変える方やSA浜松のインタークーラー交換&現車合わせで90ps狙い、普段は燃費走行のシーカーなどを好む方がいるのがわかる気がしました。ようするに求め方使い方次第ということです。わたしはすぐ戻せ負担が少ないことを重点を置いてます。ただ軽のエンジンって壊れても60万円位なのであまり心配無用とも言えそうです。
<結論>
一言でまとめると
「このクルマに対するストレスがやっと無くなった。」
です。
パワーは20psUP前後なので、あっと驚くことはありませんが安全で楽しく、燃費も良く、故障の心配もほぼなく、2分でノーマルに戻せて、コーナーはアメンボのようにスイスイ曲がり、晴れた日には屋根を開け太陽と風を感じ、80、90年代の音楽をJBLスピーカーで聴きながら美味しい食べ物を探して楽しむ。
つまり、自分にとってクルマの楽しみ方とは「自由になる」という気持ちになれること。
ブログの表題である「みつびんのスニーカー」なのです。今はルナ・サンダル
ただあまりにも気持ちが良すぎて走行距離が延びてしまうという問題を抱えています。10ケ月で9000キロも走ってしまった。
あとはポジションの問題、やはり座面の傾きが強いので腹筋が疲れますから疲れている時は乗れない。
なので安いクルマを増車予定です。
ご購読ありがとうございました。
おまけの動画 伊東彩のほんのり昭和回顧
GOROが好きだった方は
こちら 可愛かずみさんがかわいい
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/04/16 14:48:43