
さてドライバーの皆様、来る6/19の24時ジャストを持ちまして“高速道路1000円”は終了しますがこの週末のご予定はいかがですかな?
そんな私もそれに照準を定めて計画していたこと。
“東海北陸3大ダムツアー+α”
事の発端はりっちぃさんの立ち上げた新たなブログカテゴリー「ダム訪問」に触発されてw
これは俺もやらなくては!と思い立つ。(パクリ企画)
今まで紀伊半島メインにかなり酷道を走ってきたが山奥といえばダムがつきもの。
池原を筆頭に坂本・津風呂・大滝・大迫・合川風屋七色…
いろいろ見てきたがそろそろここいらでもっと大きなものをと思って地図を見ると東海北陸地方まで行けばデケエのがあるじゃんw
徳山、九頭竜、御母衣と三つも。
どうせ遠出するなら一気に行って見るか…
こうして5月に企画・立案はしてみた。
当初は車中泊を含めたゆったり2日がかりの企画。
が、なかなか週末休み(高速道路使いたい)の調整が付かない。
やはりPerfumeのライブ以外では狡猾&強引な休日取得作戦は使えない。やりすぎるとまずいしw
しかも途中ルートに組み込んだ林道がまだこの時点で冬季閉鎖中。
そうこうしている内に6月になって高速1000円打ち切り&梅雨入り。
天候まで悪くなってますます計画実行が遠のく…
そして今週末だが土曜日は何とかなったが2連休は無理。
だが天気予報は思わしくない。酷な道も走る計画だがまだ命も惜しいので悪天候は避けたい。
(悪天候マニアの顔は酷道では危険なので封印してます)
こうなったら高速1000円は捨てるべし!そして天気のいい昨日、この計画を日帰り強行で実行してきました。
深夜3:00起床。
いつものことながら俺の遠出は深夜起床出発がデフォルト設定。渋滞は嫌なのでw
眠気覚ましにシャワーで身を清め準備をして出発。
近畿道を経て名神高速京都東ICで下車。深夜割引活用&往路の高速道路走行を短めにして帰りの高速代&ガス代をこれに充当させる。
まあまだ早朝なので一般道で琵琶湖西岸を北上してもそれほど時間はかからないだろうという目論見どおり順調なペースを刻む。
7:30頃徳山ダムに到着。
だが早すぎてダムに近づけない大ミスorz
諸施設が全部まだ閉まっていた…
のっけから大きな課題を残してしまった。
凄い消化不良だが時間は少ないので適当に切り上げて冠山林道超えで福井県に突入。
この2日前にようやく冬季閉鎖が解けて通れるようになったこの林道はほぼ全道1車線以下&断崖絶壁&ガードレールカーブミラー無しというミラクルダイブ即ち死亡率100%という道。
まあ林道だから整備されて無くて当たり前なんだが…
スリリングな林道→普通の国道を走破して10:40頃九頭竜ダム付近に到着。
ここで1度目の給油。都市部ならともかく奥飛騨の山中はスタンドがあるかもわからないのでまだ余裕はあったがガス欠対策。
そしてローカル線&九頭竜ダム散策。
ダム本体もまあまあ見れたがここの資料館の映像が面白かった。
いわゆるダム工事の映像なのだがこれが素晴らしい昭和クオリティ。
今時の子供の社会見学に使えそうなソフトなものではなく凄いドキュメンタリー映像。
解像度のやたら低いカラー映像、迫力あるおっさんのナレーション、何故か普通に国道を走ってる30トンダンプの車列、昔ながらのボンネットトラック、ダンプ、乗用車、ダイナマイトというより米軍の1トン爆弾使ってるかの様な大規模発破作業、そして昔の住民ののどかな生活風景…ともうテレビに釘付け。
正直このビデオ売って欲しい位である。
九頭竜ダム資料館で楽しんだ後ダム湖を眺めながら弁当を食べる。
地面に羽アリが微妙に多いのが難点だったがいいロケーションでの食事はウマー。
その後油坂峠道路、R156経由で御母衣ダムへ。
地図や空撮画像で見るとこのダムは他二つが放射状に湖が広がっているのに対してこちらはダム湖が直線状になっている。
しかもダムサイトの道路はトンネルやカーブがやや少なめなので眺めがいい(勿論脇見は注意でw)
ダム本体から見てもかなり遠くのほうまで水面が見える。
大きさ的には徳山ダム最強だが個人的にはこの御母衣ダムの方が景色はいい様な気がした。
更に北上を続けて最後は白川郷へ。
世界遺産とあって平日でも観光客がわんさか。
土産物屋もあちこちにある。というかありすぎるくらい。
正直それが気に入らない。なんか商業主義化しすぎて求めていたものと違う。
なんかこう集落というからにはもっと田舎チックで昔ながらのものを見たかったんだが基本的にそれは建物だけ。
わらぶき屋根の下にBSのアンテナがどーんと付いてる様は違和感が…
まあ現地で生活を営んでる人からしたら平成の世の中ちょっと位生活水準アップさせて何が悪いんだ馬鹿!って怒られるだろうけどw
正直俺のばあちゃん(すでに故人)の某県の田舎の集落のほうがよっぽどしなびていい味を出していると思う。
白川郷を出ようという時には日は暮れ、観光バスや定期バスも最終便はとっくに出てしまい、駐車場にも車は3台(1台は自分)、人も全くいなくなってしまった。
ひょっとしたら観光客がいなくなって喧騒感が消えたこっからが自分の求めていた田舎の生活風景がありそう…だと思ったのだがさすがに夜間だと不審者に間違えられてもおかしくないので大人しく帰宅することにした。
少しR156を帰って東海北陸道荘川ICから一路大阪へ。
一度目の給油が早かったせいか京都まではいけそうだったが大阪(自宅)まではガスが持たなさそうだったので草津PAで2度目の給油。
この日の名神は何故かよく空いていたので白川郷から自宅まで4時間強で到着。
この日の総走行距離はタイトルの数字。
復路の時間的には広島→大阪よりは若干早かったかな?
とはいえ2日の行程を日帰りに凝縮したので疲れました…
またこの後フォトギャラリーやってみたいと思います。
Posted at 2011/06/16 19:53:47 | |
遠出・旅行 | 日記