エアコンフィルターの交換(作業ポイント付き)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今日は会社が休業日となったので、エアコンフィルターの交換作業をしました。
k12のマーチは、何かと交換が大変だという情報が多いですが、コツさえ解ればちょっとめんどくさいレベルでしかないと思います。
また、僕のマーチは後期型であり、中期以前の車両との違いもお見せ出きればと思います。フィルター交換は、いろんな方がアップされているので、要領を絞った解説としたいと思います。
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ポイントその1
「樹脂パーツを割らない。」
フィルター交換するには、グローブボックスを取り外ししなきゃいけないのですが、その取り付けヒンジのピンが柔らかい樹脂製なので、折ってしまいやすいです。 一応、ツマミみたいな、指で引き抜く形にはなっていますが…
僕は、裏側から左手を入れて指でピンを押し、右手でピンを引き抜くやり方をしています。 真っ直ぐ引き抜かないと、L字の形状なので無理な力がかかり、疲労で折れてしまいます。
(写真では解りやすくするため、すでにグローブボックスのフタを取り外ししてあります)
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次に…
ピンが途中まで抜けてきてスペースが出来たら、マイナスドライバーをあてがい、真っ直ぐ引き抜抜きます。 この方法なら、樹脂製のヒンジのピンを傷めにくいと思います。
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ポイントその2
「後期ではグローブボックスのケースの取り出し方が若干異なる」
後期とそれ以前の車両でちょっと気になった点を紹介しますね。
後期型以前だと、グローブボックスのケースを取り外す際、フタを外した後、中にワイヤーのようなものがあって、指で抜いていたようなんですが、後期型ではそれがありません。
写真ように、蜂の巣形状のスペーサー??のようなものが存在しています。
後期型では、このスペーサーが引っ掛かってしまうので、外さなければケースを取り出すことが出来ません。
写真をよく見ると、ツメが2ヶ所あります。
フタの穴からでは外す事が出来ないので、下から裏側へ手を入れて、ツメを外す必要があります。
このスペーサー…
なんのために存在しているのかは、ちょっと解りません。
多分、グローブボックス容量を大きくしたために、重量増大に対処するためのぐらつき防止なのかな? 前期型では、別途、車検証入れのトレーなどもありましたしね。
ちょっと謎のパーツです。
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グローブボックスのケースを取り外すと、こんな状態になります。 エバポレーターに向かうエアコン配管や、ルーバーの針金パーツが非常に邪魔に見えますね。
ポイントその3
「問題解決は、まず邪魔なものを排除してシンプルに」
このままフィルターを取り外しても良いのですが、やりにくくてイライラしてしまうと思うので、足元への送風口を取り外してしまいましょう。 ビス2本だけで留まっているので、さほど手間ではないですよ。
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これが、取り外した足元への送風口。
これを取り外せると作業性がアップしますよ。
フィルターを取り外すのに、まだ邪魔になっている針金のパーツは、実はくるっと上に回転させる事が出来るので、さらにフィルターを取り外しやすくなります。
足元への送風口を取り外すことがポイントなんですね。
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針金パーツをくるっと上に回転させても、エアコン配管だけは移動させたりは出来ません。 これだけはどうしようもないです。
フィルターをセットさせるケースの形も、何でフィルターより挿入口が狭いんだろう?って、疑問に思います。
まぁ、それはアフターパーツメーカーさんも理解しているようで、フィルターの枠が一部欠いている形に作ってくれているおかげで交換作業を若干楽にしているのでしょう。
フィルターをセットするには、写真のように斜めに差し入れ、上側を先に挿入口に入れていくと、すんなりセット出来ると思います。
奥まで挿入すると、カチッとした感触があるので判ると思いますよ。
あとは逆手順で元に戻していく事になります。
今回の作業でいくつかポイントをあげて解説してきましたが、参考にしてみて下さい。
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