カーオーディオ用のルームチューニング材(小さな吸音材)を買ったので、どうしようかなと思っているのですが、まずは現状について把握したく。
(この寒いのに)窓(4枚)を全開したときの車内の音がどうなるかの測定をしてみました。
まずはスペクトログラム。
〇LEFTチャンネル
窓クローズ
窓オープン
予想に反して中高域の反射(残響?)はあまり変わらず。
30Hzが共鳴しているっぽく、音が残っている。
〇RIGHTチャンネル
窓クローズ
窓オープン
低域についてはLEFTチャンネルと同じ傾向。
中域以上について、窓を開けると反射(残響)が明らかに減っているように見える。
中低域100~300Hz付近の出方もずいぶん違っている様子。
次に周波数特性。
〇LEFTチャンネル
窓クローズ
窓オープン
30Hzが大きくなり、20Hzは下がっている。
〇RIGHTチャンネル
窓クローズ
130Hzにディップがある。
窓クローズ
30Hz以下はLEFTチャンネルと同様。
80Hz~200Hz付近の音の出方が違う。
まとめ
・RIGHTチャンネルの中高域は窓の影響を多く受けているっぽいが、LEFTチャンネルはそれほど変化が出なかった
(窓に吸音材を貼ることはできないことを考えると、吸音材がもし効くとすればLEFTチャンネルのほうに効くかも知れない)
・右ドアスピーカーの130Hzディップは平行面(左ドア)での反射の影響に寄る可能性が高そうだ
・窓を開けると、意外にもサブウーファーへの影響が大きかった。空間を開けるほうが共鳴は減りそうなイメージだったけれど、今回は逆の結果になっている。
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Posted at
2024/02/25 22:36:03