
「オイル比較表見たけど数字の見方がわからん」という感想をいただいたので、
僕なりの見方をざっくり紹介👍
先ずはメーカー純正を基準として見てみましょう!
※スズキのオイルは表にのってないので、トヨタ純正でみていきます。
※こいつが超優秀🫢
トヨタ純正 キヤッスル 0W-20
35.0
8.38
229
全合成油
数字の上から動粘度(40℃)、動粘度(100℃)、粘度指数です。
動粘度は簡単に言うと数値が高いほどドロドロしていることを表します。
粘度指数は動粘度の温度による変化が小さいほどだいたい数値が高くなります。
こいつを基準に、
よくDIYオイル交換で使用されているオイルを比較してみましょう!
castrol EDGE 0W-20
45.0
8.6
170
Full Synthetic
純正オイルと比べて、動粘度(40℃)の数値が高いですね。
粘度指数は動粘度の変化が大きくなった分数値が低くなりました。
動粘度(40℃)が高いということは、
エンジン始動時の負荷が大きいので、
ちょい乗りが多いユーザーでは燃費が落ちてしまうかもしれませんね。
次に、
動粘度(40℃)が純正と近い数値のオイルをみてみましょう!
LOVCA ECO-DRIVE 0W-16
36.0
7.1
224
100%全合成油(VHVI)
粘度指数が高いので、さほど差はないですが、
今度は動粘度(100℃)が少しの低いですね。
長時間高負荷走行は難しいかもしれません。
そもそも0W-20じゃなくなっている(゚∀゚)!
※ちなみに、VHVIは鉱物油に水素化精製という処理を行ったということです。
という感じで、
普段遣い程度なら誤差の範囲かもですが、
塵積で燃費や性能に関わってくる気がしますね。
オイルの性能は、これらの数値では見えない、耐摩耗性だったり洗浄能力だったり色々あるので、
あくまで参考程度に考えてください。
ここまでは、
オイルをそのまま使う想定でしたが、
添加剤とか好きで使用するとなるとどうでしょう。
添加剤の多くは追加すると、基本的には動粘度の数値は低くなるはずです。
※増粘剤は逆に数値が高くなるものになります。
添加剤が好きな方や、
高負荷、シビアコンディションの方はそれを見越して動粘度が高めを選ぶこともあると思います。
僕もそのへんを考慮して、次のオイルを使用しています。
TOYOTA GR MOTOR OIL Touring 0W-30
33.1
9.9
307
高性能全合成油
動粘度(40℃)は純正より低いので、
かなり燃費には効果がありそうですが、
動粘度(100℃)は少し高い値になっています。
粘度指数なんか信じられないくらい高い値が(・o・)
DIYオイル交換で、ちょっと冒険してみたいときに参考にしてみてください👍
↓オイル比較表
https://tanupon2000.com/oillist
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Posted at
2024/09/01 15:20:01