ヘッドライトレンズ交換(前期ハロゲン→前期HID)
1
昨年末に中古で買った我が家のらっくん、ハロゲンランプをHIDに交換したく、H4(Hi/Low切替式)のHIDユニットを購入し、取り付けました。
ところが、グレア光(乱反射)がひどく、交通標識がものすごく反射したり、対向車や前方車に迷惑をかけていました。何度も何度もレンズやバーナーの調整をしたのですが、結局グレア光には勝てず、H4タイプのHIDはあきらめざるを得ませんでした。
それでもHIDへの夢が捨てきれず、レンズ自体をHIDタイプの物へ交換を考え、早速ヤフオクで購入しました。Low側はHID、High側はハロゲンで、HID専用設計のためグレア光の問題はクリアできそうで、期待大です。
後期のレンズであればもっといいのでしょうが、家計を省みず突っ走るには、チキンな私には前期のレンズが精一杯でした。
2
ヤフオクでレンズを2つ購入したのですが、足りない部品が以下のとおり何点かあり早速調達。
①裏側の円形のフタ
②Highビーム側の、バルブ固定の針金(外れ易いようです)
③バラストとバーナー
早速ディーラーで品番を確認しました。
①81135-52620 610円
②個別の部品としては販売せず
③81107-52680
②については、何とか加工して固定することとします。
③については、バーナーとバラストを新品で購入すると、とんでもない金額になるため断念。バーナーとバラストは再度、ヤフオクで調達です。
3
バラストをヤフオクで細かく見ていくと、小糸製の「KDLT003」という製品番号のバラストが形が似ているので、さっそくポチってみました。部品番号は、車種によってバラバラですので、「KDLT003」を頼りに探す必要があります。
ちなみに、バーナーはD4C(D4R・D4S兼用)6000Kを新品で購入しました。
4
さて、いよいよハロゲンレンズを、HIDレンズに載せかえます。
その際、光軸調整用のレベライザ(モーター?)を移植します。レベライザ自体は、ハロゲンレンズ用も、HIDレンズ用も同じものです。左右のどちらかにひねれば、はずすことができます。
「ポン付け」できるのですが・・・、うまくハマりません。凹凸にはめ込むのですが、反射板が動いてしまうため、簡単にはハマらないのです。バルブの穴に、親指を入れて手前に引きつつ反射板が動かないようにします、そして凹凸にあわせレベライザーをはめ込みます。
文字では説明しにくいですが、格闘すればいつか必ずハマります。
5
HIDレンズについているコネクタは、ハロゲンレンズのコネクタとは別物で、そのままはめることが出来ません。
そこで、(いつでもハロゲンに後戻りできるよう)HID側の配線を切断し、「H4コネクターカプラー(ヤフオクで700円程度)」を取り付けました。
配線が全部で4本あったため、①ハイビーム+、②HIDバラスト+、③共通アース、④ポジションランプ+だと思っていました。①~③をH4カプラに取り付け、いよいよ点灯テストです。と こ ろ が・・・、どの端子にどれを結線しても、正常な動作になりません。「HIDのみ点灯」、「ハイビームのみ点灯」、とテスターで当たりながら試してもまったくうまくいきません。
私の知識不足だったのですが、「マイナスコントロール車」であるため、まともな動作をしないそうです。マイナスコントロールのままだと、極性のあるHIDバラストが動作しないのでしょうか、理屈は良くわかりません。テスターで当たっていると、Lowスイッチオンの状態と、Highスイッチオンの状態で、示す数値がまったく違いました。極性も違うのか?
「+と-で豆電球が光る」という知識だけでは、マイナスコントロール車はダメなようです。
6
そこで、わけが解らない「マイナスコントロール」の壁を何とかするため、リレーハーネスなるものを購入しました。バッテリー直でH4カプラに電源を供給するという商品です。
マイナスコントロールがなんだか解らなかったのですが、とりあえずリレーをはさめば、Low/Highスイッチに連動し、決められた端子に、決められた電源が供給されるはずです。「+と-で豆電球が光る」という知識で、対応が可能と考えました。
購入した商品は、サンヨーテクニカ「30%光量UPリレーハーネス GT-5000 H4 Hi/Lo」です。3000円弱でした。”30%光量アップ”とは目的が違いますが、とりあえず必要な動作が得られそうです。
7
リレーハーネスを取り付けましたが、助手席側はスペースが少なく、とても配置に困ります。画像のとおり、ぐちゃぐちゃです。
そして、テスターで電圧を確認したところ、こちらが期待したとおり、「+と-で豆電球が光る」という知識で対応が可能な状況となりました。
最後に、ポジションランプの結線を行います。5で余った一本の線がポジションランプの電源です。これも既存のカプラに取り付けますが、車側の配線は極力傷を付けたくなかったので、「半球型T10ウェッジベース」を購入しカプラに結線しました。
8
いよいよ、点灯式。まったく問題なく動作しました。
グレア光もまったくありません。胸を張って走行できます。
今回の作業の感想としては、「グレア光」と「マイナスコントロール」は理解できないなぁ、ということです。とりあえず、これで完成しましたので、良しとしました。
※完成しましたので、ページを更新しました。施工前の質問させていただいた段階でご声援をいただきました皆様、どうもありがとうございました。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク