はい皆様 お久しぶりです。化け猫です。
ナニシテルを見てビックリした方もいらっしゃるでしょうが、この2週間ほど、本気で警察署の留置場にいました。
何らかの記事を書くための取材などでは決してありません。
結審前なので罪状含めて詳細一才公表できませんが、不徳の結果が他所様にご迷惑をおかけする直前まで行ってしまいましたので、全てを最小範囲におさめるべく
自首→逮捕→勾留→起訴
と一式進行しました。
一才誇張なく完璧な前科一犯です。
本来であればブログなんかに書くとフォロー頂いてる方にあらぬ不評を招くかもしれないのですが、ごめんなさい、前身が軽く物書き入ってる性で自分の体験をどうしても書いてしまいたいエゴ猫なのです。
なので、こちらの前書きを読んで関与したくないなと思われましたらフォロー解除頂ければと思います。
ほんの僅かに釈明させていただくと、決して人を騙したり傷つけると言うことはしておりません。
さて、先述の通り。
事件に関しては一才載せるわけにはいかないのと、機密に関わる内容が書けないのでぼかしぼかし、万一逮捕されたらこうなるからね?
って言う留置場の実態を書いてみたいと思います。
あ、今回大変警察の方にはプラスベクトルで助けて頂きましたので、警察批判とか絶対しません。
■逮捕のその前に
私の場合自首ということで、まず認知に問題のある人の狂言でないことを証明するために、申告した事実を確定する証拠の検査が行われました。
また、関連する証拠の捜査のため、任意で自宅の捜査が行われます。
結果、取得した証拠を私の指差しを含めて写真撮影、これまた警察署に移送、事実関係を写真と並列して証言し、緊急逮捕となりました。
ここで緊急と言ってますが、現行犯でなく自首での逮捕の場合、警察が捜査の結果逮捕したわけではないので必ず「緊急」逮捕となるらしいです。
自首した上に全て整合性のある証拠、自白内容であったため、両手ブレスレットもスムーズにつけてもらいました。
もちろん一才暴力や恫喝などなく、一個の人間として尊厳ある扱いをしてくれます。
■逮捕前ワンポイントアドバイス
逮捕のタイミングを選べるなら、絶対に最低限コンビニのATMで引き出せる上限額をローソン、ファミマ、セブンなど最低3店舗で限度一杯引き出して、キャッシュカードと一緒に信頼できる家族などに渡しておきましょう。
銀行口座が事件に関連すると判断されると、口座が凍結される可能性があり、後述する(その2以降になるかも知れませんが)保釈金の支払いに差し支える可能性があります。
また、留置場内でも自弁購入という買い物ができるので、財布の中に最低一万円は入れて持ってる状態で出頭しましょう。
仮に自首の直前であっても職場には必ず正直に事実を申し出ておきましょう。退職は免れないと思いますが、退職するにしても扱いがさっぱり違います。最悪の場合職場から損害賠償請求されますからね。
■留置場へ
さて、警察署では私を逮捕した捜査部署と留置場を管理する部署は完全に別部門です。
分厚い扉で仕切られた向こう側に入ると腰縄ごと留置場の人に引き渡しされます。
その際、着ているもの、財布、スマホ、車の鍵などは預けとなり、先述した証拠品などは基本的に所有権放棄の書類を記入して警察署に譲渡することになります。
自弁購入費用を含め、財布の中身はポイントカード一枚に至るまで並列に並べられ、記入され、預かり書類に記入して預けます。
以降、釈放の時までこれらの物品は自分で触ることはできません。
宅下げという手続きをすれば事件に関係ない、証拠隠滅に利用されないという確定が取れれば、弁護士に引き渡しすることができます。
そして着替えです。
まじで留置場担当二名以上の前で全裸になって留置場専用の下着、トレーナー、ズボンのセットに着替えます。この時身長体重も測り写真撮影されます。
あ、私いつの間にか標準体重になってたのね。
トレーナー、ズボンには特殊な蛍光塗料が噴霧されており、脱走しても即秒で捕まります。
この時尻穴や下の皮の中に針金入れて脱走企てる奴がいるのでマジで留置場担当に命の全てを曝け出すことになります。みんな、犯罪やるならマジで覚悟しろ。てかすんな。
これ以降、私は外界連絡手段はこの後決まる担当弁護士との接見要求以外一才なくなります。
親兄弟であろうと電話連絡すらできません。
よく漫画で俺は弁護士なしで全部やるぜ!って描写ありますが、法曹の人間であろうと原則不可能です。やってもメリットとデメリットが釣り合いません。無駄に勾留期間延びるだけです。
また、留置場には当然、先輩留置者がいます。
地方により人数は違うと思いますが、釈放の後に知り得た罪状と氏名で留置者間脅迫などできないよう、これ以降は番号で呼ばれます。
私の番号は仮に99としておきます。
私は自首したのが日付変更直前だったこともあり、居室に入れられて即就寝となりました。
■居室と入退室前検査
居室は2畳の部屋で、下はフローリングではないにしろ決して柔らかくはない床紙マットです。
居室の奥には普通のマンションサイズのトイレがついており、部屋によって和式も有れば洋式もありました。
当然洋式には音姫なんてついてませんしそれどころか便座もない金属製便器です。水洗ではあるし毎日自分で掃除することになるので衛生問題はありませんが、多分自首があと一月遅かったら大の度に悲鳴をあげることになる冷たさでした。
みんな、まじで犯罪は割に合わんぞ。俺は色々事情があったにせよ二度とやらない。
留置場内では勾留者同士での会話は厳禁です。
通路上のすれ違いですら、担当官同士がサイレンを鳴らして「入場!」「退場!」を申告し、極力留置者同士の接触が起きないようにされます。
そして居室を出入りする時はトレーナーの上からガッツリ弄られる触診と、金属探知機の全身検査、両手の裏表の提示検査、口の中になんか隠してないかの目視、両足の裏まで見てから入退室となります。
完全に脱出不能です。諦めろ試合終了だ。
そしてお布団。
腰痛持ちの人には完全拷問仕様の煎餅布団です。
掛け布団は中身が寄り切って球形になってます。
枕が枕の機能を果たせないペッタン具合です。
カバーは洗濯されていますがそれらの中綿は益荒男どもの汗汁を吸いに吸っており、アークエネミークラスの臭気を孕んでいます。
まじでこの点は人権侵害に当たるんじゃないかと思うレベルですが、まぁ法に抵触するってことは最低の最低レベルの扱いしか受けられないってことです。
この日から2週間、私の留置場生活が始まりました。
また明日以降更新するその2に続きます。
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2021/10/19 00:50:04