マセラティ カムシンに座ってみました☆
投稿日 : 2014年02月11日
1
広島県福山市に、
写真撮り放題+座り放題で有名な、
福山時計自動車博物館があります。
なんと、
マセラティ カムシンが登場しました!
2
この車の一角だけ、雰囲気が違います。
カムシンは、他の展示車よりもずっと後、
スーパーカーブーム当時の車。
デザインはガンディーニで、
車体寸法は4400×1804×1140㎜。
ケンメリ2ドアと長さは同じくらいで、
極端に幅広で、車高は激しく低いのです。
助手席との距離がかなり遠いこと、
分かりますでしょうか。
3
ホイールもカンパニョーロ。
まだ70年代の車であるためか、
タイヤはおとなしいサイズでした。
いえ、むしろ今の車のタイヤが
大きすぎるのかもしれません。
4
思わぬ場所に、思わぬ車。
さっそくドアを開けてみます。
こんな車に自由に座れるのは、
ここ、福山時計自動車博物館
ならではの魅力です。
5
座った瞬間に視界に入る、メーター類。
クロノグラフを連想させるデザインです。
メーターの数が”多ければえらい”という
70年代文法にのっとり、
センタークラスターまで並びます。
ステアリングコラムは伸びませんが、
チルト機能は備わっています。
6
シート自体の大きさは現在でも通用し、
大柄なイタリア人男性を意識してか、
スライド量はかなり広くとってあります。
かなり車高が低い車にもかかわらず、
頭上はそこそこ空間があり、
視界も見た目から想像するより良好です。
フロアトンネルは高いものの、
デザインがすっきりまとめられており、
グランツーリスモ気分を味わえます。
7
フロントシートの後ろに見える黒い棒、
これが、リヤシートバック上部。
バックレストは角度が直角、座面は
ケーキ屋の袋を置くのが精一杯…。
あくまでも二人用の車なのです。
ラゲッジには一泊旅行程度の荷物は
楽々積めます。
8
カムシンはアラビア語で、大意は、
春季にサハラからエジプトへ吹く、
砂埃を伴う強い熱風という意味。
さすがに経年劣化は感じるものの、
往時のすごさを体感したい方は、
福山まで足を運んでみるのも、
よいかもしれません。
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