ラジエーター洗浄&冷却水YBC603注入
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
納車してからなんとなく気にはなっていた冷却水、水温が高いわけでもなかったのでぶっちゃけ手つけなくてもよかったのですが、この時の私はイキリ走り屋だったので、調子に乗ってモンスタースポーツの黄色い冷却水「YBC603」を注入しました。希釈使用タイプなのですが、Keiワークスだと大体原液は1Lで十分そうです。
必要な物は
・油圧ジャッキとスタンド(ウマ)
・漏斗
・ガムテープ
・ラジエーター洗浄剤
・3、4Lくらいの受け皿
・新しい冷却液
・ホース
・水道
・大量の新聞紙
・ゴミ袋
まずはジャッキアップします。Keiワークスは元々車高が高くそのままでも十分作業可能ですが一応上げます。
車体前面下方中央のあたりに蓋がされているので、引き出しを開ける要領でぶち開けます。出っ張っているところが多分ジャッキアップポイントです。
2
手持ちのジャッキでは最大まで上げても左右のジャッキアップポイントが大して上がらなかったのでウマが噛ませられず、仕方ないので牽引フックかけるところにセットしました。ウマを蹴ってもみましたがちゃんと車重が乗っており、車側も変形等みられなかったので、ここで上げるのもアリかと思いました。
3
ラジエーターの真下あたりにドレンコックがあります。エンジンを止めてしばらく待ち充分に冷えていると思えたら緩めはじめてください。
4
全量抜きます。最初はチョロチョロっと出てしばらくすると急にドバーっと出るようになります。(エンジンが熱いとこの時熱湯が出る)
ドレンコックは回し過ぎると外れて受け皿の中に落ちてしまうので、焦らず抜きましょう。
なんか思ったより汚れてなかったので拍子抜けですが、抜いてしまったものは仕方がないので続けます。
この廃液は新聞紙に吸わせてゴミ袋にまとめて捨てました
5
元々の冷却液が十分に抜けたらドレンコックを元通り閉め、ラジエーター洗浄剤をラジエーターキャップから全量注入します。
その後水道水を溢れるくらいまで流し込み、ラジエーターキャップを閉めてエンジンを始動、ヒーターを全開にして3、40分くらいほったらかして洗浄剤を循環させた後、エンジンを冷やしてから(ここ重要で時間がかかる要因)またドレンコックを緩めて全量抜きます。
6
元々の冷却液の色は緑だったようで、洗浄剤の色は爽やかな青色です。洗浄剤ぶち込んだ割に全然汚れていません。
とはいえ異なる種類の冷却液を混ぜてしまうと故障につながるので、どのみちすすぎが必要です。
この後は
ラジエーター内を水道水で満たす
↓
エンジンを始動、ヒーター全開で3、40分アイドリング、中の水を循環させる。
↓
エンジンを止めて十分冷えるのを待つ。
↓
ドレンコックを緩めて水を抜く
この工程をラジエーターからの水が完全に澄むまでひらすら繰り返します。
7
嫌になるほどすすぎをやったらやっと新しい冷却液をぶち込む段階です。
まず漏斗をラジエーターキャップにガムテで固定します。先に書いておきますが普通に隙間から零れました。両手で抑えてもほとんど意味を成さないです。多分このおかげで配合率大分変ったと思う。
素直に専用の漏斗買った方がいい(自戒)
8
黄色というより黄緑の蛍光色なYBC603、1Lまるまるぶち込んで後は水道水を流し込みます。
ここからはエア抜きです。
漏斗に水が残るぐらい水道水を入れてエンジンをかけ、さきほどと同じようにヒーター全開でアイドリングさせます。(途中から漏斗外したのでそれ以降はラジエーターキャップ口のギリギリまで水をいれてました。)
エンジン内の温度が上がってサーモスタットが開き、ラジエーターの冷却水が循環する事で冷却水内の空気をラジエターキャップ口から出していくんですね。
ごぼ……ごぼ……と空気が抜けていき、抜けた空気の分水がさらに入っていくのがわかると思います。
減ったら上から水道水を補充……抜けたら補充……を繰り返していきます。なんならアクセル開けて循環を促進させましょう。
もうこれ以上抜けないなと判断できるくらいごぼごぼが大人しくなったらキャップを閉めて終了です。あまりエンジン内に冷却液をこぼすと大分長いこと匂いが落ちません。スマートにやりたきゃ専用の漏斗使え(自戒)
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