朝陽に向かって

極東地区の電車が走る
　もとは東京都内の地下を仲間とともに長い編成で
　たくさんの人を乗せて速いスピードで走行していた電車だ。
　
　路線のごく一部と車両点検時のみしか外の景色を見ることが
　なかった車両
　東京都内で走っていた時はたくさんの仲間がいっぱい居たけど
　現在、無事に走行している車両はごくわずか。
　モーターが４個から２個に少なくなり、パワーが落ちても
　極東にきてからは毎日日差しをいっぱい浴びて
　潮風と醤油に匂いに囲まれ、地元の方々、観光に来てくださる
　方々に愛着を持たれ、楽しく走れているんでしょう。

　今日も朝陽の昇る方角に向けて、元気に走る電車
　型式は　デハ１００２、あだ名は　鉄子号　まだまだ極東に地を
　走り続ける　素敵な車両　

　そんな先輩の走る姿をみて、Ａくんは尊敬し、エールを送っているのでしょうね。