CAR MATE / カーメイト CZ456  

CAR MATE / CZ456


私は喫煙者で、現在は手巻きタバコを愛飲しています。

しかしクラウンアスリートが禁煙車のまま私のもとへやって来たこと、非喫煙者の家族や友人などを頻繁に乗せることを考えた結果、前車では普通に車内でタバコを吸っていましたがそこを改め、クラウンは車内禁煙としました。

なのでタバコを吸うときはコンビニなど灰皿が設置されている場所をよく利用させてもらっています。しかし昨今愛煙家には肩身が狭く、灰皿を撤去する場所や施設も多くなってきているのが現状です。

灰皿が無い場所で吸う場合、他の人に迷惑がかからない場所を選ぶ事は当然として、吸い殻をどうスマートに持ち帰るかが課題でした。

ポイ捨するのはクソ野郎の所業。キチンと自分で持ち帰るのが愛煙家のマナーとプライドですが、上手く処理して車内に持ち込まなければ吸い殻のニオイが車内に漂ってしまい、外で吸った意味が無くなってしまいます。


そこで考えた結果、社外品の灰皿を購入することにしました。


ちなみに200系クラウンは時代の名残か、贅沢にも前席に1つ、後席に左右2つの計3箇所に灰皿が備え付けられています。
今の御時世、ここまで喫煙者の事を考えているクルマってもうないですよね。そもそも灰皿が無いのが当たり前の時代です。ちょっと寂しさもありますが、そういう部分も世の中の流れが素直に反映されているんですね。

話は戻って、わざわざそんなに車載灰皿が用意してあるのにも関わらず、今回社外品の灰皿を購入したというのには2つの理由がありました。

まず1つ目の理由が車載灰皿は構造的にニオイ漏れしそうだなということ、そしてもう1つの理由は、前席の灰皿を外せば、収納の少ないクラウンにとっては貴重な、物入れになりそうなスペースが確保できそうだからです。

現状まだ物入れとしては使っていませんが、灰皿を使ってしまうとどうしてもニオイが付いてしまい、かなりしっかりと清掃しなければ物入れとして使いづらくなってしまうという懸念がありました。


前置きが長くなりましたが、以上のようなこともあり製品を選ぶときにポイントになった点は、以下の2点でした。

1.吸い殻の臭いが外に漏れないことが重要
2.開け閉めがしやすいと尚Good

以上を考えて、某激安の殿堂で「CAR MATE / CZ456」という灰皿を購入しました。

使ってみた感想ですが「におい漏れ95%カット」という謳い文句通り、なかなかの度合いでシャットアウトされています。
ただ100%ではないのも謳い文句通りで、かなり気になる人にはオススメできないかもしれません。鼻を近づければニオイはしますし、こまめに吸い殻を捨てることは必要そうです。

比べる対象が極端で申し訳ないのですが、
前使っていた100均灰皿のときは、においをきちんと遮断できずに隙間からダダ漏れ状態。車内禁煙だからこそ、喫煙者の私でも「あ、灰皿からニオイ漏れてるな…」と運転しながら気づくレベルで、それよりは全然マシです。

あとはこの手の商品に大体付いている蓋を開けたときのLEDはついていません。しかしそこは車内では吸わない私の場合は特に問題なし。ただニオイの遮断性能向上の為かはわかりませんが、ボタン押せばワンタッチでフタが開くタイプではなく、ボタンを押しながら手で蓋を開けなければいけないタイプなので、私は許せる範囲ですが人によっては少し億劫かもしれません。


ワンタッチオープンとLEDが非搭載ということもあり、車内で普通にタバコを吸える方々にはもっと使い勝手のよい商品がありそうです。

ある程度ニオイを外に漏らさず、車内を綺麗なまま保つという目的がクリアできたので、個人的にはまぁ良しとする買い物でした。

私のようにちょっと特殊な用途を考えている方々の参考になれば幸いです。


【追記】
ニオイは少しずつですが確実に漏れているみたいです。締め切った車内に吸い殻を入れ蓋をした状態で置いておき、しばらくして乗り込んでみるとかなりニオイが感じられます。
これはちょっとマズイので、同じ使用用途で買う方は気をつけてください。

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