ホンダ(純正) CR-Zロアアーム  

フィットの物に比べて、25ミリ長く3キロの軽量化になる、CR-Z用ロアアームです。

バネ下重量の軽量化なので、運動性能に関わるメリットが非常に大きく、フィットには加工せずポン付でき(オートライトレベライザーのリンクは加工が必要な場合アリ)、価格もヤフオクにて、左右合わせても10,000〜と言うリーズナブルさです！

キャンバー、ツラ共に付きますので、走る系の方にも置く系の方にもオススメのパーツです。

●良い点
バネ下重量の軽量化なので、コーナリング時に頭の入りが良くなります。イメージとしては、EPSが更に軽くなるのでは無く、ステアリングの重さはそのままに、車自体が軽くなった印象です。日常の低速でも感じ取れました。加速力も上がったような？？

純正ロアアームを流用するので、強度も安心です。試さないとわかりませんが、車検もそのままパスできるかもしれません。

約25ミリ延長ロアアームなので、キャンバー角がマイナスになり、ナックルがそのまま外に出るのでツライチに近づきます。ドレスアップ効果も抜群ですね！

車高を極端に下げている方は、ドライブシャフトのトリボード側ジョイントのどんつき防止にもなります。

●イマイチな点
足回りのジオメトリーが崩れるせいか、ステアリングの操舵感が少し変わります。恐らく問題はありませんが、何とも不自然な感覚になってしまいました。

ショック自体が傾くので、アッパーブッシュはヨレてしまうハズです。その辺りには負荷がかかると思うので、寿命は縮むかもしれません。

●その他情報
デフとナックルの距離が伸びるので、車高を下げていないとドライブシャフトが脱臼する恐れがあります。車高調整の際や、純正状態で取り付ける方はご注意下さい。

先ほども書きましたが、ナックルごとツラが出るのでホイールのインセット次第で、はみ出てしまう可能性があります。よく確認をしてから装着して下さい。

フィットGEに流用する際、オートライトレベライザー装着車はリンクがそのままでは付きません。ここのみ、ワッシャーを噛ませるなり、向きを変えて装着するなりの工夫が必要です。

CRZロアアームは、ボールジョイントブーツが2種類あります。ブーツ交換の際はご注意下さい。

装着後は必ずトー調整を行なって下さい。相当なトーアウトになるため、タイヤの偏摩耗の原因になるだけでなく、挙動が不安定になり危険です。

※車両の仕様や取り付け方法に関する情報は整備手帳に記しています。詳しく知りたい方は是非ご覧下さい！

12／28追記
先日、某テストコースで少し踏んでみましたが、キャンバーのお陰か全然タイヤのグリップ限界を感じませんでした。
いつもならタイヤが鳴って、これ以上はムリか〜ぁ、、、なんて感じてましたが、怖いくらいなスピードでも曲がり、むしろドライバーの自分が先に恐怖心の限界を迎え、踏めない始末💦💦
キャンバーの威力、恐るべし……！！

4年2月27日追記
とある方から車検不適合になる可能性があるとのご指摘を頂き、純正アームに戻しました。残念…