ボクサー試乗報告書『R1300GS』
R1250GS ADVリコール対応
2024/05/10晴れ ☀️
R1250GS ADVのリコールを受けてきました。
そのリコールの時間
BMWモトラッドのディーラーで
『新型のR1300GS』 を
試乗させて頂きました。
2013年の水冷化から10年フルモデルチェンジ
10年分の進化 それがわかるのか。
オンロードでもオフロードでも走れるというBMWの GSシリーズの最新モデルを乗ってきました。
私のGS2019と新型GS 2024
1,035kmの試乗車
まだ色々と硬いかなぁ。。
( ̄▽ ̄)
免許証を出して、誓約書書いたら店員さん、
お店の外にも出てくれず、
なんの説明も無し。。。
コレがいつものディーラーの塩対応なのか、
神対応なのか。。
(=´∀`)
お前はもう、BMW歴20数年のわかりきってる奴、
バイク野郎と思われているのかどうなのか。
適当に走ってきますね〜と、店出る前に言っておいてやったぜ!
その返事に『どうぞ〜』と、
10数年変わらないいつもの返答。
じゃお構いなく走ってきます…。
モトラッドのディーラーから、バイクで10数分
いつものRSタイチ
乗り出して100メートルで感じていたが、
コレはGSでは無い。。
スポーツバイクだ。。。
いまのR1250GS から
90%以上の構成パーツが新開発されたものらしい。
2013年の水冷化したR1200GS 、
その後の
R1250GS へのモデルチェンジでシフトカムが追加された。
毎年アップデートが繰り返された水冷GSのバイクから、2024年
全く別のバイクに生まれ変わったのだ。
それが 『R1300GS』
とは言うものポジションは違和感なくGSでした。
って事で、阪奈道路経由で、いつもの『針テラス』まで!
勝手知ったるいつもの道。
どこに道路の窪みがあり、どこに砂が溜まりやすくなっているとか…。
( ^∀^)
早いバイクです。
いつものGSでは無い。
めちゃ回る…。
加速半端ない。。
R1200GS LCから、R1250GS ADVに乗り換えて低速の粘りが増えて、高回転時にカムが変わり加速していく感じが変わるとかではなく、もう別の乗り物。
今まで車高の関係でGS乗れなかった人には朗報!
停車時はシート高が820mmまで下がっている。
そのために足つき性もよい。
走り出して時速50km達成までに通常シート高の850mmに上がり、時速15km以下になると30mm下がり820mmとなる。
走っていると全くそれを感じないから不思議なものだ。
今までのGSでも車高調整機能があり、
街中では短足モードにしていたのが懐かしい。
今回のモデルからローダウンモデルが廃止されたらしい。
145馬力を発生する新型エンジン
136馬力のR1250GS からかなりパワーアップした。
最高出力
136PS/7750rpmから145PS/7750rpmへ向上
気になった点は、運転していたら右手、左手が痺れてたまらなかった。
ディーラーの“ご厚意”!?で、適当に乗って
3時間たっぷり122kmほどを走り込んできた。
100kmくらいから痺れてきたのだからそれは気になった。
帰って調べたら、
R1300GSでは新型テレレバーを採用したことで、
フォークトップがリジッドセットされているらしい。
その上に一般的なハンドルクランプをセットすると、段差などのショックがダイレクトにハンドルに伝わってきてしまうのだが、それをいなすために、新開発のプレートなどを使用し、ハンドルをフローティングセットしている。よって不快な振動などは大きく軽減されるようになっているらしいが…。
大きく進化したテレレバー。
Aアーム先端の部分にボールジョイントと深溝玉軸受けをセットしたうえ、太いフォークを採用しアッパーにリジットセット。そのおかげで剛性を飛躍的に向上させ、ダイレクト感が増している。さらにショックはサスペンションを伝達してフレームでいなすという構造になった。剛性が上がったことで鍛造ホイールのオプションも設定されているみたいですが…。
なんとも私には合わなかった。
( ̄▽ ̄;)
今乗っているR1250GS ADVからしたら、風防は小さかった。
電動で動くのはありがたいけれど必要かと言われると何とも。
電脳化がさらなる高級化に拍車。
黒い風防がC400GTに使えそうな気がしてならなかった。
(^∇^)
C650GTから、C400GTの乗り換えで非常に不満を感じている点である。
違うバイクの話はさておき、R1300GS
長らくエンジンとトランスミッションを
車体前後方向に別体で並べていた方式を改め、
エンジン下部にミッションを組み込むレイアウトを採用したらしいが、
そのおかげか、ミッションノイズがたとてもよく聞こえてしまい、なんか落ち着かなかった。
その点は気になった。
122kmも試乗して来たわけだが、
燃費は18.1km/ℓ
何だこりゃ!!
回し過ぎだとしてもR1250GS ADVより悪いのには訳があった。
ギア、一次減速比およびトランスミッションの5速、6速をハイギアード化。
そう、結局気持ち良いギアのフィーリングが3速4速。
5速6速は、長距離ツーリングに効いて来るのだろう。
日本の?
一般道のワインディングでは少し用途が違う気がした。
5速6速は R1250GS ADVの方が熟成されていた。
ブレーキや、シフトアシストは10年分の勉強の成果が現れているのは言うまでもない。
このバイク、
アクティブクルーズコントロール、
コーナリングライト、
フロントコリジョンワーニング、
レーンチェンジワーニング、
電動スクリーン、
グリップヒーター、
シートヒーター……
想像通りお値段は…。
トップケースとサイドケースつけたら378万円。
もうバイクの値段じゃないね。。
必要なエンジンガードとかつけたら400万円越え。
さすがに高すぎる。
( ̄∀ ̄)
今乗っている R1250GS ADVが、仮に中古で売れたとして、だいたいMAXで150万の査定金額がついたら
380万との差額は230万。
ちょっと待てよ、狙っているF900GSが、215万円なんだから、
R1300GSを諦めてR1250GS ADVを残して
F900GSを増車するんと同じじゃ無いか!!
( ̄▽ ̄)
なんて恐ろしい話も考えたが、明らかにおかしいのはR1300GSの値段であって…。。。
_φ( ̄ー ̄ )
そんな、プランXを考えたらあかんなぁ。
今日のR1300GS
オンロードの試乗で感じたのは、背中と腰が痛くなってしまった事。
あとでモトラッド店長と話していたのだが、方向性が完全なロードマシン化したと言う事。
ダートでの性能はもちろん不明だが、オンロードで、今日乗った感じだけでは、ハンドルのリジット感、車体剛性のマシマシ感は好みが分かれるかもしれない。
明らかに硬くて疲れるかもしれない。
(まだ、新車1,000km程度なのかもしれないが)
ただ、エンデューロモードにしなかったのもあるかも?
それはまだ、120km乗っただけでは評価出来ないかな。
バイクとは関係ないが、この円安も高いなと思わせるのに拍車をかけているのかな。
f^_^;
アドベンチャーバイクを牽引してきたと言っても過言ではないバイクの最新モデル。
値段も一歩先を歩んでいた。
気になる方はプロの試乗記をお読みください。
決してダメなバイクとかそんなんじゃないんで!
今までのと比べたらの話であって、ここから GS乗り出したらこういうモノだと思うので‼️
R1300GSいいバイクです!!
ほんの数日前の話
BMWモトラッドから、
「オートメイテッド・シフト・アシスタント(ASA)」の話が出た。
電気機械式アクチュエーターが6速トランスミッションのクラッチとギアシフトを自動化させるという設計が特徴で、手動でクラッチを操作するためのハンドレバーは不要。
ASAによって、発進、停止、操作が簡単になります。
ますます電脳化が止まらない。
R1300GSアドベンチャーがそれを積んでくるのか???
ふと思った。
一台にするなら電動クラッチ装備になる!?
R1300GSADVか、この後の!?
R1300RTだな。
それにあとは、オフ行けるF900GSがあれば向かうところ敵無し!
でも待てよ、今の体制を見直したら
完成していたのは秘密です。
( ^ω^ )
R1200Sのロードに特化したポジション。
素の装備のギクシャク感
R1250GS ADVのR1300GSほど硬くない乗り味と
コレぞアドベンチャーという大きさ
キャストとスポークのホイールを持ち両方楽しめる。
G450Xの走破性と126kgの軽量さ
C400GTのちょっとそこまでの楽チンさ。
よーく考えたら R1300GSは
要らないような。
\(//∇//)\
R1250GS ADV→R1300GSの値段を知ったらね。
もちろん無理なのは言うまでもない。。
( ̄▽ ̄;)
あぁ、そうそう、最後に。
○70kmくらいで走ったら
運動性の高さにビックリするくらい安定性が凄いです!
もう、SSのバイクなんかいらないと思いますよ。
メンテナンスフリーのシャフトドライブ
楽チンなポジションに、夏でも熱くなりにくい!?
ボクサーエンジン。
SS考えている人こそのって欲しいバイクなのかもしれない。
ダイナミックモードで走ると正直S1000RRなんていらないんじゃないかと思ったくらいです!!
私の
R1200Sが逆に中途半端に思えてならない試乗であった。
(#^.^#)
おしまい。
ほな、また!
ps, クシタニのオフジャージと、パンツがF900GS用かと思うくらいカッコよかったです♪
ほな、さいなら〜!!
(≧∀≦)