セルモーターが回らない（続編）（マルチファンクションスイッチ交換）

まさか続編を書くことになろうとは。

これまで長い間、夏場にセルモーターが回らなくなる症状に悩み続けてましたが、PNP(150番)リレー交換で完治しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3158289/car/2802180/6474477/note.aspx

しかしまだ寒さも厳しい3月の早朝に、またセルモーターが回らない症状が😢

でも今回は症状が違って、キーをイグニッションONにするとシフトインジケーターが、N→D→白黒反転→Dと勝手に表示され、シフトレバーはPでもポジションがDになってるのでセルが回りません。

T4ネットワークを駆使して(皆さんに感謝)色々と情報収集すると、AT本体についてるマルチファンクションスイッチの故障が怪しそうです。場所はATFオイルパンのすぐ上辺りです。

写真のカプラーを外してある箇所で、10mmのボルト一本で取り付けてあります。

因みにこのマルチファンクションスイッチを外すとATFがドバっと漏れますので受け皿のご用意を。さっと部品を差し替えましたが500ml程は漏れました。

先にドレンからATF抜いといた方がいいですね。

マルチファンクションスイッチのパーツNoは095919823Fです。

本当は96年式までの前期型は095919823Bのようですが、もう部品が出てないみたいだけど、96年式以降の後期型用095919823Fがそのまま使えるみたい。

ちょいと調べて新品送料込み1万円弱の
ヤフオクが一番安かったのでそこで手配。

部品到着して新旧比較。旧パーツはかなりお疲れのご様子。

あれ？旧パーツも095919823Fだ。96年式の前期最終だから後期パーツ混じってるかな？それとも一回交換してる？まぁいいや。

ATF漏れたついでにATFとフィルターの交換もやっちゃいます。

ATFのオイルパンを開けて分かったんですが、丸で囲んであるシフトプレートは
、車内のシフトレバーとリンクしていてポジション毎に切り欠きが動き、奥の茶色いプラスチックパーツも動いて、マルチファンクションスイッチの先っちょの二本の突起をシフトポジション毎に違うパターンで押して、シフトポジションをTCUに送信してるんですね。なるへそ。

やっつけ感満載のATF用漏斗。
こういうのがないとATFを入れられません。

ATFオイルパンから緑のパイプが突き出でいるのがレベルゲージ。

ドレンボルトと重なって付いているので、最後にATFをこのレベルゲージからオーバーフローさせて規定量となりATF交換完了です。

さてパーツ交換後にエンジンオン！シフトインジケーターは常時白黒反転！！なぬー😢ATF交換時には気づいてましたが・・・
バッテリー外して放置するも変わらず。

とりあえず走り出してみると、実際ATはエマージェンシーモード(3速固定)では無く普通に４速まで変速します。15分程走ってたらシフトインジケーターが正常に戻りました。たぶんTCUにエラーが残ってて、走ってるうちにクリアされたのかな？

今にして思えばこれは予兆だったのかもしれませんね。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3158289/car/2802180/6481265/note.aspx

という事で今回のトラブルも無事乗り切れました。現在19万キロ手前。オリジナルミッションでどこまで持つんでしょうね。まずは目指せ20万キロ。

しかし今回はちょっと焦りました。ATオーバーホールかなとも思ったし、T4、T3とかゴルフ2とかの中古車見てたしw
またまだ頑張れます！！