td5 クラッチ整備
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今回インストールはこちらDA2357HDヘビーデューティクラッチキット。
長い下り坂でそんなに回転数上がってないのに「バチーン!」と爆音。スコーンとエンブレ負荷が無くなって「ビィーーーーーーー」と泣き叫ぶ。アクセル踏み直すと次第に音が消えていくという症状がたまに現れるようになりました。通勤で1回、山道で1回、高速で1回。心臓に悪いので交換します。
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シフトノブ廻り、サイドブレーキ周辺、フットレストなど、トンネルカバーを外すに邪魔になるものは一掃しておきます。
ヒューズボックスも外してカバーの固定ネジにアクセスします。
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前後のペラシャも外します。14mmかと思いきや、
ここは9/16インチ。コーケンからローバー専用ソケットがあります。急遽の作業開始で商品到着 間に合わず。職場で使ってた摩耗気味の14mmで応急。なんともイヤな感じ。ボルトナットを痛めないように注意。余計な気ばかりつかって時間が掛かる。
組み付けまでには届いて欲しい。
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ロールケージに単管パイプを吊るして、ベルハウジングの真上にレバーブロックで吊るす。100kgの小さいレバーでも充分に仕事してくれます。下でもミッションジャッキで落下防止済み。(実は怖くて、知り合いに借りてきた)
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td5の場合、ベルハウジング(以下 "鐘")にセルモーターが固定されている。フライホイールと干渉するのでセルモーターも取り外しておきます。(赤線セルモータ)
10番のクラッチスリーブシリンダーも外しておく。
その他、センサ スイッチ類のコネクタや、ケーブルブラケット等も、必要に応じて外しました。
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簡単にパカーンとは開きませんでした。数時間格闘の末にやっとここまで開きました。鐘とギアボックスを着陸させず、このまま空中殺法でいきます。
結論、ゲンコツくらいの隙間が開けば交換作業できます。
クラッチカバー スパナ10mm×6本(だったかなー?)外して、鐘内ギアボックス側へ。クラッチもそのままギアボックス側へ追いやります。
これで作業スペース確保できるのでフライホイール15mm×8本緩めて外せました。
注意:フライホイール、メチャクチャ重いです。緩んでくるにつれ、その重量感伝わってくると思います。仰向けでの作業かと思いますので、真下に顔など入れないように!鐘も機械切削してあって鋭利です。切創手袋などの安全対策しっかりと!
(そんなんだったら自分でやるなよ!)
先程追いやった、クラッチ&カバーを取り出して、摘出完了!
その2へ続く
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こちら純正のフライホイールですが、内部にバネが入っていてエンジンからの振動等をギアボックスに影響しない構造らしい。中古購入時から(14万km)ずーっと悩まされていた謎の振動はもしやココからか?!40km/h付近で軽くエンブレ負荷があると「ガルララルルルルー」と。加速中やニュートラ時には鳴かない。
純正の新品を触った事ないのでわからないが、取り外し品は手で2〜3°ほどグニグニ動く。
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今回交換するのはワンピースフライホイール。ってことは先ほどの振動/ギアボックスうんぬんが無くなるということか。説明文にもギアボックスから騒音がでます。とあるが、構いません。
Heavy dutyという言葉にそそられ購入したのです。
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