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maskxxxの愛車 [トヨタ チェイサー]

整備手帳

作業日:2007年12月2日

サス交換 リア編

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 先日アップした「サス交換 フロント編」の続きです。リアをアップしてなかったのは、辛い記憶を忘れたかったから・・・ではなく(もないが)、作業中テンパりまくって肝心な写真を何枚か撮ってなかった為で。今回、300キロ程度の慣らしを経て、増締めを行う機会があったので、ついでに写真を撮りました。

 さて。ウチだけなのかor皆そうなのか解りませんけど、リアについては一人では無理!な感じ。元々一人で行うつもりだった所に、たまたま弟がやってきたので不幸中の幸いでした。フロントと違ってアクスルを『思いっきり』押し下げた状態じゃないとサスが抜けません。一人で作業を行う場合は、パンタジャッキみたいなものでアクスルを押し下げるなり、地面から引っぱり下げるなりの工夫をしなくてはならないと思いました。

 他に必要な工具については、「フロント編」に準じますが、私は他にセットハンマーと、写真矢印のような先の尖った工具を使いました。これは「シノ」とか「ラチェット」とか呼ばれる工具で、土建関係のヤツは職種問わず大概一丁は持ってるもんです。17-19の両口なら車用に一丁買っても使い出はありそうですが、先が尖った丈夫なものなら代用出来なくもないです。尻が叩けるようになっているプラスドライバーなどでも良いですが、ボルトの穴合せにも使うので、なるべく丈夫な材質のものが良いでしょう。
 ハンマーはサスを叩き込む(!?)のに使うので、小ぶりで重いものが良いですが、これも、無ければそのへんに落ちてる石とかで代用しましょう。。
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下準備。シートを外しますが、簡単です。

1)シート前側を両手で引っ張り上げます。前側2点でクリップ止めしてあるだけですが、辛いようならメガネレンチか何かをシートの下にブッ差してこじれば良いです。

2)持ち上げたシートを前へ抜きます。このとき、シートベルトのロック部を、シートから抜きます。

3)背もたれは下4点がボルトで止めてあるので、ソケットレンチで抜きます。また、背もたれ上部左右両端のシートベルトガイドから、シートベルトを外しておきます。

4)ボルトを抜いたら、上3点がクリップ止めなので、背もたれを下から両手で持ち上げて、背もたれの角度に逆らわずに、引き抜くようにして外します。
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ようやくサス上部とご対面。金色のものはタダのフタなので、取っ払って構いません。フタを外すと、アッパーマウントのナット3点が出てくるので、これは緩めておきます。また、中央にあるショックのトップナットは、ショックやバネを分解する場合のみ緩めておきます。ただし、サスを降ろす際にこのナットが外れてしまうと、バネが暴れて大ケガに繋がりかねないので、緩めるといっても適度にしておきましょう。
 あとは後輪のホイールのナットを全て緩めて、下準備は完了。ジャッキアップします。
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4輪ジャッキアップなら、サイドブレーキを引いて前輪から、後輪のみなら前輪にキャンバーをかましてから、デフケースにジャッキを掛けてジャッキアップし、タイヤを外します。

 さて、写真は助手席側(LH)のアクスルを後側から覗き込んだ様子。赤い線がショック下部、(か)がショック下部のボルト、(き)がスタビリンクとスタビ。スタビリンクはフロント同様、メガネと5mmの六角レンチを併用して外す・・・って修理書に書いてあるんですけど5mmだと小さいようですが・・・? 5mmしか用意が無かったので、スタビリンクは外さずに(外せずに)作業する事にしました。ひょっとしてこれが最大の敗因だったか・・・?
 (か)のボルトは、フロントは17mmでトルク指示は970Kg.cm≒95N.mでしたが、リアは19mmでトルク指示は1400Kg.cm≒137N.mとなっています。ここは1/2のソケットじゃないと辛いでしょうね。。。

 さてどうでしょう。外れる?
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この写真、施工後の、しかも反対側(運転席側・RH)のものなんですが、上が0G、下が1G(アクスル下部をジャッキアップ)の状態の、ショック下部の収まりの様子です。写真で解るかどうかビミョーですけど、0Gだとブラケットに対してサスがねじれた状態になっています。この状態でボルトを抜くのは困難です。1Gだとブラケットに対して順当な位置に納まっています。でもこの状態でボルトを抜くのは危険ですね・・・つうか、写真では解り辛いんですが、コレ1Gでもちょっとねじれてるんですよ。特に反対側(助手席側・LH)がヒドかった。これは、何が悪いのか・悪くないのか・ウチだけなのかどうか・私には今の所解りません。
 てなわけで、ボルトの尻をひっぱたいて無理矢理抜きました。ナットをある程度緩めたら、ナットにソケットをかぶせて、ソケットをひっぱたく。それでも抜け切らないので、ナットを外し、ボルトの尻にシノを突き立て、思いっきりひっぱたいて、ようやく抜けました。言うまでもないですが、ボルトの尻を直接叩くのはよしましょう。
 ちなみに、ボルトを入れるときも、当然すんなりとは行きません。ボルトを差しつつ、反対側からシノでサスのボルト穴をこじって、穴を合せながら、ボルトの頭をガンガン叩いて無理矢理ブッ差しました。

 それから、ボルトを抜いても、ブラケットに全然アソビが無い状態でショック下部が収まって来ているので、ちょっとやそっと手であおっても全然サスが外れないんですよ。これも、ショックにウエスを当てがって、ハンマーでひっぱたきました。これもやはり、外す時・入れる時 同様です。

 私は当初シノもハンマーも持たずに作業していたので、あの手この手で2時間程粘りましたが一向にサスは外せませんでした。ボルトは外せても、とにかくこのねじれのせいで、ブラケットからサスを外す事が出来なかったわけです。。
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これは上部の写真。サスの外側に、補強用途と思しきリブが入っていて、銀河最強に邪魔です。

 ボルトを抜いて、ブラケットからショックを外したら、車内側でアッパーマウントのナット3点を外し、思いっっっっっっきりアクスルを押し下げて、まずサス上部をあおってボディから外し、とにかくこのリブの外側まで出してやります。私は、弟にローターに足を乗せて体重を掛けてもらい、その間に私が上部を見上げながらガコガコとサスをあおってやる・・・という共同作業で行いました。ローターを足場にして全体重を掛けてもらう格好だったのですが、やってみると解りますがこの姿勢はなかなか辛いものがあります。。

 つか、スタビ切ってあれば、もうちょっと軽く押し下げられたんじゃないかとか、そうすれば一人でも出来たんじゃないかとか思うワケですが、どうなんですかね。
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上のリブをかわせば、あとはどうにでもなる感じですが。。。 ショック下部の直下にはドライブシャフトがあるので、これを左右どちらかに かわす ようにサスを一旦降ろしてから、アッパーアームより引き抜きます。知恵の輪ですかね。

 随所に書いた通り、外す行程の逆行程で新しいサスを収める訳ですが、前述の通り、ショック下部のボルトのトルク指示が1400Kg.cm≒137N.m、他はフロントと一緒です。


 ~・~・~・~・~

 そうそう。サス上部のナットは、100Kmかそこら走ると確実に緩んでいるので、慣らしの後、絶対に増締めを行う事です。ですんで、事情が許すんであれば、リアシートはしばらくバラしっぱなしの方が良いでしょうね。私は再度シートをバラすのが面倒で、300Kmくらい走っちゃいましたが・・・そんなに緩んでなかったな。フロントは100Kmで相当緩んでましたよ。。

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この記事へのコメント

2012年5月4日 3:39
リアサス交換の参考にさせて頂きました!
やっぱり、一人でやるとサスを入れてボルトを通すところが苦戦して片側2時間半かかりました(・_・;)

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何シテル?   06/22 22:28
 齢29にして車社会デビューの貧乏穴堀人夫。一発免許。走不明格安車。自前納車。次は自前車検を目指して学習中。  最近ずっとおざなりでしたがmixiもやって...
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