
3月のとある日曜日、昨年の暮れに購入してあったスイフト用サスペンションキットを思い立って交換しました。
アッパーマウントも新品にするためフロントはモンスタースポーツ、リアはアールズ製を用意。
天気予報では、夕方から雪の予報でしたが、2時間程度で終わる計画で午前の10時に作業開始。作業開始後3つの問題が発覚。
① フロントのキャンバーボルトの存在。
② リアのサスペンションのダンパーの部品の組付け順序の説明書が添付されていな
い。
③ フロントのアッパーマウントの組付け図にはコイルスプリングアッパーシート
が省略されている。こちらは組付け後に気づきました。
キャンバーボルト

の存在に気づかず、ボルトを抜くのに悪戦苦闘。1本抜くのに30分もかかり、左右で1時間以上。
リアのサスペンションの取り外しは簡単で問題なかったのですが、この後、カラー、ブッシュの取り付け順序が分からず、メーカーに問い合わせたところ、ネットで検索してくださいとのことでやっとの思いで取り付け順序の写真を入手

さて、フロントのスプリングとショックの組付けは楽勝の筈でしたが、車に取り付け試運転で、驚きの事実が!
ハンドルを切るとスプリングが捻じれて戻る大きな音が・・・。
原因はストラットベアリングの組付け位置の誤りでした。

これに気づくまで約1週間かかりました。
原因がわからず、ネットでZC32Sのフロントサスペンションの部品構成図を眺めているとベアリングの位置が違うではありませんか。
やっと原因が分かり、フロントサスの部品を組み直し一件落着。
実はその前にフロントのスプリングの上下を反対にしたり、いろいろ工夫して、合計で5回も組み直すことに、結果、あれ程時間がかかったキャンバーボルトの着脱も問題無くできるようになり、フロント左右のサスの着脱が一時間足らずで余裕でできるようになりました。
今回の悪戦苦闘で気づいた事は、
① 車の足回りの部品の取り扱い説明書は中国製の電気製品のそれよりもお粗末
であること。(ユーザー本人での交換は想定されていない)
② 異なるメーカーの部品の組み合わせで組み付けるときには、事前に順番をよ
く検討しておく必要がある事。
③ 中古での購入の場合、純正でない部品が組付けられている可能性がある事。
(今回はフロントのキャンバーボルト)
です。
キャンバーボルトでフロントのキャンバーが調整できるため、とりあえず、一番ネガティブキャンバーになる位置で固定しました。
近いうちにショップでアライメントを調整しなければなりません。
(高速道路も含めて試運転した感じでは、この状態で特に問題は感じませんが、アライメント調整は必須ですね。)
Posted at 2022/04/11 23:45:28 | |
トラックバック(0) | クルマ