CI-CARPLAY-SMEG-CI装着〜その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回の「その1」で、AUXから音が出なくて、がっかりしてそのままインオペしてしまいましたが、その後、どうすれば音が出るのか、いろいろ試してみました。
実は今まで、C4カクタスに元々ついているAUX端子を一度も使ったことがなかったので、そもそもAUXが壊れている可能性もあるのでは?、と、まずは別のポータブルオーディオをイヤホン線でつなぎ、音が出るのかチェック。
それでわかったのですが、この純正オーディオの仕様として、
・AUXのアンプレベル設定がOFFのままだと、AUX入力を受け付けない(ただしLowとHighでは、音質が全然変わるので、そこはお好みで。ちなみに僕のは、Highにして音楽再生すると音が割れたのでLowにしました)
・AUXに音楽機器が繋がっていても、そこから音が出ていないとAUXボタンが押せない(無音のまま繋いであってもAUXボタンが光らない)
したがって、Carplayで音を出そうとする際は、次のような手順が必要になります。
1:iPhoneをケーブルで接続する
↓
2:ステアリングのLISTボタン長押しで画面を切り替え、CarplayをONにする
↓
3:画面側からでもiPhone側からでも良いので、何か音楽など音が出るものを再生させる
↓
4:再生状態のまま、LISTボタンで一旦純正オーディオ画面に戻ってから、AUXボタンを押す
↓
5:もう1度LISTボタン長押しでCarPlay側に戻って、ようやく使えるようになる
これをクルマのエンジンかけるたびに毎回やらないと、音が出ないのが、もうめんどくさい!のですが、仕方ないところ。イタリア人が言ってた「純正オーディオの機能的な制限」って、このことか!
これ、AUXボタンを、無接続状態や無音状態でも、常時アクティブにできるような設定とか、あるいはコーディングで書き換えできる手法などをご存知の方、教えてください!
2
音が出ないときに試行錯誤していた中で、車両のイヤホンジャックに直結できる線もいるのかな?と思い、グローブボックス内のイヤホンジャックと、ユニットの音声出力の線を、とりあえずつなぎましたが、無意味でした(これをやらなくても、取り付けハーネスの中でAUXに接続されているので音は出ます)
ちなみにグローブボックスからの配線は、手っ取り早く、フタのヒンジの隙間から、配線通しで下に落とすかたちで、どこもバラさず安楽にやりましたが、蓋の開閉にも問題ないので、参考で。
ちなみにAUX経由の音質は、純正オーディオでUSB接続しているデジタル接続状態と比べると、音がぼやけた印象になります。
って、言うほとダメではないですし、ノイズが入ることもないので、微妙な違いではあるのですが、何かアナログな音の印象で、定位がボケた感じが否めません。
でも、純正オーディオのデメリット=曲の出だし3秒切れることがある/プレイリストの曲の切り替えが遅い/日本語の曲名が表示されない/画面から曲を選ぶのが大変、といった使いにくさは完全に解消されますので、まあ多少音が悪くても、Carplay側から使った方が圧倒的に便利ですね。
3
これで動作確認し、Carplayも問題なく動くことを確認。
音も(段取りがめんどくさいですが)一応出ました。
ちなみに、スマホ側のBluetoothがONのままでも音は出せますが、ONのままだと、電話が着信してきた際に、Carplay側と純正スマホ側の両方反応してしまうので、Carplayにつないでいる際は、BluetoothはOFFにした方が良さそう。
僕はスマホ2台持ちなのですが、もう片方の仕事用のAndroid機は、Bluetoothで純正オーディオ側につないでおき、そっちに着信があったら純正オーディオに切り替えて着信すれば良いので、今までは、2台の切り替えが大変だったのが、今度はボタン1つで、どちらもすぐ着信できる体制にできそうです。
4
ようやくこれで大丈夫!と、配線のフィニッシュです。
その1でも書いたように、ユニット本体を、縦に少しだけ空いた隙間に差し込むように装着するため、裏側の配線は反対側の隙間に回し、そのまま下にぐるっと回して本体につなぎました。ハーネスの長さは十分にありました。
本体の固定は、この横の方にある、樹脂のインパネステーに、タイラップで巻きつけ。ステー自作が面倒だったので、完全に手抜きです(笑)が、これで十分。多分。
インパネ下の柔らかい布製カバーを装着し、これで配線が全部隠れます。
ちなみに、後からAUX入力端子やUSB端子に何か繋ぎたくなったらすぐ使えるように、このカバーをめくるだけですぐ出てくるような、一番下の位置に来るように配線しておきました。
5
閉腹完了しこれにて手術終了。
ということで、試運転に出かけている最中に、電話がかかってきたのですが、Carplayから着信した際、向こうの声は聞こえるのですが、こちらの声は全く聞こえていない!というトラブル発生!(聞こえていないだけでなく、ピーガラガラな電子音が爆音で出ていたようです)
なので、再度、お腹を開いて、再手術!(泣)
一旦全部外して、内臓マイクを切り替えるDIPスイッチ8番を再確認。
多分、このスイッチがおかしいのでは?ということで、一度、この8番のスイッチをONにして再起動して確認 →やはりONだとダメ(無音) →再度OFFに戻して再起動 →今度は通話オッケー!
なので8番はOFFで正解だったのですが、接触不良なのか、ちゃんとスイッチがOFFに入っていなかったのか、とにかく、ちゃんと入れ直すことで、なんとかなりました。
ちなみに、このディップスイッチ8番、車両に元々内臓されているマイクをそのまま使う際はOFFですが、別に外付けマイクをつける場合はONが正解となります(最悪の場合、マイク買ってきて着けようかと思いましたが、最近は、テレワークのせいか、ピンマイクって品薄なので、買わずに済んで助かりました)
6
その1で言った「Carplay以外の機能」の話ですが、なんと、取説には書いてなかった「スマホミラーリング」の機能が追加されているようです!
試しに繋いで見ると、ちゃんとスマホの画面がミラーリングされ、YouTubeも再生できちゃいました!これは便利!
電話を自動接続する設定にすると、勝手にCarplayに繋がってしまうため、この機能が使えなくなるので、スマホのミラーリングをしたい方は、注意が必要です。
今回、取説に書いて無かった新機能が、このスマホのミラーリング機能と、AUXからの外部入力(ができるはず)で地デジチューナーやDVDも繋げそうな点の、2点です。
これ、カタログに書けばいいのに。って、諦めていたのに付いてたのでラッキー!
7
iPhone接続用のハーネスは、USB端子から2mのLightningケーブル(別売)を装着、フロアコンソールの奥の隙間から、これまた配線通しを使ってどこもバラさず安楽にケーブルを運転席側まで通して、フロアコンソールの中に隠しながら、シートの隙間から線が出るようにしました。
でも、やっぱみっともないので、ドリンクホルダーのあっち側とかに穴を開けて、USBコネクターを埋め込んだりした方が良いかな、と思っています。
気が向いたらやる予定(しばらくやらないと思います(汗))
8
ということで、AUXがらみと電話がらみ、どちらも、音が出ない系でドタバタになってしまいましたが(AUXが無音だと切り替えできない点はなんとかしたい)、それ以外の、取り付けや配線については、国産車の2DINオーディオを換えるよりもラクで、慣れてる人だと、1時間かからないくらいでできちゃうと思います。
僕も、電話音声トラブルで再バラしした際には、30分くらいで元に戻せちゃいました。
少なくとも、前にやったスピーカー交換と比べたら、かなり楽です。
使える機能や、使用感などは、また(気が向いたら)パーツレビューの方にアップしようと思っていますが、表示は日本語になったし、音声入力も使えるし、Google Mapも使えるし、Amazon MusicとiPhoneミュージックの切り替えもすぐだし、そしてYouTube再生もできるし、と、AUXの音声切り替えの手間さえなければバッチリな商品なのですが、そこが惜しいところでした(って、純正オーディオ側が悪いのであって、このユニットのせいではありませんが)
ホント、どなたか、AUXを常時ONにする設定やコーディングの仕方をご存知でしたら、是非教えてください!(そうじゃないと、嫁が使えないので)
あと、細かい話ですが、元々のモニターのタッチセンサーがしょぼいせいか、メニューを横スクロールしようとすると、動きは相当鈍いです(写真の左上) まあ、このくらいはご愛嬌ってことで(笑)
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