
ウチのND5は、塩ビ管色、ポリメタルグレーメタリックです。
ND5と書くと、型式のND5RCと間違えそうだね、ND5-5とでも書けば良いのか?
まぁ、いいや 車台番号50万番台 2019/11~のことです。
このND5から追加されたのが、ポリメタルグレーメタリック。
プラスチックなのか、金属なのか、対立する言葉を並べるといういかにも日本語表現を英語にした的な、ビッグマイナーチェンジとか、ダブルA面シングルに通じるナイスなネーミングです。
もちろん、この色もロードスターオリジナルという訳ではなく、MAZDA 3 とMAZDA CX-30からスタートして、ロードスターへの展開みたい。
いまや、自動車メーカーのフラッグシップは、スポーツカーでは無く、SUV。
優先すべきは、そちらですよねぇ。えぇ、このご時世です、もちろんわかります。
いや、この色は、2019年には「オートカラーアウォード」にて最優秀賞を受賞するくらいウケた色ですから、様子を見た後、満を持してロードスターに投入した・・・・
のかもしれません。(たぶん、違うけど)
賞をもらったイカシタ色のヒントになったのは、古い倉庫をリノベーションしモダンな家具を入れた空間にむき出しになっていた、どう考えてもイカシテいない、縁の下の力持ち、きっとだれもがああ!あれね!と言うほど知名度の高い
「塩ビ管」の色だそうです。
塩ビ管

積水化学websiteより転載
「塩ビ管のように一般的には高価値ではないものに新たな価値を見出すような色に挑戦しようと考えた」
ふむうう、なるほど!!!
まぁ、ようはこの色は面白そうだと思ったのですね。
ところで、塩ビ管が無いとトイレすら造れないので、世の中が廻りません。
塩ビ管は、とっても高価値だと思います。プレミアム価格ではないでしょうけれど。
色の顛末はこちらに詳しくレポートされてます。
https://newswitch.jp/p/21563
さて、この塩ビ管色、ポリメタルグレーメタリックは、いわゆるセメントカラーと呼ばれる部類のようですが、セメントカラーは、スバルのデザートカーキ、クールグレーカーキなるものが国産では最初ではないかと思います。これらの色の名前は知りませんでしたが、光を吸収して鈍く輝くいい色だなぁと見ておりました。
スバルのこの二つはソリッドの色だと思いますが、マツダのポリメタルグレーメタリックは、その名の通りメタリックです。
ですので、本来のセメント系とは少し違った趣です。
(本来というよりは、既出のと言うほうが正しい表現っぽいです)
平たい色合いのスバルの上記色に比べて、塩ビ管色は、メタリックですからやはり奥行があります、深いです。
光の当たり方でも、グレーが強くなったり青が強くなったりします。
(青の反対は黄色なので、正確には黄色が強くなるという表現なのかな)
そして、陰影が色濃く出ます。
ジャパニーズ/イタリアンのハーフさんってところでしょうか。
密かに抑揚が強い、抑揚を上手に押さえながら演出しているロードスターのボディによく合っているのかもしれません。
私的にどちらが好きかと言われたら、昭和の人間としては、スポーツカーはやっぱりソリッドだよねぇという思いがぬぐえず、色合いも含めてスバルの色のほうが好きでした。(過去形)
なので、マツダ ポリメタルグレーメタリックも、ソリッドで、もっとスバルに近かったらなぁと思っておったのです。
しかしながら、実際に所有してみると、この陰影、濃淡の織りなす、ボディの抑揚とまみえる色の変化がまた心地よく、良い状態にしたい、良い状態をキープしたいという気持ちがむくむく出てきて、おかげでコーティングのグレードを上げてしまうくらいです。
ダイヤモンドキーパーで、「ぬる艶」です。
親バカ・・・・・
あの時に、ロードスターを買っていたら、この色には出会えなかったので、これもまた縁。
あっ、あの時に購入だったとしたら、セラミックメタリックだったなぁ。
この色も好きでした。
セラミックメタリックは、白い陶器
ポリメタルグレーメタリックは、塩ビ管
ん・・・なんか他の色のカッコイイイメージとはだいぶ違うような・・・
好みは千差万別、だから世の中面白い
戯言でした。
失礼いたしました。
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どうでもいいこと | クルマ
Posted at
2021/02/04 07:37:55