転勤の季節

　長引くコロナ禍のため、世間の転勤事情は例年とは少し違っているようですね。私自身は、転勤のない小さな組織に従事しているので、どうということはないのですが。

その①
　オランダ　アムステルダムに転勤していた娘家族が、やっと日本に帰ってくることが決まりました。
　5月末に、東京に転勤の予定。成田？空港に着くと、そこの空港内で強制３泊４日、他人と接触することがいっさいない個室での拘束、その間何度かPCR検査をして、陰性を確認後、企業の用意するホテルか寮（家財道具なし）に2週間ほど閉じ込められるとのこと。
　その後にやっと社宅に行けるとのことです。
　日本から出た時は、家族４人。帰ってくるときは家族５人になっています。
　赤ちゃんを含む子供３人とともに、１３時間のフライト後に２週間以上幽閉されるのは、考えただけでも気が滅入るとか。
　私らも、増えた孫を実際に目にする日がなかなか決まらないのがまどろっこしいです。やっと帰ってきても、東京かー。

その②
　うちのフォレスターも、またまたリコール対象か。
　案の定、担当セールスから日程調整の件で電話がかかってきました。
　３年前、フォレスターを買いにスバルのお店に入ると、声をかけてきたのが新人の女子社員で、なんか一生懸命スバルの車のいいところを力説してういういしかったです。
　たまに先輩社員のフォローも入りましたが、こちらは競合のエクストレイルや１年後に出てくるRAV4なんかを持ち出して値引き交渉をするなんてことは一切するつもりもなく、無難に成約の運びに。
　その後、点検のあるごとに、ちゃんと連絡してきて、ああ、やめてない、がんばってるなと、こころで応援してましたが、もう中堅社員かなと思っていたら、この４月末で転勤だと。えっ転勤？そうか、兵庫スバルだから別の店に移動なのか、と思ったら、なんと東京に転勤だって。そうなのかー。
　彼女はスバル本社の社員で、新人研修兼現場経験のための店勤務だったのかー。きっとコロナのせいで本当は１年前くらいに転勤してたんだろうな。
　あんまり特定のセールスと”なあなあ”の仲になるのは嫌だったので、ちょっとよそよそしくしてたけど、気には掛けてたんですよ。向こうに行っても、ずっと頑張って（＝楽しんで）ほしいです。
　東京かー。

春、緑のフォレスター