先日のメディックさんのブログで「ねるとん紅鯨団」の話が出てきたのですが、もう20年近く前になるんですね〜。時代は超好景気「バブル」でして、世間が浮かれまくりの大盤振る舞いでした。
(未来に借金してただけなんですが・・・)
約20年前の懐かしいフレーズを並べてみました。
いくつ知ってるかな?
ホットドッグプレス→
講談社から出ていた男性用隔週刊誌、恋愛関係の記事が半分を超える、記事を真似てデートコースを設定する男子がふえたため「マニュアルデート」とか言われた。
エッチな企画号は入手困難で、ツレの家で読むこともしばしば。巻末の「あなたの下着の色を教えてください」のコーナーは、あまりにも有名?
ねるとん紅鯨団→
土曜日の23:00から放映していた恋愛番組。
とんねるずが司会、男女数名を集め告白する形式で、毎回イジられキャラが登場するが最後にはホロっとさせられる場面も。毎週様々なシチュエーションで企画が進行する「車大会」は今でも見てみたい。
スキーツアー→
男子視線ですが、「女子との甘い時間を夢見て参加する率95%」「夢くだけ率90%」確率の低い、うふふなレジャー。「私をスキーにつれてって」がスキーブームの火付け役だったと思う。この映画を期に沢山のスキー場が、オープン・リニューアルした。当時スノボの知名度ほ低く、禁止のゲレンデも多かった。
モテたいがためにカゲでスキーを練習する男子が多かったこと数知れず、筆者もその1人である。
売り手市場(青田刈り)→
好景気に付き人手不足だったため、企業が新卒者の取り合いをしていた。
ゆえに就活学生個人の複数内定はあたり前で、どこに就職するかは学生の気分次第だった。
企業は人材確保のため、内定者には研修と称して旅行がプレゼントされることもしばしばだった。
(ほんま今、就活している学生さんには土下座して謝りたいくらいです。)
ポケベル→
ポケットベルの略称。
現在の携帯電話から、「電話・メール・ワンゼグ・アプリケーション・など」を取り除いたサービス、つまり着信で音とバイブレーションが鳴るだけの端末。
これが鳴ると、急いで会社に電話しなければならなかった。
後期型はメッセージが数字で送れるモノも登場、88951とメッセージが出ると
彼女の元に急いで行かなければならなかったようだ。私は持っていませんでした。
「ポケベルが鳴らなくて」という歌もヒットしたが、今じゃ意味不明。
レーサーレプリカブーム→
カワサキのZXRシリーズの登場で
国内4メーカー(4スト)のレーサーレプリカが揃った。
最後発ZXRの初期型は、カウルからタンクを貫通する
クーリングエアダクトがついており「ザク」と呼ばれていた。
しかしライムグリーンの正面は「ガチャピン」そのものである。
(3年間所有)
NTT株→
日本電電公社が民営化しNTTになった時に発行された株。
詳しくはわからんが、大損をこいた人もおられるようで。
トレンディドラマ→
あまり中身がないゆるゆるした恋愛ドラマ、
部屋をフローリングにしたい男子が続出!
W浅野→
浅野ゆう子と浅野温子が出る雑誌・番組は大当たりすることからそう呼ばれた、
この人たちを見ない日は無いくらいの人気で、当時のOLさんのお手本となっていたようだ。
W浅野ファッションを取り入れたというか、型で流し込んだかのような女性が大量発生した。
ボディコンブーム→
下着にバスタオルを巻いたようなおねーちゃんが、我がもの顔で街を闊歩した様。
このおねーちゃんに尽くす「アッシー君」と呼ばれる男子が発生、タクシー替わりにこき使われていた。
東京の一部では「アッシー君」が持つBMWの3シリーズをカローラと呼んでいたらしい。
森高千里→
初期はロック小娘で売っていたが、ミーハーアイドル路線に転換後、大ブレークした。
今や伝説となっている。
シーマ・パジェロ→
高級車ブームでシーマとパジェロが飛ぶように売れていた、が・・・
この車が売れなくなると日産・三菱の危機がやってくる。
20世紀の大発明ロードスター誕生→
銀行がいくらでもお金を貸してくれ、高級車しか売れないと言われた時代に、
「お金が無い若者でも車の楽しさを知ってもらいたい」がコンセプトに生まれた
20世紀の大発明車。
初期はファミリアからパーツを共有しながらも、走りとオープンが楽しめるロードスターは
20年経った現在においても決して色褪せることはない。
マイナーチェンジしながらも熱狂的なファン(信者)を増やし、20年経った今も
記念イベントで、広島の一都市に交通渋滞を引き起こしたほどである。
いまやワールドクラスの知名度であるが、当時ロータスエランの焼き直しだとか言う評論家もいた、お前!そこに座れ!説教してやる!!
ん〜考えてみると、ロードスターはバブル期の最大の恩恵かもしれない。