サイドワイヤーブーツ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
GWが終わってもこのご時世ですから、どこにも行く予定は無く、さらには割り増しになった税金も払ったので、大人しく車イジってるくらいしか過ごしようがありません(ToT)
さて、サイドブレーキワイヤーのゴムブーツが千切れて気になっていて、ちょこちょこ調べていたら、低価格でトライできそうなモノがあったので、買ってみました。
と言う訳で、使えるかどうか試してみます。
まずはサイドワイヤーを外さないと作業ができないので、引いたワイヤーを戻すためのスプリング(緑矢印)を外します。このスプリングは普段はブラケットの内側に引っかかってとまっているので、こいつを赤枠の部分まで移動させて、バネ部をデフ側に倒すようなイメージで引っかかりを抜くと、スプリングが外れます。
このスプリング、予想通り張力高めなので、プライヤーで塩梅を探りながらの取り外しになりました。でももう片方がL字で止まってるので、ビョーンって飛んで行くことはないと思いつつの作業でした。
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で、案の定スプリングがプライヤーから外れて、この位置まで伸びました。
付けるとき苦労しそうな予感しかしませんでしたが、結果的にはほとんど苦労せず付きました(後の写真にあるように、外すときも結束バンドで絞めちゃえばよかったんです)。
このバネが外れたら、赤矢印のボルトを外します。頭はトルクス(T-30)でした。
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トルクスのボルトが抜ければ、あとはブラケットを止めているものは無いので、少しずつずらしながら外します。
※写真では、キャリバーから出ているボルトのナットを外していますが、ここは外さなくても作業に支障ありませんでした。
ブラケットが取れたら、ブラケットの穴からワイヤーを抜き、ブラケットを取り外します。
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ワイヤーから外した千切れたブーツと、今回モノタロウで購入してみたブーツを比較してみます。長さはまぁまぁですが、用意したブーツはちょっと細かったようです。
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とは言っても他にないので、何とかなるもんか加工してみます。加工と言っても、穴径が小さい端っこをちょっと切っただけ。ワイヤーの保護カバーの終端が金属になっているので、いくらなんでもそこには嵌らないだろうと思って切ってみました。
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切ってしまえば、後は通すだけ。シリコンオイルを塗って、千枚通しで端っこを伸ばしながらワイヤー終端を通しました。まだゴムが新しいからか、だいぶ伸びてくれて助かりました。
無事に終端部を通したら、さっき切っておいた部分を、また千枚通しを使いながらワイヤー保護カバー終端の金属部にかぶせます。
ココをかぶせておかないと、ゴミなどがワイヤー内部に入りやすくなり、今回作業した意味が無いので、頑張って嵌めます。
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蛇腹の端っこは、結構無理やり入れたので、外れてこないように結束バンドで絞めておきました。(後日点検して外れてるようなら、ステンワイヤー買ってきて絞めれば良っか!くらいのノリ)
それと、スプリングにも結束バンドを付けていますが、これが良い仕事してくれました。握力でスプリングを縮めつつ、結束バンドを締めて行けばスプリングは開かないので、バンドをつけたままスプリングの固定端をいれて、試行錯誤してみましたが、失敗してもビョーンってならないので楽でした。バネが嵌ったら結束バンドを切って処理します。
写真は右後輪ですが、左後輪もこの作戦でだいぶ作業時間が短縮できました。
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今回使った工具類はこいつら。
・シリコングリース 蛇腹ゴムを強引に入れる時の必需品。
・ハサミ 蛇腹の加工と結束バンドの切断用。
・プライヤー ブラケット外しと千切れたゴムの除去用。
・千枚通し ゴム嵌め用。ピックがあればそれのほうがいいかもしれません。
・T-30のトルクス 今回唯一のボルト用。
最後に結束バンド。
ゴム厚が薄かったので、耐久性は後日のお楽しみかな。
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