巷では大好評の「マツダ CX-5」。その走りとは?
さて、CX-5の試乗に行った際のこと。
近所の千葉マツダへと向かう。
運悪く、ディーゼル車ではなくガソリン車での試乗となった。ディーゼル車は予約殺到しており、試乗用にはあまり出回っていないようだった。
試乗したのは、ジールレッドマイカの20Sである。
このジールレッドマイカがすごくいい。同車のキャラクター色ともなっているようだが、デザインにマッチしている。元来、そんなに赤が好きではないのだが、この赤ならいいと思う。もっとも、もう少し暗めの、ワインに近いカラーであればなおさらよかったのではあるが。
この千葉マツダには、もはや顔馴染みとなるくらいお世話になっている。現行アクセラだけで、3回も試乗させていただいている。1回目は登場時。
2回目は「ジャパンドライビングフェスタ」のキャンペーン利用で。5.0のスコアを出したものの、抽選では当選しなかったが。
3回目はスカイアクティブ技術が採用されてから。このスカイアクティブ技術を体感するために、デミオにも試乗した。
こんな感じなので、試乗するとはいえ、もはや「だいたい15分くらいで帰ってきてください」とだけ言われ、
キーのみを渡され、CX-5に乗り込むのは私一人のみ、という状態。
それゆえ、短時間ではあるが、それなりに思いっきりCX-5を楽しんできたつもりだ。
運転席ドアを開けると、そのドアの重厚さをもろに感じ取れる。ドアを閉じると、ピタッと外界の音がシャットダウンされ、完成度の高さを意識させる。
インテリアパネルは相当スポーティ。マツダ車らしいと言えばその通りである。
エンジンを始動させ、ゆるりと発進させる。運転視界はそんなによろしくないが、良く言えばスポーティである。店舗敷地を出て、正面の国道に合流し、アクセルを強めに踏む。
ここはさすがである。スカイアクティブ技術はここでも期待を裏切らない。多段ATによってきめ細やかに変速しながら、するするとスピードを上げていく。
なるべくクルマの多い通りを避け、アクセルを開けることができる道を選ぶ。こう大きいクルマが自分の意に即してスッと動いてくれる様は感動的ですらある。
ここで少しインテリアパネルに話を移すと、非常にスポーティなインテリアは刺激的であり、質感もいいのだが、多少圧迫感のあるもので(個人差もあるだろう)、個人的には少し疲れさせられる。スポーティさを出すデザインのメッセージ性も強い。常に緊張感を強いるような走りに誘われそうになり、リラックスして運転することができない。もう少しステアリング径が大きければ、視覚的に改善されるのかもしれないが。同じSUVであるホンダのCR-Vでは一切そうした感触はなかった。
さて、話を戻す。今度は住宅地へ。住宅と住宅の間を走る狭い道に、CX-5をねじ込んでみた。
ボディの大きさの割には十分運転しやすく、対向も(対向車は軽自動車であったが)楽勝である。
ボディの4隅をとらえやすい、これは素晴らしきこと。
最後に、マツダの店舗に戻り、試乗終了。
降りた後、デザインを改めて見直してみると、はたと思い当った。
「ギャランフォルティスのSUVを作ったらこういうデザインになるだろうなぁ」と。
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うーん、なぜここにきて逆スラントノーズを採用したのか。先代アテンザ→CX-7→現行アテンザ→現行アクセラ→と続いてきたデザインセンスと少し一線を画すではないか。
もう少しマツダならではな、スラッとしたノーズを期待していたのだが。
まぁそれでも予定の8倍近くを受注するくらいであるから、すこぶる好評なのだろう。
私なら、同じスカイアクティブを積んだアクセラのほうがよっぽどマツダらしいと思う。
しかし、ディーゼル搭載グレードに乗れば、その不満も吹き飛んでしまうかもしれない。
折を見て、xDに試乗してきたいと考えている。
次回あたりで、アクセラのロングラン試乗記をアップしたい。
Posted at 2012/03/29 22:18:07 | |
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