目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最近、大雪で立ち往生のニュースが巷を賑わせおりますが、そのような大規模立ち往生が発生する数週間前、私が雪に阻まれそうになった際に購入したAutoSockの取り付け・取り外しについて投稿させていただきます。
2
12月上旬、山の上にある温泉地に旅行に行きました。
事前に天気予報をチェックしましたが、晴の予報で雪の予報は全く無く、私はノーマルタイヤで出かけてしまったのでした…。
予報通りその日は12月にしては暖かく上着もいらないくらいの陽気でした。
当然のことながら行きの道中に雪はなく、静かに温泉を楽しみたかった私は深夜に温泉につかりに行き、その際も満天の星空で「明日も晴天かな」などと考えつつ温泉につかっていました。
翌朝カーテンを開けてびっくり!
辺り一面白銀の世界になっていたからです。
私の頭の中も真っ白になってしまいました…。
「おぃおぃ!」と思いつつ外をよく確認してみると既に立ち往生が発生しており、とてもノーマルタイヤで帰れる状況ではありませんでした…。
3
ホテルで途方に暮れていたのですが、なんと売店でチェーンのような物が売られているではありませんか!
どんな物かよくわかりませんでしたが、ランエボのタイヤに適合するサイズは数が少なく、店員のお姉さんに聞くとそこに並んでいる物で最後とのことだったのでとりあえず購入しました。
部屋に帰って調べてみると北欧デンマークの商品で、ヨーロッパの自動車メーカーではオプションで選べる装備らしく、品質は悪く無さそうです。
4
一通り説明書を読んで取り付けのために外へ。
ランエボはこのような状況になっていました…。
私が寝ている数時間でここまで雪が積もりました。
素手で雪を払い落とすのが辛かったです。
完全に冬の山を舐めていました。反省です…。
5
肝心の取り付け作業ですが、結論から申しますと、めちゃくちゃ楽です!
メーカーさんの説明画像の通り、
①上半分に商品を被せます
②タイヤを半回転させます
③もう半分を被せます
以上です。
もう本当に楽すぎてこれでいいのか?と逆に不安に思ってしまう程です。
尚、ちゃんと被せてさえあれば少々ズレていても走行することにより、センター(良い位置)に勝手に移動していくらしいです!
楽すぎです!!
6
取り付けていて気付いた事ですが、私のランエボはそれなりに車高を落としているのでホイールハウスとのクリアランスが狭くなっています。
よくよく考えてみると、これでは普通のチェーンは干渉してしまい装着できませんね。
その点AutoSockは布製で厚みが薄いのでローダウンしている車でも問題なく装着できるなと思いました。
7
ひとまずホテルの駐車場でテストをしてみました。
恐る恐る走ってみると、圧雪していない新雪ですが普通に走れました。
次に圧雪している所を走りましたが、ここも問題無く走行できます。
カーブ及びストップ・アンド・ゴーなど一通りテストして問題無さそうでしたので、いざ道路へ!
写真のような路面状況で、上り下りカーブが連続する峠道でしたが何ら問題なく走行することができました。
走行してみて気付いた事は音と衝撃がとても少ないことです。
というか殆ど無いです。
普通のチェーンではガチャガチャと特有の音と衝撃に襲われますが、そのようなことは一切ありませんでした。
このような雪道が5キロ程続いたのですが、山を下るにつれ雪が無くなってきます。
しかし日陰になるような所には雪が残る雪とアスファルトが混在するような場所でも、徐行運転することなく普通に走れるのでストレスもありませんでした。
8
無事、雪が無い所まで下りてきました。
布製ということもあり、雪が無い路面での走行は避けたかったので安全な場所に停車し取り外すことに。
取り外しも非常に簡単でオレンジの十字部分を掴んで手前に引っ張るだけでスルッと取れます。
取れると言うより脱げる感じです(笑)
路面との接地面を確認しましたが、破れ裂けなどはもちろん無くほつれもありませんでした。
少し毛羽立った感じになっただけなので耐久性も問題無さそうです。
AutoSockの凄さを実感すると共に、無事下山できて良かったと思いました。
また自分の事前準備の甘さを反省し、しっかりとスタットレスタイヤに履き替える等の措置を怠らないようにしようと思った今日この頃でした。
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