冷却水のカバー
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
N46B20エンジンのウィークポイントとされてる冷却水のカバーを交換しました。
写真の左下の部品。
ヘッドカバーパッキン交換の際に一緒に購入、そして交換したのですが、いっぺんに書くと大変なので、コレはコレで記事にします。
部品は千円ちょっとでした。
2
良い写真がなかなか撮れませんでした。場所はエンジンの後ろ側。バキュームポンプのとなりにいます。エンジンの後ろ側の狭い隙間に手を入れて、なかなか見えずらい10mmの固定ネジ四本を外します。
ほぼ手探り作業。イライラせずに作業する事が求められます(笑)
余談ですが、この作業したあと、腕がうちみ、打撲状態でした。狭い隙間に無理矢理腕を押し込んで作業したので、腕をぶつけたり圧迫したりしたようで、紫色になりました。痛い作業です。
3
腕が、こんな風になっちゃいました(笑)
翌日は筋肉痛状態に。
4
外したプレートです。パッキン部が固くなってました、アンダーカバーにも冷却水が漏れて溜まっていた時があったので、やはりこの部品がダメでクーラントが漏れた時があったのかな?そこは不明。
カスみたいな物もパッキンの周りにこびりついていたので、液ガス塗ってあったのかも。
コレを外すと、冷却水が漏れてきますが、漏れてもいいよう拭き取るものを準備しておけば問題ないです。約2リットルくらいかな?漏れてくるクーラント。
プレートを交換して、クーラント補充して作業は終了。
クーラント補充も簡単、オイルフィルターのとこにあるエア抜きを緩めると、クーラントが吸い込まれていく感じで入っていきます。エンジンかけて、再度エア抜きネジ緩め、クーラントが少し漏れたらオッケー。
と、簡単に書きましたが、事件発生。
全部組み上げてエンジンかけて、特に漏れも無さそうだったので出掛けたところ、信号待ちで、ボンネットからド派手な水蒸気が発生。SLの汽笛みたいなやつ。
プシューって。
エンジンブローの光景のやつ。
あ、この車終わった。と本気で思いました。
どうしようもないので、SLの汽笛の水蒸気吹き出しまくり状態で、急いで帰宅しました。なんとか無事に帰宅し、エンジン止めて、冷ましてチェックしましたが、特に何かが、じゃじゃ漏れなような事も無く、原因が良く分からない。でも、このカバー交換してからの現象なので、カバーの取り付け状態に問題があるのは間違いないと思い、再びカバーを取り外しました。
カバーもパッキンも問題無さそう。
エンジン側の取り付け面を良く見たら、液ガスのカスみたいな物や汚れが付着していて、表面が少し荒れてました。
原因はコレですね、取り付け面側も、きちんと清掃し状態を確認しないといけませんね。とても見えずらい場所の作業なので大変ですが、再度外したりする手間と苦労を考えると、一回できちんと作業した方が楽に決まってます(笑)
再度取り付け、クーラント補充、エア抜きしてエンジンかけたところ、五分くらい経って温まってきた頃に再び水蒸気がバーーーって発生。
治らないな、どうしよう。ギブアップか?
廃車?
との思いがよぎった。
漏れたのがあちこちに付着してるから、それが蒸発すれば良いはず。って言い聞かせ、10分くらい水蒸気が出てるエンジンを様子見してたら、ほんとに水蒸気止まりました。
治ったっぽい。
久しぶりに嬉しい気持ちになった。
その後、近所をぐるぐる回って確認しましたが、水蒸気出ず。完全に治りました、めでたしめでたし。
今回の教訓。取り付け面の確認は、部品はもちろん、取り付けされる側もしっかり確認し、部品を取り付けしましょう。
あたり前の事が出来てなかったから、こんな事が起きてしまうんですね。気をつけてやっていきますよ。
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