
引き続き物置からラジコンを引っ張り出している
タイトル画像は以前紹介したGF-01シャーシにワイルドウイリー2のボディを載せたもの
初代の「ワイルドウイリス」から時が過ぎてシャーシを刷新した「ワイルドウイリー2」が出た際にJEEP社の商標である「ウイリス」の名とフロントグリルのデザインが変更(縦格子から横格子に)になったが、
これはサードパーティ製の縦格子グリルパーツを装着している
実は初代ワイルドウイリスも3台ほど持っているのだがまだまだ奥の方に眠っているのでいつ引っ張り出せるやら…

アバンテ(2011)
因みに括弧内の数字は再販初回時の年度を表している
オリジナルはメーカー各社間の性能競争が激化していた1988年の発売で、
タミヤが電動オフロードカー全日本選手権制覇を目指して開発されたモデルである

しかしながら模型メーカーのトップとしてのプライドが仇となったか他社の様に勝つために割り切ったオンロードカーの如きシンプルなメカニズムや実車とはかけ離れた実用本位なデザインにまで踏み込む事は出来ず、
美しさの点においては最高ながらも複雑なメカニズムや強度確保のために各部に採用した金属パーツが重量増を招き期待された戦果は得られなかったのだった

再販時にオリジナルはFRP板だったシャーシプレートをカーボンに変更するなど素材面から各部の強度が見直されている

先日発掘したイグレス(2013)と

イグレスはアバンテの反省を生かした改良型で1989年の発売
当時からカーボンプレートシャーシやチタンビスなどの高級軽量素材をふんだんに使用し全日本選手権4位の好成績を納めたが、
他社モデルに較べるとやはり重かったらしい
ここらへんは最後までライバルチームに較べ車が重かったホンダの第一期F1参戦に通じるものがあるな
再販モデルはアルミダイキャストのパーツをアルミ削り出しに変更するなど各部の強度を改善していたものの、
価格増を嫌ってかチタンビスがスチールビスに変更されてしまったため、
社外品の六角穴チタンビスを買い揃えて組んだのだった
アバンテ共々樹脂製の前後輪ハブナックルが破損しやすいとの事で海外製のアルミハブナックルも当時入手したがどこにしまったっけなあ…

ところで先日ラジコンショップ店頭でたまたま発見したこのステッカー
一目見た途端ビビッと来た

秘蔵のこれのヤツでは…?

「神は言っている、こいつを直すがいいと」
実際写真じゃキレイに見えるがボディはヒビだらけだしステッカーも劣化がひどいのである
直すと一口に言ってもタミヤのポルシェ959は発売から実に39年
当時物はシャーシ、ボディ共々とんでもないプレ値が付いているし、
要望が多いにも関わらずタミヤが再販できないのは当時959のボディ成形に使っていたシャープな造形を可能にする特殊な外型方式の成形機がもはや老朽化して稼働不能だからと風の噂に聞いた
という事で海外物のレプリカボディを購入する事に決定!
実はこの959を入手した13年前にも代行業者を挟んで購入した事があったのだが、
現地の代行スタッフが外箱を開けて中身をチェックする際にカッターでボディの屋根にまで切れ込みを入れてくれてしまいそれをそのまま届けられてしまったり、
別ルートで発注したステッカーが透明シートでなく白シートに印刷されていてメーカーロゴなどを実際貼ろうとすると一字ずつ切り抜かなければならないというとんでもないシロモノだったりしたため、
当時シャーシは何とか直したもののボディに手を付ける気力が萎えてしまいそれが959を長年しまい込む要因となってしまったのだった
出来の良いステッカーは入手できたしボディも今度は無事に届いて欲しいものだ…ドキドキ
Posted at 2025/07/18 18:27:43 | |
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