

これまでの冬季の主力アウター
ALPHA INDUSTRIES社のN-3Bジャケット
いわゆるMILスペック物の民生モデル

そしてさらなる防寒性能を求めて導入したのがこちら
B.A.F社のTYPE2 LEVEL7 PARKAというもの
米軍のレベル1〜7で構成される防寒装備システムの最上位レベル7に当たるジャケットと同型の民生モデル
これとレベル1〜6のアイテムとの重ね着によってマイナス46度の環境下までを耐えられ、
あまりに温かいので米兵の間で「ハッピーコート」「モンスターパーカー」と呼ばれるようになったとか
(白状してしまえばワークマンで発売したという「モンスターパーカー」を買おうかと調べているうちに本家のこちらの方が気になり出してしまったのだった)
実際これを買いに行ったのは折り悪く20度以上まで気温が上がった日だったが、
帰りにネルシャツの上から羽織っていたら汗だくになってしまった
ダウンジャケットのようにモコモコだが、
中綿にはダウンのデメリットを潰すべく米軍の主導の下にマイクロファイバーの製造技術を応用して開発された人口羽毛
プリマロフトが採用されている
ダウンは濡れてしまうと水が染みてしまい保温性能が大きく損なわれる上に容易に乾かないため汚れても洗濯が極めて困難であるが、
プリマロフトは主成分がポリエステルで濡れても水が染み込まず保温性能はほとんど損なわれない
乾燥も容易で中性洗剤を使えば家庭用洗濯機での洗濯も可能という扱い易さが大いに気に入って購入するに至った
下に長袖Tシャツとフリースジャケットを重ね着して実際セブンに乗ってみると結構なボリュームがあり、
バケットシートにみっちり詰まってステアリングが結構近付いた感がある(笑)
気温11度下の運転では全く快適だった
首周りはアゴの前まで届く高い襟がありジッパーを最大まで上げる事で前を閉じる事が出来るが、
首との隙間は結構空くのでセブン運転時にはネックウォーマーや襟巻きはプラスしたいところ
袖はかなり長く、普通に立って手を下げていると手がすっぽり隠れてしまう
手を前に上げると運転時に支障はないくらい手は出てくるが手首に着けた腕時計は袖の中に隠れたままである
これは輸入元の中田商店のサイズ展開に問題があるように思う
このB.A.F社の製品はアメリカ本国ではもう少しサイズにバリエーションがあるはずだが、
中田商店の販売しているのは170cm〜180cmのSRと175cm〜185cmのMRの二種類のみ
身長174cmの私はSRを選択したがそれでも袖丈がこれだけ長いわけである
この点が他の方にこの品を軽々しくお勧めでき難くしている
という訳で興味のある方にはサイズの豊富なもう一つの米軍納入メーカー
WILD THINGS社の製品をお勧めしておく
Posted at 2023/12/04 18:32:10 | |
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