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ジョナクンのブログ一覧

2024年03月20日 イイね!

断頭台のフェラーリ×2題

断頭台のフェラーリ×2題巷ではアニメ「葬送のフリーレン」に出てくる「断頭台のアウラ」というキャラクターが人気であるらしい
それに乗っかるという訳でもないがフェラーリを駆るレーシングドライバーが斬首されるに至った事故やその周辺のお話などをつらつらと

レースでの斬首事故と言えばF1では1960年のクリス・ブリストウや1974年のヘルムート・コイニクが有名であるが、
オープンスポーツカーレースの分野でもかなりの数起きていた模様


1951年 フェラーリ212 エクスポートC(シャーシNo.0078E)でル・マン24時間に出場したフランス人ドライバーのジャン・ラリヴィエールはスタートからわずか6周目のテルトル・ルージュコーナーでコントロールを失いコースアウト
その先にあった有刺鉄線の柵に突っ込んだラリヴィエールは憐れ首を切断され即死してしまった

白いボディが吹き出した多量の血液に染められた凄惨な写真が残されている



1965年 当初フェラーリ330Pとして出荷された後にエンジンの載せ替えにより365P2へとバージョンアップされた車(シャーシNo.0824)の供給を受けたプライベートチームのスクーデリア・フィリピネッティからル・マンの前哨戦であるモンツァ1000kmに出場したスイス人ドライバーのトミー・スパイシガーはその34周目、
モンツァ・サーキットの裏ストレートから高速で進入する最終コーナーのパラボリカをブレーキトラブルから直進しコースアウト(因みに1970年にはロータスF1のヨッヘン・リントも同コーナーでのブレーキトラブルから死に至っている)
コース脇の土手を乗り上げた先にある森に突っ込んだ車は横倒しになった上に出火し全焼
ドライバーのスパイシガーはといえば土手へと乗り上げたショックでプレクシグラス(ポリカーボネート)のフロントウインドウに頭を突っ込み首を切断されており出火する前に既に死亡していた


事故前の写真
腰のベルトはあるのかも知れないが少なくとも肩のベルトは見当たらない
その為に衝突による急減速時に頭が前方へ持っていかれたと思われる

余談だがこの10年も前にはジェームズ・ディーンがポルシェ550スパイダーに乗りレース参加のため会場のサーキットへと遠征する途中で他車へ衝突する事故を起こし、
同様に前方に頭を持って行かれステアリングに頭を激しく打ち付けて首の骨を折り死亡しているのだが、
ことオープンスポーツカーレースの分野において4点式以上のシートベルトの普及はその後10年間ほぼ進んでいなかった事になる



…とまあフェラーリにまつわる恐ろしい事故の話を並べたが、
もっと恐ろしいのはこの2台ともがヒストリック・フェラーリとしてそれぞれオーナーの所有の下で現存しているという事だ(敢えてシャーシNo.を書いたのはそれによって履歴が追えるからだ)

1台目の212は車の損傷自体は軽微で事故の翌年には早くも後のF1チャンピオン フィル・ヒルの手に渡ったのを始め、
幾人ものオーナーを経て現在はアメリカのとあるエンスージアストの所有との事
(さすがに色は赤く塗り直されている様である)

2台目の365P2は全焼にまで至ったシャーシがフランスのコレクターの下で保管された後1990年になって元レーシングドライバーのデビッド・パイパーの手に渡り、
新造されたボディ/シャーシにオリジナルのエンジンを載せるという形で復活しヒストリックレースイベントで活躍
1998年にはオリジナルシャーシが修復成りオリジナルエンジンはそちらへ移植された
更に新造シャーシの方には別の同型エンジンが載せられた結果、同じシャーシNo.0824の2台のフェラーリ365P2(新造の方はレプリカに当たるのだろうが)を一人のオーナーが同時に所有するという奇妙な状況が出来上がってしまっているとの事である

因みに現在93歳のデビッド・パイパー氏は主にスポーツカーレースで活躍したレーシングドライバーであるが、
映画「栄光のル・マン」の撮影にカメラカーへと改造されたポルシェ917のドライバーとして参加した際に片脚を切断するほどの大事故に見舞われレーシングドライバー引退を余儀なくされた為に映画のラストで名指しで謝辞を捧げられている事の方が有名かもしれない

そんな経験を経た人ならば縁起の悪いヒストリーを持った車との関わりは普通避けて通りそうなものだが、
前述のフィル・ヒル然りレーシングドライバーや真のエンスージアストとはそんなヤワな神経では務まらないものなのかも…

あ~こわ
Posted at 2024/03/20 19:57:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年02月23日 イイね!

京商1/18ケータハム スーパー7 JPEの出物を発見!

京商1/18ケータハム スーパー7 JPEの出物を発見!「センターハム」などとなっているのは御愛嬌(笑)

検索逃れにも一役買っていたかも知れないね




そしてすかさずゲット!


京商の商品ページ
もう発売されてから13年も経つのね
でもここに載ってるのは再販品かな
最初の発売はもっと前だったはず

今どきはどこもプレ値が付けられている中で結構安く手に入ったぜウェ〜イ


輸送の間に箱の透明ウインドウを保護する部分もそのまんま

せっかく付いてるんだし外そうかどうしようか迷うなあ
中見えなくなるけど(笑)
Posted at 2024/02/23 10:33:31 | コメント(2) | トラックバック(0)
2024年02月15日 イイね!

オイル交換実施

前回の交換から2500km程度だが走行距離が40000kmを超えてきたのでマイクロロンの添加も併せて行う


VXエンジンの使用オイル量は3.5L程度と少ないのでアストロプロダクツの小型の手動エキストラクターを入手していたがこれが失敗だった

ポンプが小さく取り外し式のため外れないように押さえ付けつつほぼ1分毎に7〜8回のポンピングを行わなくてはならない(地面に置いた状態で行うとこれがまたツラい)

しかもオイルは充分暖めたにも関わらず吸い出しが全く遅く全部抜き終わるまでに一時間以上も掛かってしまった
その間延々とポンピングを繰り返すわけである!

抜けたオイル量が前回ショップで交換してもらった時に入れたというオイル量とほぼ変わらなかったのは収穫だったが…


オイル量が6Lあったドライサンプ仕様のBDRに乗っていた時代には上のタイプのエキストラクターを使っていたが、
高さがあってポンピングも楽だし吸い出しも早かった

手動タイプだとやはりこれに勝るものは無いなと痛感
次回の交換までに再調達しておこう


オイルフィルター交換してオイル注入後再度暖機してマイクロロン半量注入したりマイクロロンを各部に行き渡らせるために走ったり残り半量をオイルに入れたりガソリンに入れたり定着させるために更に走ったりしたが、
残念ながら全て写真を撮るのを忘れてしまった

無念
Posted at 2024/02/15 20:04:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月08日 イイね!

サイレンサーブラケット着弾

サイレンサーブラケット着弾仕事を終え夕方帰宅すると注文していたサイレンサーブラケットが届いていた


板厚は元の3mmに対して4.5mm
安心感爆上がり!


急いで取り付けて、


7の日の夜の部へ行ってきますた

楽しかったです
Posted at 2024/01/08 08:49:47 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年01月01日 イイね!

明けましておめでとうございます (からの~初トラブル)

明けましておめでとうございます   (からの~初トラブル)昨日予告した通り走り初めの朝練に出掛ける

快調に走り回った帰り道の交差点でストップしている最中に左後方から何やらペキガシゴキピシグキという連続音が

走り出すとますます音は大きくなりしかも全く鳴り止まない
タイヤ周りに異物を噛み込んだか?
まさか駆動系とかだと厄介だなぁなどと思いつつ朝ラーをキメがてら山岡家の駐車場に入り、
アイドリング中にもまだ鳴り続けている音の発生源を探る

すると…


おわかりいただけただろうか


サイレンサーブラケット折れてるぅぅー


音の原因に緊急性無しとホッとしたところで山岡家に入店して朝ラーをキメる

美味し


帰ってブラケットを外す
これまでも折れた事がある様子

溶接して補強もしていたがまたそれ以外のところが折れた、と


とりあえず外したままで置いとく

汎用ブラケットを入手して応急的に吊っておく事も考えたが、
今どきは元日営業をしているホームセンターがどこにもないので今日のところは何も手出しができない

それに後ろ出しのマフラーが二点支持で吊ってあるからすぐに落っこちる事も無いだろう…

しかしこのブラケット調べてみると多分純正で言うKシリーズのR500・スーパーライトR用で5000円超えなんだけど、
補強無しだともっと早く折れてしまうのではないだろうか

路面が悪いと左のドラシャ下を通るマフラーパイプにしょっちゅう当たってるからそのダメージがここに蓄積するんだろうしなあ

…サイド出しにしよっかな(ボソリ)

という事でこちらは前途多難の年明けとなりましたが、
皆様本年もよろしくお願いいたします
Posted at 2024/01/01 12:35:10 | コメント(1) | トラックバック(0)

プロフィール

「@Yoshina 海外じゃグラスファイバーのジープボディが売ってたりしますが…ここまで透明だとアクリルかポリカーボネート?
裏に芯とか入ってるけど強度は期待できなさそう」
何シテル?   11/15 12:07
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