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イイね!
2022年03月10日

CX-60ワールドプレミア

CX-60が欧州でワールドプレミアされました。
ラージ群の存在が明らかになってからはや数年…長かった…
詳細は自分が語るまでもなく各種ネット記事や公式プレスキットに記載されているので、いくつか気になった部分について私感を。

・エクステリア
 さすがプレス用の公式写真、リークとは見栄えが雲泥の差です。
 過去のリークでエッ!?となった自分は、あれ、意外とイケるじゃん!?なんて思いました。
 確かにフロントマスクはこれまでにない圧を感じるデザインで、これまでのシャープなイメージとは一線を画しており、好みが分かれるのもわかります。
 ただ、ヘッドライトやサイドのエアインテーク等意外とホリが深そうで、思った以上にメリハリが効いているように感じます。そのせいか、陰影やリフレクションがはっきりしている写真では思った以上にカッコよく見えるので、おそらく実車を見たらかなりイイ感じなのでは、と思っています。

 いや正直な話、この写真は本気で「ロジウムホワイトめちゃくちゃカッコイイじゃん!」と思いましたよ。


画像出典:Mazda UK

 ところで、海外ではグレードによってフロントマスクやホイールアーチの色に差があることが判明しています。


出典:Mazda CZ

 日本仕様でどうなるかは不明ですが、黒トリムの要望は結構ありそうなので、導入される気はしますね。個人的には、この画像のみで判断するならボディ同色タイプも全然アリだなと思います。

・インテリア
 白基調のインテリアは落ち着いた明るさで、MAZDA3の黒基調の内装に慣れている身には新鮮です。何となく気持ちに余裕が出そうで、これはアリだな!と思っています。
布シートだったら迷わず選んじゃうかも!?


画像出典:Mazda UK

 一方の黒基調のインテリアは、シックな感じでこれはこれで高級感があっていいですね。ステッチやめっきパーツが程よく引き締まった感じを出しています。


画像出典:Mazda UK

 この内装画像で注目したいのが、ピアノブラック調のパーツが少ないこと。
 ピアノブラックが嫌いなわけではないですが、やはりホコリや傷が目立ちやすいので、心理的にはないほうが落ち着けそうです。どちらかというとゆったり系の内装デザインなので、変にテカテカした部分を作らないようにしたのかもしれません。
 そしてもう一つはスピードメーターで、全面液晶になったものの、3眼メーターモードがあるようでMAZDA3のメーターデザインが好きな自分は一安心です。

 総じて全体的に上質感が漂っていますが、気になる点があるとすれば、グローブボックス等ダッシュボード下部の質感でしょうか。単純なシボ加工済の硬質プラスチックとかだとちょっと肩透かしかな?とも思いますが、さすがに多くを求めすぎですかね。
 あと、部品の共用化のため仕方がないとはいえ、コマンダーコントロール周辺のスイッチ群がちょっと浮いて見えます。
この辺りは本当に好みの問題なので、あくまで私感ですよ!

・寸法
 懸念していた寸法は、全長4745mm×全幅1890×全高1680mmでした。CX-5比でそれぞれ+170mm、+45mm、-10mmといったところです。
 一方で最低地上高は170mmと、CX-5から-40mmなので、ここは気になる人は気になるかもしれません。
 そして最小回転半径は5.4mと、より小さいCX-5から-0.1mでした。この辺りFR化が効いているんでしょうかね!?
 なお、室内やラゲッジのスペースはCX-5から順当に広くなっているようで、大柄の人も乗りやすそうです。

・パワートレイン/駆動系
 プラットフォームを白紙に戻してまで作り上げたPHEVが本命でしょうが、個人的にはやはり直列6気筒のSKYACTIV-DとSKYACTIV-Xが気になります。今回詳細スペックは明かされませんでしたが、気になる情報がいくつか記載されていました。
 直6 SKYACTIV-Dに関しては「4気筒版(※2.2Lと推測)と同等のエンジン重量」直6 SKYACTIV-Xに関しては「ターボチャージャーが不要になった」「4気筒版と同等の燃費」というにわかには信じられない文言が踊ります。
 特に直6 SKYACTIV-Xについては、過給機がないとなると名実ともにNAエンジンになったようなもので、ある意味NA直6グレードということになるのかもしれません。
日本未導入の可能性が高いことが悔やまれますね…

 なお、トランスミッションはすべて新型8ATで、トルクコンバーターではなく多板クラッチを採用している模様。MTのようなダイレクト感が味わえるとのことです。
 また、Mi-Driveについてはスポーツモード、オフロードモード、トーイング(牽引)モードに加え、PHEVではEVモードも装備されるようです。EVモードを除く3つはこれまでエンジン種別やグレード別で搭載の有無がありましたが、CX-60では全グレードに装備されるのか気になりますね。

・ドライバーパーソナライゼーションシステム
 最大6人+ゲストのドライバーを認識して、ドライビングポジションの自動調整や各種設定(250種以上!?)の切り替えができるようです。
 また、乗降時にステアリングとシートが自動で移動して乗降しやすくしてくれるそうで、まさに"高級車"といった装備です。

・その他
 大柄な車体ということで、360°ビューにシースルービューが追加されていたり、見切りの良さ等に触れられています。
 また、車体剛性や事故時の衝撃吸収能力なども向上しているようで、この辺りは順当に進化している様子。
 足回りの説明では、ことあるごとにMX-5(ロードスター)の名が出てきているのが印象的で、走りにも相当の自信がありそうです。

 ざっくり私感を述べてみましたが、個人的に非常に気になっている直6エンジンの詳細や布シート内装、そしてi-DMの進化の有無は分からずじまいだったので、4月上旬といわれる国内仕様の発表を楽しみに待ちたいと思います。
 そうそう、2022年春までにアップデートされた中期経営計画が発表されるという話もありましたね、こちらも楽しみです ^^
ブログ一覧 | クルマ関係 | クルマ
Posted at 2022/03/10 21:58:49

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