
画像は「チューブラーで先径1.5mm」と言われたのを勘違いしてソリッドの先径が1.5になるように印を付けたもの(笑)
ソリッドの場合は先径は1〜1.2mm程度プラス塗膜が良さそうです
さてさて、広島の仲間に相談し、東邦産業さんに相談し、少しずつ自分用の竿を実現させようとしています。記録としてこの記事を順次追記していこうかと思います。
【2023.04.09】
わざわざ愛知県のイシグロ鳴海店まで行ったのでせっかくなのでお土産代わりにグラスソリッドの穂先だけ買ってきました。
ぶっちゃけ関西にはマタギもあるしエイトもあるので、わざわざイシグロ鳴海店まで来る必要は無かった気がしますが💧
ただ、イシグロのブログを参考にしてアイデアを練ってきたので、その竿作りの空気感を感じられて行ったことは無駄では無かったと思います。たぶん💧
アマノ釣具の製品(?)で先径は1、長さ1200、元径5mm
http://amanotsurigu.com/aglasssolid.html
ちなみにAが普通のグラス。Bは高密度グラス。感度は良さそうだけど硬くて重い。
この穂先を東邦産業のグラスチューブラの先端に継いでブランクを作ります。たぶんワンピースにするかな?2ピース化する可能性もありますが、ベンドカーブが不自然になるくらいなら1ピースの方が良いでしょう。全長120cmくらいのショートロッドを予定しているので持ち運びはどうにでもなりそうですし。
【2023.04.14】
五光醤油へラーメンタレを買いに行くついでにフィッシングエイトへ行き、アマノのグラスソリッドを持ち込んで東邦産業のグラスチューブラを選定する。
結局一番細い番手ですら「ちょっと硬いかも知れない」という感じ。当初「これくらいが良さそう」と思っていた二番目に細い番手だと、バットの安心感は素晴らしいが、グラスソリッドを繋ぐと極端に穂先だけ曲がるアジングロッドみたいなテーパーになると思われます。
とりあえずしばらくはこの2本を振ってみたりテープで仮固定して曲げてみたり色々やりながらイメージを膨らませてみましょう。
「この組み合わせじゃダメだ」となればBグラスも検討します。カーボンソリッドを継ぐのはイシグロのブログのやり方そのままなのでやはり穂先はグラスにしたいですね。
市販の竿だとフェンウィックのグラスのモデルやメガバスやバレーヒルの竿が感触が良かったです。
特にバレーヒルの3フィート8インチのモデルは短くて渓流でも使いやすそうでしたが、メタリックレッドのブランクスがどーにも受け入れがたく…
磯竿ならまだわかるんだけども…せめて普通の赤なら…
東邦産業のグラスチューブラーをベースにすると、そのどれにも似ていないフィーリングの竿に仕上がる予感がします。胴のしなりと張りのバランスが実に私好みな気が。フェンウィックのグラスよりもう少し踏ん張ります。
自宅へ持ち帰ったのでソリッドとチューブラをとりあえずセロテープで2箇所で固定しておいて、床などに置いた状態で曲がりを確かめます。床に置く理由は曲げていくとソリッドのお尻が跳ね上がるので、持ち上げた状態でのチェックではケツの重みが悪影響を及ぼすからです。
うーん…理想を言えばあとほんの少しだけ穂先が硬めの方が自然な曲がりになりそうですが「ソリッドを太くする」ことは不可能です。なぜならソリッドを太くするとチューブラ側も太い部分で繋ぐことになり、チューブラ側も硬くなってしまうから
今のところは…ソリッドを25cmのところでチューブラに継ぐくらいか。これより短いと腰が無く、これより長くすると太さが合わない。勿論ソリッドなので研磨して外径を細くすることは可能ですが、今以上にテーパーを弱くしたら余計に穂先だけ入るようになりそうな。
それをやるならむしろティップ側を少しカットして太くした方が良いかも?🤔
何しろ初めての作業なのでさっぱりわかりません。
一応セオリーでは25〜30cmソリッドを継いで、その継ぎ目に4番ガイドを固定することにはなっています。
ソリッドが膨張色なので、肉眼だとわかりにくいので、チューブラー側の塗装を少し削って外径をチェックしてみないといけませんが、とりあえずチューブラ側はなるべく先端はカットしないで穴を加工した方が良いのかなぁ…
【ノギスで測ってみた】
京都の老舗、キタガワ釣具へ寄ったら手作りコーナーがめちゃくちゃ縮小していてビックリ😅
アメリカから来た少年が「トラウトなら俺もフジで釣ったぜ」とスマホでベイトタックルと天然ぽいヤマメの画像を見せてくれました。外国人がいきなり行ってポンポンヤマメが釣れるそんなところあるの?
私の英語力では「元日本記録保持者」という説明は出来ず。そもそも元日本一は恥ずかし過ぎるので、そのうちまた奪還しなければ…
さてさて、キタガワには魚心観の長さ900mm、先径0.8mm元径5mmのグラスソリッドが置いてあり、持ってみるとアマノのものよりもしっくりくる気が…
まぁテーパーがキツいですから比較出来ませんが。
で、家でノギス当ててみると、塗装を剥がしていない東邦産業グラスチューブラーは先端が約2mm。
先端からほんの少し切って内径を加工するとして2.2mm程度ですが塗装を剥いだら2mm程度かな?
で、アマノのグラスソリッドの外径2.2はだいたい先端から30cm付近。このままだとちょっと長いか?
ただチューブラの塗装を剝いだ太さに合わせるともう少し短くなりますが…
アマノのソリッドを短くするなら先端をカットし、その分太くなる先端を多少研磨して細めに加工する感じ。
対する魚心観を長めに使う場合は、とりあえず0.8と細い先端を1mmくらいの太さでカット後に理想のテーパーと長さになるように元側へ向けて研磨(単に先端側カットして都合とすると先端のソリッド部分が短くなり過ぎる気が)
魚心観の900mmの穂先に東邦のグラスチューブラーの2番目に細いやつを組み合わせると凄くパワフルな竿が出来上がりそうですが…フローターで鮭釣りとかするならありかな💧
【イシグロの担当者に電話】
思えば先日イシグロへ行った際に作例の竿を実際に触っておけば良かった(疲れてて頭が回ってなかった&店で触れるという一文を見落としていた)のですが、そんなこと言っても仕方がないので電話しました。選挙も終わったしね(ようやく皮膚科も行きました)
で、ジャストエースのカーボンソリッドは切らずにそのまま繋いだそうです。350mmですね。
確かに私の手元にあるブランクもそれくらいです。
ガイドは5個目らしいです。
なるほどなるほど。見えてきましたよ。
「ティップで投げて、ベリーで掛けて、バットで浮かす」のティップがほぼグラスソリッド。ほぼ鱒レンジャー。
で、ベリー以降をグラスチューブラーで張りをもたせる感じ。
カーボンソリッドなら太さは同じで良さそうですが、グラスソリッドを継ぐ場合はソリッド側をわずかに太くしてやった方がベンドカーブは自然になりそうな予感がします。
太さの違いはなるべくギリギリまで削ってやって、段差なんかは補強の糸巻きや塗装である程度誤魔化しましょう。太さを揃える事を優先して曲がりが汚くなるよりはそっちの方がましでしょう。
カーボンロービングも到着。
531円。まぁ糸でも構わないですが、安いものなので注文しておきました。刻んだり巻き付けたりしてリールシートやグリップ作るのにも使えます。
【タックルベリーでグラスソリッドを入手】
そう言えばタックルベリーってお店によっては渓流竿の穂先とかウキの穂先用のグラスソリッドとか、元のお店の陳列用パッケージのまま売られていたりしますよね。
久しぶりにタックルベリーへ寄って、例の中華ルアーの査定を頼んだら30円。
店内をウロウロしてたらグラスソリッドの穂先がありました。
長さ600mm、先径1mm、元径7mmとかなりのハイテーパーです。
普段ならこんなもの買いませんが、わずか220円なので研究用兼予備として購入。
一応サクラの穂先ですが、一緒に並んでた他のメーカー(?)と色なんかは同じ。高密度なので削ってもバラけにくいと書かれています。
このままだと繋ごうにも太すぎるか短すぎて使えないのでドリルとかでテーパーを調整する必要があります。まぁ、色や硬さを比べるだけでイシグロで買ったアマノの穂先を加工する方が簡単ですね。
ただ、アマノも切断後の残りとかを無駄なく使うならまた削る必要がありますけども。
初めにアマノのを買ったからわかることもありましたが、単純に節約だけを考えれば東邦産業のグラスチューブラーを1600円で買って、タックルベリーとかでバッタモンのソリッド穂先を買ってきて削って使えば1800円ほどでブランクが完成してしまいます。
運が良ければ中古釣具屋さんで長さ1200mm、元径5mmの穂先も手に入るかも?もしそうなれば最高です。