2022年02月04日
軽自動車検査協会にはいつもお世話になっております😅
同じ様な問い合わせが少しでも減ればお互いにメリットあると思いますので、なるべく公開していってます。
◎フロントガラスの無い車
JA11の幌なんかはフロントガラスが前に倒せて開放感が味わえます。わざわざ倒して受検しなけりゃ良いんですが、トライアルの競技車両みたいに全部無い状態で受検したらどうなるのかと(公道を走行するとどうなのかというのは道交法なのでまた改めて警察に確認しないといけません)
ちなみにガラス取っ払った車を「農薬散布車」扱いで公道走らせるマニアもいるみたいですが、利便性が地獄です。
で、法律とかの条文にはガラスに関する条文は無いそうで、ガラスとワイパー無くても車検は合格出来そうなものですが、軽自動車検査協会のガイドライン(?名称を失念)で「ガラス類が割れたり脱落していないこと」とあるらしいです。
確かに私は検査員さんの声を聞き逃さない様に毎回窓全開で受検してますが、ほぼ毎回「じゃあ一回窓閉めて」と言われます。
なのでP車みたいなのを事前に相談無く持ち込むと当日相当に“お互いが”苦労する羽目になると予想されます😅
ハーフドアも微妙そうですね🤔
法律や通達の条文じゃないものにどこまで権限があるのかわかりませんが、検査員さんは「窓が健全か」見るように決められているわけですから、わざわざ現場で揉めずに事前に確認してから持ち込みましょう。
とりあえずP車やハーフドアの画像を資料として窓口で見ていただくつもりです。
◎ホーシング前出し加工
◎プロペラシャフト延長スペーサー
↑これについてはホーシング前出しは「検査員が見落とす事もあると思いますが、問題が無いかは即答出来ない。一度写真やイラストなどで説明したものを見せて欲しい」とのこと。
ホーシングやスプリングシートに新設する穴をどう解釈されるかですかね?元の穴を塞げばいけるか?
プロペラシャフト延長スペーサーに関しては動力伝達装置なので改造申請の対象。そのまま受検して検査員が見落とす事があったとしても本来はダメ。
改造申請には当然強度計算書が必要になりますが、ボルト類の強度だけでOKなのか、それともスペーサーの強度も必要なのか。
きっとスペーサー側の強度計算書も必要でしょうね。木綿豆腐で作ったら怒られるるだろうし💧
※ジムニーも乗ってる改造に詳しい車屋さんの意見では「ホーシング前出しに限らずホイールベースが変わるのはダメ」「使用するボルト類の強度が足りていればプロペラシャフトスペーサーは強度計算不要」との事です。プロペラシャフトスペーサーに関しては軽自動車検査協会の担当者が何て言うかわからないですが、ホーシング前出しに関しては最初から諦めた方が良いでしょう。
◎シャックルストッパー切除
「シャックルストッパーとは何か」から話が始まるので話がベリーロングになってしまいました💧
普通の状態や荷重が増した時には何の仕事もしない部分ですが、場所がフレームなので心配です。一応リーフの耐破壊性に影響する機構です。
検査員はそもそも知らない検査の際も見ていないポイントだそうですが、万が一にも指摘されたら車検適合に戻すの大変なんてもんじゃありません。
やっぱり「わかる画像とかお願いします」という事になりました。
※詳しい車屋さんは切っても構わないと言ってました。
◎ダブルキャリパー
仲間のカッティングブレーキが民間車検場で「うちではムリ」と言われたらしいので確認とりました。
ノーマルの機構を減らしたり、ディスクブレーキをドラムブレーキにしたり、油圧を空気圧に換えるなら改造申請の対象になるが、フットブレーキと別の油圧回路で作動するキャリパーを、ナックル等を社外品と「交換」したりせず本来の機能を残した状態で、「追加」しているなら問題無い。ということだそうです。
まぁ、こういう改造するのなら車検の際にホイールとか外した画像や分解図を資料として持参しておけばお互いの時間の節約になるでしょう😊
◎ハイステア加工
質問する予定はありませんでしたが、ダブルキャリパーの話の流れでついでに確認しておきました。
「ノーマルパーツを」「本来の機能を損なわずに」「取付る方向を変更したら」という事には「OK」とのこと。
ただ、私が上手く誘導して「OK」と言わせた感が💧
純正改造ハイステアはステアリングロッドにタイロッドエンドが増え、ドラッグリンク(?)側のタイロッドエンド(?)が1つオミットされます。
これは「本来の機能を損なっていない」のか💧2本の組み合わせなら機能は変わっていないんですけどね。
それとナックル側を反対側からテーパー加工するから、厳密にはノーマルよりは強度は下がります💧
黙って受検したら検査員さんは見落としそうな改造ではありますよね。
※純正改造をやめて「左ハンドル用のタイロッドを輸入して小加工してポン付け」にしましたので、よりホワイト寄りのグレーになりました😅
◎コイルサスペンション化←マニアック過ぎる質問の数々に担当者が「続きは窓口で😅」となってしまいました(笑)
◎ホーシングガゼット補強
これは話題に出す暇もありませんでしたが、普通に考えて純正の機能や強度を損なわず溶接でくっ付けて補強してるので問題無いはずです。
資料作って持ち込みますけども。
◎追加電動パワステ
ステアリングシャフトの中間に電動パワステを挟む改造が一部で流行しています。
ボンネット開けたら丸見えではありますが、検査員さんが気が付くかどうかではなく、改造申請の対象なのかが気になります。
ノーマルのギアボックスとかは残っていて、部品が「追加」されてるだけだからOKという見方になるのか、それともステアリングシャフトの改造と見なされるのか?
気が付けばまぁまぁなボリュームの資料を作る羽目になってしまいましたね(電話ですまそうという浅はかな考えしてた)
Posted at 2022/02/04 21:57:47 | |
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