
「子供に親しまれているから」という理由でちょっと配慮されている外来生物がアカピッピミシミシガメとアメリカザリガニです。
で、各自色んな考えがあるとは思いますが、ミシシッピアカミミガメは「増えすぎだろ!」って思ってます。まぁ甲羅干しするから目に付きやすいのもありますが。
で、「飼えなくなったら逃さずに冷凍庫へ入れてなるべく安楽に殺しましょう」ということになっています。
が、ちょっと川に興味を向けたら、短期間で様々な外来生物を見付け過ぎたので市、府、国と様々な窓口へ色んな相談したら…
「捕まえたミドリガメは冷凍庫へ入れてください」という指導(?)をいただきました。
即座に返信打ちましたが、「そんなのムリ」です。幸い特定外来生物じゃないので生かしたまま運搬はできます。
容器に詰めて運ばれるのは亀にとって「安楽(苦痛を感じない)」なのか?
そして、某河川で防除作業をしたとしたら100匹単位でミドリガメが捕獲できる可能性がありますが、それを市民ボランティアの自宅の冷凍庫に入れろというのか?
バカじゃないの?目的は環境保全・防除なのに、それに善意で取組む市民ボランティアのハードルを無駄に上げないで欲しい。だったらせめて金払え💧
市がゴミとして回収してくれないかとか相談は勿論しますが生死についてはまた各所に相談します。
で、ジムニーミーティングの当日についでに仕掛けのチェックしたらスッポンじゃなく大きなミドリガメが掛かってました。草むらに隠れてました。
捕まえようとしたら凄い力で蹴られます。当然ミドリガメは噛むので首にも注意が必要です。どこを掴めというのか💧
時間も無いのでテグスを引っ張って首が伸びた所を石で頭を狙いましたが、失敗してハリスが切れて水中へ…
京都府から指導も受けましたが、大元の環境省のマニュアルは間違ってる。あれはあくまで飼育個体であって防除作業とは別物。
ミドリガメを冷凍庫へ入れるって亀掴まないといけないじゃん?推定甲長25cm、重さ2kgの野生のミドリガメが命懸けで大暴れするのを担当者は掴んでないだろ。
以前ネットで見たのはフィッシュグリップで首を掴んで伸びた所を狙うようで、おそらくそれは正しいやり方です。
私も一応釣り人のはしくれなのでフィッシュグリップは持っていますし、今は何とダイソーにも売ってます。
首を狙うのは出刃や牛刀やキッチンバサミ(ハサミは残酷だけど)でも良いですが、せっかくなら大型のハンティングナイフやボウイナイフが気分ですね。自宅に何個かありますので父に出してくれと言ったら「あいつは噛むから手鉤を喉に打ち込め」というアドバイスをいただきました。
父はスッポンのカゴでアカミミガメを沢山捕獲した実績(?)があります。ここは素直に聞いておきます。
ただし、父が現役時代に使っていた手鉤はどこにあるかわからんので、最悪は釣具屋のハンドギャフ買うか◯ルカリで安いやつ買います💧
釣りの場合はハリスでぶら下げたりすると首が伸びることもあるので手鉤打ち込めるでしょうが、冬季に玉網とかで捕獲したやつは裏返しに置いて起きようと首を伸ばした所を狙うことになりそうなので、手鉤よりフィッシュグリップの方がやりやすそうです。
あと、そもそも裏返しに置くには掴まないといけませんので、どうにか蹴られず・噛まれずに亀を掴まないといけないのは変わりませんね。
とりあえず今後行政等に「冷凍庫へ入れろ」と言われた際に
『だったらお前が実際にやってから言え』と反論する根拠が出来ましたね。てかスッポンだったとしてもフィッシュグリップは携行すべきですね。
わりと流れもあるし水も濁ってない場所だからミドリガメ居ないかもと思っていましたが甘かった…
ちなみにスケジュール的にギリギリだったのでジムニーミーティングの前日は淀川でハゼ釣りしてきましたが、夕方から淀川水系の大川(?)でウナギ狙ったら40cm今日のチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が釣れてしまいました。スモールマウスバスが増えたのはバス釣りをする身としてちょっと責任を感じてますが、わざわざこんなブサイクな魚を放流した奴はどこのどいつだ💢
殺すしか無いし、初物だから食べてみようとは思います。たぶんそんなに美味しくないと思います。マナマズも別に「美味しくはない」と思ってます。
たまに「ブラックバスは美味しい魚。カレー粉を付けて揚げると美味しい」みたいな人が居ますが、食糧難の時代じゃあるまいし、新鮮な海の魚がスーパーに並んでる時代に、スパイスで誤魔化して油で揚げなきゃ食えない魚を「美味しい」と表現するのは間違いです。
私の好きなハゼは天ぷらにすると「とても美味しい」です。カレー粉を掛けようと思う日本人はきっと居ません。もし居たらそいつはインド人です。
そして、私の好きなアマゴは油で揚げることすら「デチューン」みたいなもので、余計なことはせず塩焼きが超旨い。アマゴの刺身はちょっと判断が分かれますが、海の魚はだいたい刺身も美味しいやつが食用に人気ですよね。
そういう「美味しい魚」があるのにわざわざ「美味しいとまで言えない」外来生物を食べる必要は無いです。第一の目的は防除です。殺すことに意義がある。
まぁ世の中にはミドリガメを食べる人も居ますが、1度に100匹とか捕まえたら食べることにこだわると大変な目に遭うでしょう。
鹿なんかも同じです。別に美味しくないよ鹿は。食えるけど。
労力と危険性考えたらスーパーの安くて美味しいお肉は素晴らしいです。
とりあえず10月の前半は例年忙しいので今シーズンはもうスッポンやミドリガメは釣れないかも知れませんが、冬には軽く玉網による駆除にも挑戦してみようかと思っているので殺害方法や処理の準備はしておこうとおもいます。
【追記】
府の担当者からの見解→
実際に作業とか行うことは無いので講習会は行っても環境省からの情報に基づいてお伝えをしてる。亀の防除のやり方も「これが正しい」とかではない。
↑「メールでは送れない」とわざわざお電話でのやり取りでした。「京都府がこんなこと書いてた!」って人が居るから。
環境省近畿事務局から→
市民団体や議員などから指摘等受けると面倒臭いので動物愛護法など「どこからもツッコミが入らない」ことしか「書けない」。状況に応じて『現場で無理が無く安全に』作業してくれて構いません。
ということなので、一市民の私が私が怪我をしない為の行動をするのは全く問題は無いそうです。ただ、子供が参加する場合亀の首を切るとかはどうかなってのはあります。魚の調理は良くて亀の防除作業ではやっちゃいかんのかとかは「面倒臭い」ので後回しにしておきましょう。優先すべきは防除作業。