ユーザー車検に行ってきました。
何とか当日中に合格できたのですが、やはりユーザー車検は毎回ドキドキで、心臓に良くありませんね😅
焦っていたので、あまり写真を撮っていないので画像は殆どありませんが、ごめんなさい。
<(_ _*)>
車検で不合格となりかねない怪しい部分は、レーサーDRZ400純正カム(排ガス)、ミクニTMR40キャブ(排ガス)、ヨシムラオーバルコーンマフラー(音量)、純正ライトリフレクター(光量、光軸)というところなのですが、
それにしても、純正ライトリフレクターが怪しいって、一体どういう状態なんでしょうね??
若い頃から、一応スズキファンとしてやってはきましたが、この純正ライトに関しては、一度メーカーと陸運局にどういう事なのか聞いてみたいものです。
光量が足りないし、光軸も出ないという状態で、どうすると新車販売できていたのか不思議でなりません。
実は以前、ゼッケンデカール化に伴って、顔面スワップも考えたのですが、私のDRZはボディカラーが黒いので、赤いゼッケンを付けると、どうもスズキ250SB(DトラッカーのOEM)っぽくなってしまうのがイヤで、DRZ400SMのイケメン(?)を残すことにしたのでした。
しかし、まぁ、純正と言いつつ、純正の雰囲気は残しつつも、ライトカウル下部のダクト部分はカットして、アゴを引かせて、車体のより下部に取り付けしています。
これにより、自分的にはイケメンが更にイケメン(?)になったつもりなのですが、アゴを引いたせいで光量、光軸ともに更に怪しいものとなってしまっているのが現状です。
という事で、車検で一番引っ掛かりやすいライト(光量、光軸)に、かなりの問題点があるのが私のDRZなのであります。
車検に対しての、この“純正ライト問題”は、55WのHID6000ケルビンで対応してます。
もちろんPH7球のままです。
55WのHIDバラストはなかなか強力で、光量はバッチリになります。
ヤマハセロー純正のリフレクター(H4化)も考えたのですがガラス製なのが気になり、結局DRZ純正を使用し続けているのです。
車検時は、車検時にのみ自作ステーを使ってアゴを上げます。
光軸は、この状態で左右2つに割れているのですが右か左の明るい方でテスター屋さんで光軸を合わせてもらいます。
検査ラインではハイビームでの検査になるのですが、ロービームの方が光量があるのでテスター屋さんではロービームの方で光軸を合わせてもらいました。
もちろん検査官にハイ・ロー切り替えの検査はされますが、ライトの検査ラインではロービームで臨むのです。
今回もライトはこれで無事クリアでした😊
しかし、今回引っ掛かったのが音量です。
私のDRZは二次エア供給システム(二次還元装置)を利用したクランクケース減圧システムを構築してあるのですが、
つまり、排ガス浄化装置にブローバイガスを吸わせているわけであります。
何のことか分からない方は、是非このDRZのクランクケース減圧システムを参照してみて下さい↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/3221167/car/2909898/11443548/parts.aspx
これにより、ノーマル状態の大気を吸っている状態よりは、アフターバーンは少ないのですが、それでもブローバイガスも燃焼されてアフターバーンが起こります。
今回、このアフターバーンを音量計測器がひろい、なんと98デジベルに💦
ちなみに、この年式の規定値は94デジベルです。
最近の若い検査官は融通が効きませんかね💦
アクセルを徐々に戻していけばアフターバーンしないのですが、計り直しもせずに『アフターバーンがパンパン言っているせいでしょう』とか言って一回目は簡単に不合格にされてしまいした。
あと、排ガスに関しては、なぜかレーサーカム、TMR40キャブであるのにも関わらず毎回一発合格です。
恐らくヨシムラのキャタライズド(触媒機能)マフラーのお陰ではないかと思うのですが、
まぁ、排ガスは先ほどの二次エア供給システムの配管を外して大気を吸わせれば、アフターバーンによる完全燃焼で排ガスがより浄化されるはずなのでヨシムラのマフラーでなくても大丈夫かと思います。
そして、音量も二回目で、ようやく合格したのですが、
大音量となるアフターバーンをさせない方法は、この二次エア供給システムに何も吸わせないことです。
二次エア供給システム自体を取り外してキャンセルしている車体のなら、それはそれでアフターバーンは起こりづらいでしょう。
うちのDRZの二次エア供給システムにはエアコックを増設してあり、吸引力の調節が出来るようにしてあるので、
アフターバーンさせたくない場合は、コックを閉めて二次エア供給システムの吸引を完全に塞いでしまいます。
そうすると、あ~ら不思議、アフターバーンしなくなります。
急激なアクセルオフで多少『ブブブ~』とこもった音はしますが、『パンッパンッ』という破裂音は無くなるのです。
という事なので、この純正の二次エア供給システムという物はかなり使えるアイテムであると私は思っています。
まぁ、全て一発合格とは行かないかも知れませんが、二次エア供給システムのオンとオフを使い分ければ音量も排ガスもどちらも合格に導けるわけです。
排ガスが通らないなら大気を吸わせてあげれば良いし、
音量がダメなのなら塞いでしまえばアフターバーンしない訳ですから。
ちなみに、合格した時の、二次エア供給システムをコックを閉めてオフにした場合の音量は91デジベル台でした。
車検対応であるオーバルコーンのマフラー自体の消音効果は、結構あるということですね。