目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
勝手にフォローさせて頂いているみん友さんたちがやっていることに興味があったので多少真似させてもらいながらアルトちゃんで効果を検証してみました。
・タイヤバルブ(歯付きワッシャー)★1
クルマが重くなり、乗り心地がどっしりしたが、アクセルも重くなり回生が強烈にかかる。アクセルのオンオフに対しての反応がシビア。リチウムバッテリーの充電が良くなった。
2
・タイヤバルブ(シリコンチューブ)★3
歯付きワッシャーは取り付けたままでシリコンチューブを追加してみたところ、ノーマル状態に戻った感がある。ノーマルからの変化を強いて挙げるなら、サイドウォールが柔らかいのか、轍でグニグニ動いてる感覚が伝わってくる。エンジン音、タイヤからの走行音含めかなり静かになった。60km/h巡航からの加速(80km/hまで)がアクセルの踏み込み量に対してリニアに近付きエンジンがほとんど唸ることなく加速するようになった。かなりEV感があります。
シリコンチューブは歯付きワッシャーに接触するように取り付けしてます。
3
・上記にプラスしてタイヤバルブの金属部分〜ゴム部分〜ホイール塗装面をブリッジするようにアルミテープを貼り付け。2層構造で1層目に導電性アルミテープ(いつもの)、2層目のホイール〜バルブのゴム部分まで黒艶消しアルミテープ(ホイールハウスに貼ったやつ)を取り付け。★1〜2
エンジンからの騒がしさや走行時の足回りからの騒がしさが少し復活しEV感は無くなった。助手席側ドア?Aピラー?辺りからのビビリ音発生。今回のタイヤバルブ系で初めてのトルクアップ感。しかしアクセルオンオフに対してのシビアさが少し復活。
4
・上記から歯付きワッシャーのみを外した状態。★4
歯付きワッシャー+シリコンチューブのとき以上のしっとり感でエンジンの元気の良さは完全に影を潜め、完全純正状態のときよりマイルドなアクセルレスポンスでめちゃくちゃ好印象です。完全純正の頃からあった元気の良さをアピールする為?のメーカーが施した『味付け』がバイクで言うところのハイスロを付けてあるような感じでドンツキが酷かったのが、ロースロを取り付けたような感じになり、右足首や踵が疲れにくくなりました。(ジスペケくんも純正スロットルのドンツキが気になるので開け始めをロースロ化してありますが、疲労感軽減には効果大です)
燃費などの数値や加速の良さは低下しましたが、エンジン、CVT、足回りのフィーリングが1000ccくらいの普通車かと思えるくらい良くなったのでタイヤホイールは一旦これで完了です。
ただこれスタッドレスなんですよね。いずれ夏タイヤでまた同じことをしなきゃならんのはメンドイです😅
5
・完全に完了にする為、上記にプラスして100均ネオジム磁石取り付け
バルブキャップ(金属)に取り付け。アルミテープで貼り付けてます。
まずN極を上にして取り付けたところ、エンジンに関しては低速からトルクが出ているが瞬間燃費は悪化。どう頑張っても30km/l以上いかない。これは水温センサーにアルミテープを貼り付けたときと同じ状態ですね。CVTの変速はトルクに任せて低回転でゴリゴリ加速する感じです。乗り心地はどっしりしていてコーナリングはアンダー傾向でした。★3
対してS極が上になるように取り付けたところ、トルク感や燃費は取り付け前とほぼ同じか少し悪い感じで乗り心地はしっとりしてますが、フロントが適度にインに入っていこうとしてくれるので多少乗りやすくなりました。CVTの変速は少し踏むとすぐに回転が上がる感じです。★2〜3
フロントはS極を上にしてリヤはN極を上にしてみたところ、フロントの回頭性の良さはそのままにトルクも出てCVTも低速ゴリゴリ系ですね。燃費はN極が上のときより、少しマシになったかな程度でマグネットを取り付ける前の段階までは遠く及ばない感じです。あとマグネット取り付けでアクセルレスポンスはノーマル並みに復活してしまいました。
後日、あまりにも街乗りの瞬間燃費が悪くなった(27〜30km/l)ので、試しに60km/h巡航から70・80km/h巡航に切り替えてみたところ、これまででは考えられない燃費で速度を保ちながら巡航していました。大体36km/lといった具合です。
え?そっち?って感じです。★3
6
・放電し過ぎ?は瞬間燃費にすぐに現れるので、試しにマグネットを取り付けているアルミテープをよりプラスに帯電するアセテートテープに貼り替えてみたところ、
これまではどんどんステアリングが重くなる傾向だったが、一気に軽くなったと同時に電動パワステ感がなくなり、アナログ的な感じに。CVTが低速ゴリゴリ系から普通のガソリン車のように少し踏み込むとシフトダウンして回転が上がるようになった。加速が騒がしいが求められた加速に対してエンジントルクの出ている適切な回転数を使うのでこちらの方が加速は燃費良い。巡航時の燃費は特に変わらず。アクセルレスポンスは少しまったり系になった。乗り心地は角が取れたような感じがするが、ふわふわ系だと思います。★2〜3
センサー系はマイナス、回転摺動系はプラスに帯電させた方が軽やかになるのかな?
7
・上記にプラスして試しに歯付きワッシャーを取り付けてみました。
これまで全ての中間といった印象。ステアリングは適度に重くなり、アクセルレスポンスも少しマイルド、CVTは強固なロックアップはしないものの騒がしいわけでもない。加速時の瞬間燃費も良く、巡航時も良い。乗り心地はノーマルの頃より少しだけしなやかに動いている感。アイストがスパッとかかるようになりました。★4
あとは高速に乗ってみてどうかですね。CVTがウワンウワン唸るようなら2つ前のアルミテープでマグネットを前後逆の極性で固定したとこに戻します。
結果が出次第、また追記します。
8
【2025.0628追記】
2025年冬春時点での最新仕様ですが
(といっても2年前から固定ですが更新して無かったので…)
画像6の状態で気温15〜25℃くらい・天候晴れ・無風〜微風の街乗り通勤ワンドライブ燃費で32〜39km/lといった具合です。
これは鉄チン夏タイヤよりも良い数字で、夏タイヤよりタイヤもホイールも重いのにも関わらず、除電バランスが取れているから。と結論付けています。
仕様の詳細をもう一度書くと、
①エアバルブからホイール裏側へのアルミテープはいりません。外して大丈夫です。
②エアバルブのゴム部分に『密着するサイズ』のシリコーンチューブを被せる。
③アルミ製のエアバルブキャップ上部に『S極を外側』にしたダイソーネオジム磁石を『アセテートテープで固定し、エアバルブキャップ全体にアセテートテープを巻く。』です。
これまでの除電実験・考察からの解説としては…
❶材質がアルミの対象物にアルミの放電索はフィーリングの僅かな変化や性能低下はあっても性能向上はほぼ皆無です。
❷これは『あえて』帯電(蓄電)させることで中和や放電を促進させます。
❸アセテートテープでシリコーンチューブによる帯電のバランス取りをすると同時にS極外側のネオジム磁石で電子の移動をサポートします。
外歯ワッシャーですが、アルミホイールには合っていません。
どうしても使いたい場合、エアバルブの金属部分に直接触れないように(間に絶縁物を入れて)施工してみると多少マシになると思います。
これはあくまでも『アルミホイール』に対する簡易除電です。
鉄チンホイールに同じことをしても全く意味がありませんし、その逆も同じです。
ちなみにアルミホイールなら鋳造でも鍛造でも同じ考え方ですが、結果の出方が違います。
鍛造のほうが良くも悪くも極端な感じです。
なので使用する部材のサイズや施工方法をきっちり揃えてやる必要があります。
鍛造アルミホイールの除電に関しては夏タイヤ用に(街乗り通勤だけの仕様なのに😅)鍛造アルミを購入したので、別の整備手帳としてアップします。
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