
私が愛用しているFILCOのキーボード(FKBC91M/JB2, Majestouch Convertible 2 Tenkeyless 茶軸・テンキーレス・日本語)です。オリジナリティーを出したかったので、アルファベットと数字の領域をグレーのキーキャップに交換しています。
アクセントとしてESCキーをカラフルなキーキャップにしていた時期もあったのですが、少し派手すぎました。もう少し落ち着いたものはないかと探していると、木製のキーキャップがあるようです。しかしキーキャップ1個で1600円。購入するか迷っていたのですが、これ自分で作れるんじゃないかと。
例によって100円ショップで材料を物色。このメモスタンドの台座部分を使うことにしました。
のこぎりでサイコロ状にカットし、万力に固定して木工ヤスリで削っていきます。最後に紙やすりで表面を仕上げます。現物のキーキャップを見ながら似たような形状になるようにフィーリングで削っていくのがコツです。何の説明にもなっていませんね。
ところで本物のキーキャップを観察すると、追加で以下加工が必要であることが分かります。
・キーキャップの裏側を大きくえぐる。
・スイッチの軸と連結するためのステーの取り付け。
彫刻刀でキーキャップの裏側を掘っていきます。彫刻刀なんて中学生以来でしょうか。途中まで調子が良かったのですが…
なんてこった。指も怪我しました。
破片を木工用ボンドで接着してなんとかリカバリーできました。ステー部分は前述のカラフルなキーキャップから金切りばさみで切り出し、製作中のキーキャップ裏にドリルで穴を開け差し込みました。
この状態で一旦キーボードに取り付けてみたのですが、キーキャップの色が白くてちょっと浮いた感じになります。100円ショップのニスを塗って色を調整。
筆を買うのももったいなかったので、使い古した台所用のスポンジに染み込ませて塗ってみました。
装着。
満足です。
労力を考えると買った方が安いと思います。
ただの趣味ですね。
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Posted at
2021/03/07 17:29:21