
小学生時代は、近所の山や藪の中に「秘密基地」を作って遊んでいました。
「基地」と言っても大したものではなく、単に笹や草を刈って基礎となる土地を作り、トタン等の廃材を使って屋根を作り、近所の工事現場にあったコンクリートブロックを勝手に持ち込んで作戦室の机や椅子を作るという幼稚なものです。
そこで何をするという訳でもなく、他人がその存在を知らない、自分たちだけのアジトがあるというのが大事でした。
そういう場所には、必ずと言っていいほど
“エロ本”があったりします。
昔の男の子は、こういう所で『漢』を磨いていたんですね。
今じゃ、雑誌よりもネットが主体か・・・
昔と比べると、信じられないような所まで見られるようになって、いいのか悪いのか・・・
都市部に住んでいると、こういう遊びは難しいかもしれませんが、地方に住んでいた方なら一度は経験があるのではないでしょうか?
さて、もう一つの「秘密基地」は、特撮やアニメ(当時はマンガ)で登場する、正義の味方の装備品を格納する基地です。
そんな基地を特集した雑誌が発売されていましたので、買ってみました。(掲載写真のモノ、結構高い)
基地の中でも最もポピュラーなのは、やはり「サンダーバード」ではないでしょうか。
秘密基地_1 posted by
(C)むい
当時はすごく欲しかったけど、子供の自分に買えるような値段ではありませんでした。
というか、持っていた人を知りません。
当時は今のように大人がオモチャを買うような社会でも無かったし。
祭りのテキ屋が、一等商品で出していたのが印象に残っています。
毎年来るテキ屋なのに、いつも残っている「一等賞」。
店番をしすぎて、箱が傷んできているのが子供の目でも分かりました。
多分これは「客引き」で、実際には当たらないんだろうなぁ~と見ていました。
それにしても、こういう売りにくい商品を出してくるメーカは立派だと思います。
サンダーバードの基地は買えなかったけど、サンダーバード2号はたくさん買った記憶があります。
機体の中央にあるコンテナが外れて、中には3機くらいのメカが入っています。
このコンテナが数種類あって、入れ替えて遊べるんですね。
秘密基地_2 posted by
(C)むい
最近は、食玩で復活したようです。
国内キャラの基地でポピュラーなのは、マイティージャックやマジンガーZ、かと。
マイティージャックのこの基地は、唯一持っていました。
秘密基地_3 posted by
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マジンガーZの基地も魅力的なんだけど、Zの形を崩しすぎていたために、子供ながらに受け入れられませんでした。
秘密基地_4 posted by
(C)むい
足の形が変でしょ。先っちょが平ら。
足の中に爪が入っていて、それを地面に引っかけてモータ動力で歩くんですよ。
そんな機能いらないから、リアルにしてくれ~
これは、ゼロテスターの人工島。
これも欲しかったけど、買えなかった。
秘密基地_5 posted by
(C)むい
これは、ウルトラ警備隊の基地。
これは存在を知らなかった・・・
秘密基地_6 posted by
(C)むい
そんな子供の頃からの「欲しい」が蓄積すると、こんな大人になるわけです。
子供の頃の記憶を蘇らせてくれた雑誌でした(*^_^*)
Posted at 2009/09/17 05:14:58 | |
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