TPMS無効化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
皆さんご存知のTPMS
俗に言う、空気圧センサーでしょうか。
社外ホイールや、別ホイールでスタッドレスタイヤを履かせたい人からしてみるとなにかと目障りなこの機能。
スタッドレス用のセンサーを追加でワンセット揃えて登録すれば良いのでは?とも思いますが、特に必要としていない機能にかける費用にしてはやや高額なので、少しためらってしまいます。
かと言ってスタッドレスシーズンは警告灯が点灯しっぱなし、、、というのもちょっと気になります。
マメに空気圧をチェックしたりパンクの異常にすぐ気付けるような車好きの方にはいらないのでは?と思うこともしばしば、、、
機能の必要性はさておき、私のGSくんもTPMSのセンサーがとうとう電池切れの模様。
エンジン始動後1分程度の点滅→常時点灯
取説によると、このパターンでの警告は空気圧の警告ではなく、バルブ一体型でホイールに内蔵されているセンサーの異常を知らせる警告だそうです。
経過年数から言って恐らく電池切れでしょう。
当然、空気圧の実測値には問題ありませんでした。
しかしセンサーは電池交換ができない為、本体ごと交換するしかありません。
センサーを交換するには、純正部品で1台分4個で25,000円超え。
更には、バルブ一体型のセンサーの為、交換には一度タイヤを脱着させなくてはいけないのでそれなりの工賃まで発生。
更に更に、交換した新しいセンサーのIDを車両に登録させるのにも登録料金が発生。
お金がかかります(´;ω;`)
たかがバルブ交換、されどバルブ交換。
センサーという名のバルブ交換総額があまりにも高額な為、せめてID登録だけでも自分でできれば、、、と思い。
2
早速、会社にあったOBD接続の診断機を繋いで試してみました!
何故そんなものが会社にあるんだ?と言うのはさておき(自動車整備関連の仕事ではないです)
メーカー、車種、型式を選択し診断メニューからタイヤ空気圧の項目を選択すると、、、
3
おー!
あるじゃん!あるじゃん!ID登録!
これでわざわざディーラーに持ち込んでお金を払って登録してもらわなくても自分でID登録できちゃう!やったー!
と、ここまでは計算範囲内でした。
さてさて、ID登録が自分でできることも判明したし少しお高いけどディーラーで新しいセンサーの部品注文でもするかな〜と思っていた矢先、、、
ん?ちょっと待てよ!!!
『タイヤ空気圧システム有効/無効切替』
お?まさか、これは?!
4
警告灯が消えたー!!!!!
嬉しい誤算。そうなんです。実はOBDからTPMSのシステム自体を無効にする事が可能だったみたいです!
システムを無効化することにより、毎回エンジン始動直後に空気圧警告灯が5回ほど点滅しますが、その後すぐに消えます。
常時点灯しっぱなしよりかはよっぽど気になりません。
もちろんディーラーにお願いすれば安全面の観点からか『無効にはできません』の一点張り。
ID登録が自分でできちゃうどころか、スタッドレスタイヤを履かせる際の悩みの種となっていた特に必要としていない機能とキレイさっぱりおさらばできました!
おさらばといっても機能をOFFにしただけなので、診断機に繋げばすぐONにできます。
もちろん、TPMSをOFFにするということは定期的な空気圧のチェックはもちろん、パンクや空気圧不足などが起きた際にメーター内の警告灯が点灯しないので、自分でタイヤの異常に気付かなくてはなりません。
しかしながらTPMS自体が付いていない車も日本中たくさん走っているので、そこは機械に頼らず普段から自分でしっかり点検ということを忘れずに!
こんなこともできるんだ!という新しい発見だったので思わず整備手帳を更新してしまいましたが、車両に元々装備されている安全機能をあくまでも機械的にOFFにしているというだけなので、真似される方は自己責任&要タイヤ点検でお願いします。
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