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テールランプが雨漏りを起こしたので直すついで(?)にLED化をする事にしました。
【注意】
※素人が手探りで作っていくものなので参考にならない部分もあります。
※保安基準に準拠していくつもりですが確証はありません。
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LED化にあたり何度もトライ&エラーをしました。
経験で得た知識です。
1.LEDは必ず密集させる。
→球1つ1つは光量が弱い。密集させてはじめて明るさが得られる。
2.レンズ越しで光量が落ちる。色付レンズでは激減する。
→特にテールの赤いカバー越しでは相当暗くなる。可能ならばレンズカバーの現品を持っていって、実際にレンズ越しで確認する。
3.配線コードは細いものを使う。
→カー用品店で売っているコード類は太すぎて光量がものすごく落ちる。タミヤの子供の工作シリーズで使うような細い配線を使用する。(この結果が分かるのに相当苦労した)
4.反射板(テールレンズ)の中にLEDを仕込んだ場合、晴天時の昼間は全く見えないので注意する。
→必ず反射板以外にLEDを配置しましょう。
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テールランプの取り外しは、内装カバーを外したら各電球のソケットを外して8mmのスパナで4カ所のナットを外すだけでボコっととれます。
レンズカバー裏面をホットナイフで写真のようにくり抜きます。
(けっこう手間です)
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LEDの仕様ですが何度かトライした結果、ブレーキ/テール41灯(ブレーキ41灯:テール時32灯)ウインカー22灯、バック9灯のLEDを配置(片方です。左右で倍の数)する事に決定しました。
【写真クリックで拡大】
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【材料】
1.FLAX製 0.5W白LED 100球(テール/ブレーキ/バック)
2.FLAX製 5mm黄LED 44球(ウインカー)
3.抵抗器 68Ω 45個
4.抵抗器 810Ω 39個
5.ダイオード 10個
6.回路基板 中サイズ 10枚
7.配線(細) 5m分くらい
8.発砲塩ビ板(回路基板の支えとして使う)30x40cm
9.固定ステー代わりのアルミ板 20x30cm
10.コーキング剤(雨漏り対策)
11.銅線
1~6はみんからで有名な「しまりす堂」で全て揃います。
http://www.shimarisudo.com/
7~11はホームセンターで揃います。
総額 約19000円でした。
【必要な工具】
1.ハンダとハンダごて
2.ホットナイフ(ハンダごてでも代用できる)
3.ニッパー
4.プラスドライバー
5.板金ハサミ(回路基板を丸く切る時に使う)
後、ハンダ吸い取り器があると便利です。
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【LEDのうんちく】
LED球は3~4V仕様です。そのままでは車で使えません。繋げると一発で飛びます。
車で使う為にはダイオードで電気の通りを一方通行にし、抵抗器で安定させます。
バッテリーの出力が14.4Vとすると、抵抗器とLED球を直列に4個繋げばOK.
【回路図】
基本的にはダイオード→68Ω抵抗器→LED4個直列繋ぎ→アースという順番になります。
ウインカー、バックランプはこれで良いのですが、ちょっとやっかいなのがテール&ブレーキ。
テールとブレーキを同じLEDを併用するので、テール時では暗くしてブレーキでは明るくする必要があります。
またブレーキ時のみ点灯する箇所もあるので回路が少しややこしいです。
テール:ダイオード→510Ω抵抗器→LED4個直列繋ぎ→アース
ブレーキ:ダイオード→68Ω抵抗器→LED4個直列繋ぎ→アース
で以上の結果から図の通りの回路ができました。
【図をクリックで拡大】
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テールの形状に合わせて回路基板をカットし、「4」の図を元にLEDを配置します。
実際の組み立てと回路はこんな感じで、回路線代わりにジャンパー線(銅線)でひたすらハンダ付け作業です(かなり時間かかった)
回路図をチェックしたらこまめに点灯検査しておきましょう。
組み上がった回路を発砲塩ビ板に固定。塩ビ板にはテールユニットに固定するステーをアルミ板を切ってネジで固定。
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装着状態です。
ライトオンではイカリング状で、ブレーキで更に明るく&イカリングの中も点灯。
同じくウインカーもイカリングでその中がバックランプとなっています。
(写真が上手く撮れてないですがブレーキ時の方が明るいです)
追伸:ウインカーはLEDにするとハイフラになります。キャンセラーを装着しても良いですが、元のウインカー球を繋いだままトランク内に隠す事で対処できます。
【6/27】出来が今ひとつだったので作り直す事にしました。
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