ベンツのバッテリー交換手順
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
はじめての人向きに書きます。
ボンネットを通常どおり開いたあと、ヒンジのところのこの部分のストッパーを外します。写真左側がストッパーのロックがかかった状態。中央がストッパーのロックを解除した状態。右側がストッパーを外した状態。
この写真自体は助手席側のものですが、運転席側も同様です。
2
さっきの写真は助手席側のでしたが、この左側の写真は運転席側からのものです。ボンネット垂直オープンにしてから撮ったものです。一つ前の写真のストッパーのかかってたとこをそのままパスンと丸い突起から切り離しができるということを説明したかった写真です。
ストッパーを外すことで、通常オープンよりも大きく垂直にまでボンネットを開くことができます。
このように、ボンネットを垂直オープンにしないとバッテリーが外しにくいのです。
3
エンジンルーム内の助手席側に空調用のエアダクトの黒いプラスチックの箱みたいなのがあって、その下にバッテリーがありますので、このエアダクトの黒い箱の留め具(写真の赤丸)を指でパチンパチンパチンと三箇所外します。
4
黒い箱を上に持ち上げてやると外せます。
バッテリーが見えました。
この写真で緑の丸をつけたところにガス抜きドレーンホースが刺さってるので手で外します。
まずはマイナス側(黒)ターミナルから外します。
10mmのボックスレンチで適度に緩め、ターミナルを真上に外します。外したあともカチカチぶつかると火花が飛ぶので、どこかいい感じにひっかけて避けてしまいましょう。
次にプラス側は赤いカバーがかかっているのでカバーを手で真上に外し、同じく10mmのボックスレンチで、マイナス側同様に外します。外したら、赤いプラスチックカバーを再び被せておきます。
5
車両前方に立って、バッテリーの手前側の隙間から下を見ると、バッテリーの底に近いとこにボルトが見えますので、これを外します。
写真上半分の方で黄色い丸をつけたところです。
13mmのボックスレンチですが、奥の方なので25cm長くらいのエクステンションバーが必要です。(写真下半分参照: 25cmのエクステンションバーに13mmソケットつけてこのくらいの奥行きです)。
6
このような金属プレートで、バッテリー下部を抑えて固定してありますので、それを外してきた状態です。
13mmレンチ+エクステンションバーでネジさえ外せたら金属プレート自体は持ち上げて来なくても、バッテリーを持ち上げればいいんですが、その前にネジだけは長めのプライヤーみたいなものかマグネットツールで先に引き上げておくことをお勧めします。万一ネジがへんなとこに転がっていったら拾うのが大変なので。
ここまできたらバッテリーが取り外せます。手前はこの金属プレートで、奥側は取り外し式ではないけど同じように引っ掛けて固定してあるので、正しくは、バッテリーを少し手前に1cmほど引きよせてから持ち上げるということになります。
結構重たいバッテリーですので力の無い女の人は難しいかもしれません。
7
バッテリーを取り外した跡地です。拭き掃除もしておきましょう。
別のバッテリーに交換する場合は逆の手順で同様に設置して元に戻します。金属プレートはなんとなく放り込んで、工具の先でつついたら良い位置に合います。ネジは、工具にプリセットしてほどよく手締め。
ターミナルは、つけるときはプラス(赤)を先に。マイナス(黒)をあとに。
そして、ガス抜きドレーンホースを戻すのも忘れないように。
私はデサルフェーターを付けてるので戻す線が少し多いですが。
8
黒いダクトボックスは内部を拭き掃除するもよし、お風呂場で水洗いして乾かすもよし。
爪みたいなのがハマるようになってるので位置を元どおり戻し、三箇所の留め具も戻して、ボンネットを閉めれば完了です。
写真のオレンジ色のものは、後付けのデサルフェーターです。
バッテリーを外したあと、パワーウインドウが短押しで一時停止しない場合だか、長押しでも一時停止してしまうだかの問題が出ることがあり、その場合は、一旦ウインドウをフルオープンまで手動で開けたあと、フルクローズまで手動で閉める閉まりきっても数秒、引き上げたままにする、という作業が必要になることがあるらしいです。
私の車は特にそういう作業は必要にはなりませんでしたが。
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