• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

danslemidiのブログ一覧

2025年12月28日 イイね!

名古屋と三重へ旅に出た話 その③ ~交友関係&その他もろもろ~

名古屋と三重へ旅に出た話 その③ ~交友関係&その他もろもろ~12月1日(月)から5日(金)まで旅に出た。

今回の旅は源氏物語関連だけではない。
人に会う目的もあった。


その②からの続き。
(とっても長いのでテキトーに流してくださいね)


今晩泊めてもらうのは学生時代からの友人Yの家だ。

Yと私は性格が正反対で、考え方もかなり違う。
学生時代には言い争いみたいなこともしょっちゅうしていた。

それでも仲はよい。
不思議なことだ。


去年の秋、Yは学生時代の同窓会に参加した晩、我が家にも泊まりにきてくれた。

しかし、どうにも元気がない。
話をじっくり聞くにも、やってきた時間が10時近くと遅すぎた。


その前の、Chérieちゃんをお迎えした7年前にも元気がなかった。



今度こそ、しっかり話を聞いて励まそう。

そんなことを思いながら、国道23号線バイパスを北上していった。
信号もないし、走りやすい道だ。

これなら明るいうちに、そして通勤渋滞の始まる前には到着できると思った。


なのにYの家に到着したのは5時半。
あたりはすっかり暗くなり、道路も混んできた頃だった。

「ゆっくり来てね」の連絡があったから。

うん、わかるよ。いろいろ準備があるものね。



夕食はご主人の配慮もあり、二人で外に食べに行った。


すし道場 四日市店にて

美味しかった。
さすが海アリ県の実力は違う。

同じ値段を出してここまでクオリティの高いものは、わが県では残念ながら出てこない。


場所を移して、食後のお茶もした。


珈琲屋らんぷ 四日市泊店にて


ウィンナー珈琲は香り高かった

Y宅へ行く前に、時間調整を兼ねてコーヒーを飲んでしまったので、デザート代わりにウィンナー珈琲にした。


よく話した。
ざっくばらんに気の向くままに。


気づいたのはYの変化だ。

Yは我慢と忍耐の人。
家庭を持ってからは、自らをさておいても家族に奉仕するような人だった。


しかし、それもとうとう限界にきたようだった。
Yではない。
家族に、子供にしわ寄せがきた。


共通の友人Nの話をして、悩んでいるのはYだけじゃないよ、と伝えた。
Nも不登校の子供を抱えていて、あの手この手でがんばっている。鉄道好きだから、それで釣っているとか。



今、こうして書いているときにも、Yの表情を思い出す。

学生時代から無表情か、どちらかと言うとうつむきがちだったのが、今回は表情があった。
家族の問題で悩んでいるはずなのに、暗さがない。
何とかしようともがきながらも、自分の人生を生きようとしている顔だった。


翌朝にはすぐそばに住むYのお母さんともお話した。

「この子ね、絶賛不幸の嵐が吹き荒れ中なの」
とにこにこ顔で言う。

「私だっていろいろありますよぉ」
「Nちゃん(私のニックネーム、本名とは違う)、この子のことよろしくね」

Yのお母さんはYとは違い、陽気だ。
母娘とは思えない笑。


「家族が変わらないから、Yが変わらざるを得なかったんだね」

翌朝、ランチのパンを買いに向かう車のなかで私はぼつりと言った。

Yはうなずいていた。


シド ブーランジェリー

フランス語の筆記体交じりの文字

評判のパン屋さんらしく、狭い店内は女性客でにぎわっていた。


クロワッサンは外せない


会いにきてよかった。

直接様子を見て、言葉を交わして、「大丈夫だよ。お互いがんばろうね」と励まし合えるのが本当に嬉しい。




さあ、出発しよう。
4泊5日の旅も、そろそろ終わりを迎えようとしている。


その前に最後もう一人、会う約束がある。


道中、chérieちゃんにガソリンを入れ、みえ川越ICから高速に乗った。
三重にも川越かぁ、不思議な感じがした。




閑話休題
その前に交流した人達の、おもだった人をおさらいする。


<12月1日> 母の友人

母の友人が秋に亡くなった。
母とともにご自宅を訪問してお仏壇に手を合わせた。

勉強が大キライだった私をひっつかまえて、かけ算を教えてくれたおばさんだった。


子どもの頃に遊んだ公園で、ヘタクソな路駐

初めて落葉拾いをしたのもこの公園だった



<12月2日> 小学校時代の友人M

午後、母を名古屋駅で見送った。
私が新幹線の中まで入り込んで、空いている席を確保して座らせた。

品川駅からの帰り方はしっかり教えたけれど、もし降りそびれたとしても終点は東京駅。
そこまで行けば、後は何とでもなるだろう。


時間は3時すぎ
ここからたった10km程度だし、ちょっと行ってみるか!

名古屋近郊の春日井市に住む小学校時代の友人Mの家に行くことにした。
たぶん家にいるだろう。


私を見たとき、Mは最初誰だかわからなかったようだ。
6年ほど前に会ったきりだし。

玄関で2時間ほど立ち話をした。
まるで近所の主婦同士みたい。

小学校時代、私はMのほんわかしたところが好きだった。


「あそこ、名古屋のハズレだよねぇ」
と私達が住んでいた地域のことを言う。もちろん名古屋弁のアクセントで。

「まあ、確かにそうだね」と私も笑う。
名古屋駅まで近いけど、地図で見ると本当に名古屋のはじっこだ。


LINEの友達追加もしてもらえたので、これからはひんぱんに連絡を取り合える。




話を元に戻そう。


だんだん緊張してきた。

なるべく等身大の姿が感じられるようなブログを心がけてきたのだから、まさかキラキラに飾り立てて妄想されていることはないと思うけど…

うん、きっと大丈夫。


後は深く考えずに、ひたすら待ち合わせ場所の長篠設楽原PAを通り過ぎないように気をつけて走った。

そう、通過することほど面倒なことはない。


長篠設楽原PAの看板を見つけ、左の道へ入っていく。
待ち合わせ時間に間に合ったことにも安堵する。

ぐるぐるまわって駐車場に入る手前で白いBMWを見つけた。


あ、これたぶん、みん友さんのクルマ!


chérieちゃんを停めて、待ち合わせのコンビニの方へ近づいていくと、男性が一人、緊張した面持ちで立っていた。


この辺りにみん友さんが


「aba-bu25さんですね?」

「はい!」

「Danslemidiです、はじめまして!」


そこから、楽しい時間をすごした。
話すうちにお互いの緊張も少しずつほぐれていく。


まずはお互いのクルマを見せあう。
駐車場がaba-bu25さんのは一般用、私のは高速用にと、別に停めているので歩いて見てまわる。



aba-bu25さんの愛車


「このクルマは豊橋で陸揚げされたんですよ」

chérieちゃんにとってのふるさと帰りなんですという意味を込めて話す。
「こちらはどこで?」と聞くと「千葉」と返ってきた。

話がかみ合わな~い。
ドイツという国は一緒でも、メーカーが違うから仕方ない笑


ということで早々にクルマの話は切り上げて、PAのテーブルにかけてお互いの話をした。
ブログのコメントでやり取りしている内容の続きのような会話だった。


ま、どちらかというと、私のほうが一方的に話して、質問攻めにしていたカモ。

今回の旅、いろんな人とひたすら話しまくっていて、口元が緩んでる。
しゃべりすぎて口が筋肉痛になる勢い。


aba-bu25さんはブログでのイメージどおり。
穏やかで笑顔が印象的な人だった。


2時間ほどして、aba-bu25さんが気を利かせてくれた。

そう、だんだんと陽が弱くなって夕方に近づいている。
私はこの先、まだまだ走らないといけない。



ここは由緒正しいPAであった

長篠設楽原の合戦は、織田信長・徳川家康連合軍(火縄銃)が、武田勝頼軍(騎馬隊)に大勝した戦いと言われている。

しかし、近年その史実に疑問が投げかけられているそうだ。


長篠設楽原の合戦の現場を見下ろす


今度はクルマを並べっこして写真撮りましょうね~



aba-bu25さんからは、たくさんのお土産をいただいた。


駿河湾沼津SAで、休憩がてらパンを食べたらお腹いっぱい!



そのなかでもダミエのケーキに驚かされた。

マッターホンというお店のケーキ。
調べてみると初代店主さんが東京で修業されて、のれん分けされて豊橋で開業されたとのこと。


レモンティーと合わせた


さっそく実家にもおすそ分けに持っていき、母に話してみた。

ねえ、伯母さんが最後にごちそうしてくれたケーキ、覚えてる?
同じケーキだよ。
こっちはね、のれん分けしたお店のものだよ。

懐かしいねと言いながら美味しくいただいた。


その伯母は以前のブログで書いたが、生まれ故郷の東京の地を離れ、埼玉県北部で介護生活を送っている。意志の疎通は、残念ながらもうできない。




あとはおまけ。

12月1日
【割烹 まつ与】 名古屋市中村区

私の鰻の原点のお店がまだやっていた!
それを知ったのは数年前に名古屋を訪れたとき。
必ず行こうと思った。

なぜ原点なのか。

気づいたのは、数年前に長野県の諏訪湖近くにある「やなのうなぎ 観光荘」で食べたとき。
この感じ、食べおぼえがある!

関西風に焼いた鰻に懐かしさがあった。



満を持して母と訪問。


子どもの頃はご飯のなかにも鰻が隠れていたけど、今はさすがに隠れてなかった。


熱々の茶碗蒸し


脂がのっている。
皮も身もしっかりしているし、魚っぽさがある。
関東風の柔らかいほろほろとした鰻とは違う。

これを食べていたんだと思い出しながら、美味しくいただいた。


女将さんともお話をする。
私と弟は、息子さんと同じ保育園に通っていたのだった。

「昔は着物を着てましたよね」

私が言うと「今はすっかりこんな感じで…」と返ってきた。

その息子さんは家を出てしまい、後は継がないのを残念に思う。


必ずまた来ますね!



12月2日
【清洲城見学】 愛知県清須市

名古屋近郊の一宮に住む母の友人のところへ行った帰り、せっかくなので清洲城に寄った。



平成元年に再建された模擬天守


小さなお庭から


名古屋城に比べて、敷地も建物も運営も素朴なのに好感が持てる

織田信長推しだった。

エスカレーターもなく、ひたすら階段を上った。

清州の歴史を案内する映像のナレーションを見ていたら、聞き覚えのあるNHKアナウンサーの声だった。
まるでNHKの歴史番組みたい。

また歴代の大河ドラマの登場人物の着ていた衣装やら小道具などが、惜しげもなく展示されている。



左が名古屋方面


拡大してみた

暖かい日だったのでのんびりと眺めていたら、新幹線が通過した。

これはめずらしいかも。
お城の脇を通る新幹線なんてそうそうないと思う。

ということで、にわか「撮り鉄」になってみた。



【麺家 獅子丸】 名古屋市中村区


ぱいたんらぁ麺を注文


ホテルの目の前で行列しているラーメン屋があった。
せっかくだから、夕食で試してみることにした。

繊細な味を楽しむラーメンだった。
そういうのが今の流行りなのかもしれない。

美味しかったけど、並んでまではいいや。
もともと食べ物で並ぶのはニガテなので(美術館はOK!笑)。




今回の旅の走行距離:1,080km
Posted at 2025/12/28 19:54:22 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月11日 イイね!

名古屋と三重へ旅に出た話 その② ~続・紫のゆかりを訪ねて~

名古屋と三重へ旅に出た話 その② ~続・紫のゆかりを訪ねて~12月1日(月)から5日(金)まで旅に出た。

12月4日
【斎宮歴史博物館】 三重県明和町

この博物館を知ったのは、1年前。

書店で「謎の平安前期-桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年』」が平積みされていた。



婚姻関係が複雑すぎて、家系図を横に置いて読むほうがいい


すぐに買い、読み進めていくと、
奈良時代は、女性の官僚も政務に携わっていたことをあらためて知った。
平安時代になると、帝の身のまわりの世話など制限された職務くらいしか残されなかった。それでも帝の伝言係という重要な役割はあった。

役職で言うと尚侍(ないしのかみ)とか典侍(ないしのすけ)辺りが高級女官になるけど、尚侍はどちらかと言うと帝とデキちゃってるイメージ。
源氏物語では、朧月夜(おぼろづきよ)とか玉鬘(たまかずら)がいる。

典侍が実務のトップ。


著者の榎村寛之さんは、奈良時代に比べどんどん自立できなくなっていく女性貴族達に対して同情的であった。

こういう研究者には保守的なイメージを持っていたが、ジェンダーの意識も高く、この人が学芸員をしている博物館へ行きたいと思った。

本のなかでも「ぜひ遊びに来てください」と書かれてあるのも追い風となった。


続編に当たる書


源氏物語では、秋好中宮(あきこのむちゅうぐう)が斎王(さいおう)として有名だ。一緒に伊勢まで下向した母君の六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)が思い出される。

ちなみにタイトル画像は六条御息所のモデルとなった斎宮女御(さいぐうのにょうご)。歌の名手でもあり、三十六歌仙のひとり。



いつかの機会に、と思っていたら、わりとすぐに実現できて自分でも驚いている。



思えば遠くまで来たもんだ~


名古屋からの道中、プチトラブルが頻発した(後述)。
8時半出発→10時到着がムリだったので、先にランチを食べて12時に入館した。


感想をひと言で言うと、広大な施設だった。
駐車場もやたら広いし、そこから数分くらい歩かないと博物館の入り口にたどり着けない。

後でみんカラで調べたら、クラッシックカーミーティングも開催されているらしい。


研究施設や出土品の保存施設も兼ねている

強めの風の吹くなか、やっと入り口まで到着


「蹄脚硯(ていきゃくけん)」馬のひづめの形をした硯

展示室に入る一番目立つところで展示されていた。
手前の欠けたものがホンモノ、その後ろにあるのがレプリカ。

蹄脚硯の出土により、「幻の宮」と言われていた斎宮(さいぐう)が実在することが証明され、その場所も特定された。
ちなみに蹄脚硯は、平城京跡や大宰府などでしか見つかっていないそうだ。



2つの映像を観た。
① 「斎宮(さいぐう)との出会い」 
50年にわたる発掘調査について。

9世紀には数百人の人間が働く都市的な場所であったことが、発掘によって明らかになる。

木簡が出土されると一気に解明が進むそうだが、斎宮跡とされる場所は水田ではなかったので木簡はほとんど見つかっていないとのこと。乾土だと、長い年月の間に朽ちてしまうそうだ。

ちなみに斎宮とは斎王(さいおう)が住んだ宮殿と役所のあった場所のこと。


HPより拝借。平安時代の斎宮の模型


② 斎王群行(さうおうぐんこう)
斎王に選ばれた少女が、伊勢まで群行(平安京から伊勢までの旅のこと)し、斎王として過ごす日々をドラマ仕立てにしたもの。

年端もいかない10才の姫宮が父帝と別れて、振り向くことも許されずに立ち去る姿に心を動かされるものがあった。
いつ戻ってこられるかわからない。もう二度と家族に会えないかもしれない。
父帝の崩御をきっかけに帰京することだってあるのだから。


HPより拝借。よく作り込まれたドラマだった


ちなみに斎王とは、帝に代わって伊勢神宮に仕えるため、帝の代替りごとに都から伊勢に派遣された未婚の皇族女性(内親王・女王)のこと。
飛鳥時代から南北朝時代までの約660年にわたり60人以上の斎王がいたとされる。


左は斎王が群行するのに乗った輿
右は斎王に使える女童(めのわらわ)その奥で白く浮き出ているのが斎王→ちょっと怖いよね

HPより拝借。斎王は年に6日間だけ伊勢神宮へ赴いたとのこと。


源氏物語から若干離れた感じはするものの、歴史に触れにきたと思えば納得もする。
古代ロマンと平安文学がミックスされたような博物館だった。



前日の絵巻にも登場した美麗几帳(びれいきちょう)のミニチュア


説明書きは忘れてしまった。装束のミニチュア


HPより拝借。斎王の食事の再現。でもあんまりおいしそうには見えない。


本当は周辺施設も見学したかったのだが、時間に限りがある。


HPより拝借。史跡公園さいくう平安の杜(もり)にある役所(斎宮寮)の建物を復元したスポット。

こんなところもまわって、じろじろ眺めたかったなぁ。



2時半には出発した。
また機会があれば、ゆっくり見てまわりたいカモ。


でもちょっと遠いよね。
自宅から470km
Chérieちゃんで走った最遠の地となった。



博物館内のトイレ表示。ジェンダー意識の高さが見て取れる

女性 → 赤
男性 → 青
と決めつける必要はない。



さあ、Yの待つ四日市まで急いでとんぼ帰りだ。
あんまり時間は変わらないみたいだから、今度はバイパスで戻ろう

なんだかせわしない旅だなぁ



往路は名古屋西ICから久居ICまで高速利用


そういえば途中、大阪まで120数キロの表示が出てきた。

「こっから大阪まで行けるんだ。近いじゃない!」と喜ぶものの、
いったい大阪のどこを差すのだろう?



~ここからちょこっとだけみんカラ的なネタになります~


前回のブログで駐車場を変更したと話した。

もともと三重までは近鉄で往復しようと考えていた。
博物館は駅から歩ける距離だし、そんな知らない土地を延々chérieちゃんで走らなくてもいい。
Chérieちゃんは名古屋の個人宅の屋根付き駐車場で安全におきっぱなしにして、1泊分の荷物だけ持って電車でのんびり座って行こう。



両方ともHPより拝借。駅から歩いて15分


なのにコインパーキングに移動したため、まる1日放置するのがなんとなくためらわれた。
わざわざ名古屋まで戻ってchérieちゃんを迎えに行くより、そのまま高速で帰ったほうがよくない?
近鉄名古屋の駅から駐車場まで結構あるし…

というわけでchérieちゃんで行くことにした。



そして朝からトラブル続き~
走り慣れない土地で泣きそう…

①chérieちゃんのガソリン残量では200kmくらいしか走れない

→ ちょっと寄り道してかつての地元にあるガソリンスタンドで給油した。

②ガソリンスタンドのお兄さんからのニセ情報「名古屋高速の烏森ICからは三重方面には入れない」を鵜呑みにした(本当は入れる)

→ そのまま岩塚本通りを西にむかって走り、名古屋西ICから入ることにする

③名古屋西ICに入ろうとしたら、間違えて脇の道に入ってしまう

→ 元の場所に戻るのにいろいろグルグルしてかなりな時間ロス

④名古屋西ICに入ったとたん、弥冨ICまで工事渋滞

→ 一般道の看板に書かれていたけど、じゃあどう迂回したらいいの?ってこと。
 弥冨は知ってるよ。金魚の町ね、小学校で習ったからね。
 仕方ないのでそのまま直進したら案の定、大渋滞・ノロノロ運転。

⑤トイレに行きたくなる

→ いつになったら着くの?
 もうムリじゃん(博物館にたどり着けないのでは、という意)!
 イライラしながらも、今度はトイレに行きたくて仕方ない涙(情けない) 

 弥冨ICをすぎた段階で流れも少しずつスムーズになってきた。
 16km先の大山田PAを目指して通り過ぎないよう慎重に、
 だけど急いで運転する。

⑥ヴァーチャルコックピットの地図(カーナビ)には雪マークが!

→ スタッドレスじゃないんですけど!
 このまま進むしかない。
 もしチェーン規制が表示されたら、いさぎよく降りよう。
 途中、みぞれっぽいのが降っていたが、無事に最後まで走り切ることができた。


知らない土地なのに、ひたすら斎宮歴史博物館を目指して必死になって走り切った…
Posted at 2025/12/12 21:04:38 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月11日 イイね!

名古屋と三重へ旅に出た話 その① ~紫のゆかりを訪ねて~

名古屋と三重へ旅に出た話 その① ~紫のゆかりを訪ねて~12月1日(月)から5日(金)まで、chérieちゃんと(前半は母とも)旅に出た。

【目的】

・源氏物語関連の施設訪問 … 徳川美術館と斎宮歴史博物館の2か所
・友人知人に会いに行く … 母の知人も含め11人ほど

【旅程】

1(月) 名古屋の母の知人に会いに行く
2(火) 名古屋郊外の母の知人に会いに行った後、清洲城見学。友人Mと会う
3(水) 友達のWさんと徳川美術館で源氏物語絵巻を鑑賞
4(木) 三重に移動し、斎宮歴史博物館を見学。友人Y宅に泊まる
5(金) 帰宅がてら、みん友さんと初対面


まずは源氏物語関連について語る。



12月3日
【徳川美術館】 名古屋市東区

去年の夏にWさんと約束した。

ちょっと遠いけど、せっかくだから観に行こう!と


サントリー美術館(東京都港区)で、徳川美術館のポスター「特別展 国宝 源氏物語絵巻」を見たのがきっかけだ。


「国宝 源氏物語絵巻」とは、平安時代後期(12世紀前半)に製作された(推定)現存最古の国宝「源氏物語絵巻」のこと。
所蔵しているのは五島美術館(東京都世田谷区)と徳川美術館のみ。


その二つの美術館が所蔵するすべての絵巻を見ることができる貴重な機会で、一斉公開は10年ぶりと聞けば興奮度もMAX。

両方ともすでに見てはいるんだけど、やっぱり一気に見てみたいじゃない。



3日の午前9時半、Wさんが名古屋入り。
新幹線改札を出たところで待ち合わせた。


「この階段から降りてね」と、前日この写真をWさんへ転送した

「メーグル」という観光ルートバスで向かう。


ちなみにChérieちゃんはホテル近くの駐車場で待機中。

どのくらい美術館で缶詰になるかわからないし、その間の駐車料を考えると車は不要。ひたすら歩くか、バス、地下鉄のほうが便利だし、そのほうがずっとずっと楽しい。



玄関のところは軽く人だかり。

いよいよだと二人で、武者震い。

優雅な平安絵巻を観に来たはずなのに、「徳川」と名の付く美術館に足を踏み入れた途端、心はサムライ・マインドへシフトしている…



展示室に入ってまず目に入るのは、尾張藩初代藩主 徳川義直公の具足。

義直は名君として有名。
鷹狩をしても「田んぼに入っちゃダメ!」と命じていたお殿様。
小学校4年生の時に買ってもらった郷土の歴史の本に載っていたエピソード。


ま、つまり、はっきり言えば、

「いざ、出陣!」

という気分だった。

都内の美術館で「混雑」という敵と戦い、勝ったり負けたりを経験してきた経験から、ついつい身構えてしまう。



能の舞台も展示されていた。
興味はあるのに、絵巻のことで頭がいっぱいでゆっくり観ている気持ちの余裕がない…


わ~い、源氏物語ハイライトピンポイント屏風だ!
しか~し、こんなのいつでも見られると、気を取り直して進む


勝手の違う名古屋の美術館。
いろいろ苦戦した。


こんな張り出しにヒルンでいるようではダメ!


中庭の先には行列が見える。

4列で並び、少しずつ前に進む。

後ろにいた名古屋マダム3人組の話し声と、私達2人の話し声、周りの人達はさぞウルサイと思ったことだろう。

でも大丈夫。
まわりもワサワサしていて、シ~ンとしていたわけじゃないから。

聞こえてくる独特な抑揚のある名古屋弁のアクセントは懐かしかった。
話している内容は、市長だか県知事だかの悪口。
「あの人は華やかなところばかりで、地味なところに来てくれないもんで…」

名古屋弁の悪口って、ソフトに聞こえるんだよね。

さすがにもう私には話すことはできない。



HPより拝借。国の有形文化財である企画展示室
こんなに閑散としているはずがなく、実際は窓に人がへばりついている笑

紆余曲折を経て、到着から2時間後には絵巻と対面。

最前列で眺めることができた。


HPより拝借。徳川美術館所蔵の絵巻はいったん絵と文章を切り離したものを再び巻物に戻している。


HPより拝借。五島美術館所蔵の絵巻は切断されたまま。

昭和初期に保存のため、徳川・五島所蔵の絵巻はともに切断され桐箱製の額装に収められた。理由は巻物なので開いたり、巻きなおしたりを繰り返すと痛んでしまうから。

現代の保存技術の観点から、平成末期に入り徳川所蔵の絵巻のみ、再び巻子本に表装し直された。



HPより拝借。壁に貼られた解説パネル。付箋(?)が貼ってあるので誰のことかわかる。右側にはあらすじが書かれている。

平置きされた絵巻の上の解説パネルはありがたい限りである。
あんちょこを持ってきたけど、開かないで済んだ。


館内のしつらえも大変素晴らしく、絵巻を鑑賞するのに最高の環境であった。


二人とも満足して、鑑賞室から出た。



美術館全景。この写真は帰り際撮影。


美術館正門の内側に残っていた紅葉


正門の表側

寒空のもと、和装姿の花嫁さんと花婿さんが毛氈(もうせん。赤い薄い敷物のことね)の上で正座して写真撮影をしていた。



お昼の時間である。
外に出ると強めの風が吹いていて寒かった。

昨日はあんなに暖かかったのに…


暖かければ徳川園の庭園のベンチに腰かけてお弁当でもと思ったが、遠隔地でそれは自殺行為である。風邪を引いて帰るわけにはいかない。


今回の最終目的地は、南西の方向にあるレトロ喫茶店である。
そちらへ近づくようにして歩いて向かうことにした。




もともと調べておいたカフェでランチを取ることにした。

ほぼこごえた状態で入店した店内では、優雅にお茶をする女性客でにぎわっていた。


二人とも同じメニューにした。

とろっとした、たまり醤油はWさんには初めてだったようだ。
名古屋ではお刺身はたまりしょう油を漬けて食べるんだよと教えた。



カフェの目の前にある「文化のみち二葉館」も見学した。



日本で最初の女優と言われる川上貞奴の邸宅である。
和洋折衷の優美でこじんまりとした建物だった。


大正モダンを感じさせる

ステンドグラスがふんだんに取り入れられていた


二階の和室は一般に貸し出しもしているようで、そのせいかなんとなく生活感があった。
今も使われている現役のお部屋って感じ。


螺旋階段をつかって2階へ




今回の散策路


いよいよ最後の目的地へと向かう。
貞奴邸からは近い。
それでも、夕方に近いせいかどんどん冷えてくる。


「あら、いい手袋してるね。冬用?」

見るからに暖かそうだ。

「うん、冬用。念のため持ってきた」
「私のさ、日焼け防止用の夏の手袋」

紺色に白のドット柄の、見るからに薄手の手袋をWさんに見せる。
車の中に置いてあった手袋だと伝え、

「ほら見て、ここがメッシュなの。穴が空いているからスウスウするの。でも無いよりマシ!」

手のひらの脇のメッシュ部を強調すると、二人で大笑いした。


そうこうしているうちに、お目当ての「洋菓子・喫茶ボンボン」に着いた。
ここのお店は、たまたまみんカラのブログを眺めていて発見したお店。


ステキすぎる外観

レトロすぎる看板

昭和レトロの非日常感たっぷりの喫茶店にいつか行ってみたいと思った。
Wさんに事前に打診したら、「行ってみたい!」と即答だった。


Wさんはマロンを


私はサバランと迷ったが、結局フルーツサンデーにした



二人で今日のお出かけについて、ふり返りをする。

Wさんはやりたいことをすべてやることができて嬉しいと笑顔で話していた。
知らない土地でついていくだけで済んだのがよかったらしい。

そう、今回のお出かけは私のエスコート。
子どもの頃に名古屋に住んでいた土地勘に加え、入念に調べ上げたのが功を奏した。

私は源氏物語絵巻をじっくり見られたのがよかったと話した。

現地集合・現地解散のお出かけも悪くないねぇと2人で笑った。


そろそろ名駅(名古屋駅のこと)まで戻らないとね。


よそ様の車が入り込んでる笑
chérieちゃんと撮りたい!と心の底から思う。
近くにいるからできなくもないけど、時間の余裕がない…

これでも4時45分。日が暮れるのも早い。


Wさんは日帰りなので、7時の新幹線に乗る。
地下鉄で名駅まで戻り、高島屋でお土産とデパ地下を物色した後、6時には改札の中へと入っていった。


私にも6時半過ぎには、駅の太閤通口側(西側)のホテル付近まで戻らなくてはならない。



~ここからちょこっとだけみんカラ向きなネタになります~


ホテルに駐車場はあるにはあった。
立体駐車場で安心感はあるのだが出し入れ自由ではないし、料金も高め。



そこで近隣の駐車場を事前に探して、akippa(アキッパ)と提携している個人宅の空き駐車場を予約した。
料金も安い上に屋根付き、再入庫可能なのが魅力的だった。

しかし、そこには大きな落とし穴があった。
駐車スペースも前の道路もchérieちゃんには狭すぎたし、私の技量も十分ではなかった。

慎重に車庫入れしたものの、初回は左側に平置きされたブロックに乗り上げてしまった。

2回目の駐車は夜だった。狭い道路を挟んだ目の前と斜め右側に車が停まるという、さらに過酷な環境に変わっていた。
しかも斜めの車は車道に少しはみ出している。一方通行のため、斜めの車のギリギリまで近づいて駐車しなくてはいけない。
ブロック3つを脇にどかせた上で、母に見てもらって駐車した。


ああ、こんなにハラハラしながら出し入れするのはもうイヤだ!
地元じゃないんだし、こんなところでパンクしたり、擦ったりしたら泣くに泣けない。


ホテルの裏側辺りに同じような値段のコインパーキングを見つけた。
駐車も断然しやすいし、幅も広々しているのでドアパンチの心配もなさそう。
もう再入庫の予定はないから、狭すぎる駐車場はキャンセルしてこちらに移動しよう。


5日間の予約のうち、残り3日間キャンセルしてコインパーキングに移動した。
6時半すぎには戻らなくてはならなかったのは、駐車後24時間内にいったん精算する必要があるからだった。


知らない地での駐車場探しってむずかしいなぁと実感する。

駐車場を変更したことで、今後の旅程も変更することとなった。
Posted at 2025/12/11 20:03:33 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月29日 イイね!

11月のできごと ~紅葉狩りなど~

11月のできごと ~紅葉狩りなど~11月2日
【紅葉直前】 埼玉県北部

一番上の伯母が埼玉県北部の町で、介護生活を送るようになってはや1年。

東京生まれ東京育ちの伯母が、最後の最後に故郷を出なくてはならないのは不憫に思わなくてもないが、幸い本人にはその意識はない。

親戚で集まりお見舞いにいった。

集合時間より早く着いたので公園で写真を撮ってみた。


<冬桜>みんカラを始めた当時、やはり群馬との県境に近い公園まで撮影に行ったのが懐かしい

ソメイヨシノより小さな花をつける




<イチョウ>黄色く色づくのはまだまだ先みたい。







銀杏の実がついているのを初めて見て感動する。



紅葉している木をやっと見つけた!




11月15日
【紅葉狩り】 埼玉県長瀞町


HPより拝借。長瀞(ながとろ)は県内有数の観光地


会社の友人Tさんと、鰻を食べに長瀞方面まで出かけた。


JRで県内を北上し、熊谷で秩父鉄道に乗り換えた


Tさんは鰻が大好物らしく、8月もお供をして鰻を食べに行っている。


うなぎ 吉見屋。秩父鉄道の皆野駅から歩いてすぐのところにある

老夫婦が営むほぼ予約制のお店。
予約分だけ焼いて待っていてくれる。
到着すると、ほどなくして鰻がやって来た!


お腹いっぱい鰻を食べた


ふわふわでやわらかい鰻。
ほどよく脂ものっている。

Tさんは甘すぎるタレは好みではないらしく、ちょうどよい甘さ加減に満足していた。

私は数年前から気づいていることがある。
私の原点の鰻は、ふわふわ鰻じゃあないことに…
カリッとしている鰻のほうが好みみたい。


じゃあ、そろそろ出かけましょう
私の希望で20年ほど前に、天然氷で有名になったかき氷屋さんを目指すことにした。

Googleマップを片手に二駅分歩くことにした。




荒川の上流は水がこんなに透き通っている


いかにも熊が出そうな自然豊かな道を二人でてくてく歩く。

「大丈夫ですよ~。車がこんなに通ってるから」

熊は音に敏感だから出てこないはずと、Tさんを励ます。


車の往来はあるが歩いているのは私達だけだった



住宅街まで降りてくると、こんな標識が!


通りの激しい国道を少し歩くと阿佐美冷蔵 金崎本店。


HPより拝借

20年前は冬でも行列ができていたそうだが、そのフィーバーもとうに過ぎ去り、いともたやすく入店。


HPより拝借。レトロな店内。

メニューに迷いまくる。


私は、蔵元秘伝みつ 抹茶あん・黒みつ付き

Tさんは、乙女のいちごミルク

少しずつかけて食べてくださいネと店員さんから言われる。


ふわふわでおいしい。
鰻とはちがったふわふわ感 笑


でも残り1/3の頃から、寒くなってきた。
今日は太陽の陽射しがぽかぽかと暖かい。
それでも限度がある。

肩の辺りを硬直させながら、なんとか完食。


かき氷はやっぱり夏に食べるものだとあらためて感じた。





古民家を利用した店舗




お庭の木もキレイに紅葉している



ふたたびてくてくと歩く。
せっかく来たのだから、長瀞も見に行かなくては。




岩畳(いわだたみ)とよばれる奇岩が有名


秩父鉄道の橋梁。鉄道好きな人が写真を撮っていた。


この流れをずっとたどっていくと、あの大きな荒川になる


私は何度も来ているけれどTさんは初めてなので、Tさんの希望に合わせて歩くことにする。


宝登山(ほどさん…今回初めて読み方を知った笑)のロープウェイは初めて乗った。
乗り場までかなり歩いて、くたびれた~



HPより拝借。往復ともに、もんきー号に乗った


ミラーレス一眼レフで撮影

スマホで撮影

景色も予想外によかった。



いつも車で移動しているせいか、こんなに歩きまわるのは本当に久しぶり。

電車の旅は道中いろんな発見があったり、目的地のことを思いながらてくてく歩くことが楽しいんだとあらためて思った。

帰りの電車はくたびれて二人ともぐっすり。



1万歩以上は歩いた


筋肉痛は2日後に軽く膝の内側に来た。
軽く済んでホッとした。




11月19日 
【里山ランチ】 埼玉県川島町 

Fちゃんに誘われて、里山ランチ。

こんなところに古民家カフェがあるとは。

なのに車でいっぱい。

前後2台ずつ停めるようになっていた。
友達同士で停めないと車移動をお願いされそう。


身体にやさしいメニュー


無農薬みかんの発酵ジュース。透明色なのにしっかりみかんの風味がした

美味しいランチ

シフォンケーキも追加注文


近くにビオトープがあるので出かけてみる。
夏の暑い頃から行ってみたいと思って、やっと実現できた。

駐車場はあるものの道路が狭いというので、Fちゃんの車に同乗して出発。


荒川の川っぺりの道を右折するところを直進してしまった。

「軽ならここで迂回できるよね?」

Fちゃんはいとも簡単に切り返して道を戻る。


駐車場に車を停めて、さあ行ってみよう!


この道を直進

かなり寂しげ。
ボランティアの人達が管理しているらしいが、かろうじて維持しているレベル。
陽が落ちたこの時間に一人だったら確実に諦めてた。



落葉を踏みしめて進む




カフェでおしゃべりに熱中しすぎたため、空はもう夕方


三ツ又沼

熊は出てこない。
荒川の奥地から川辺をつたって、ここまで来るのは熊だって大変だろう。



代わりにリアリティのある看板が

マムシもヤダな。
救急を扱う総合病院は近くにあるから、噛まれてもすぐに駆け込めるけれど…




キレイな実だなと思って、Google先生に尋ねたら「カラスウリ」と返ってきた。


無事にカフェに帰ってきた




11月の平日
【朗読の世界】 NHK FM

9月29日から始まったラジオの朗読、宮本輝著「錦繍」も11月21日に終わった。

前回のブログ「10月のできごと」でも書いた。



<番組ホームページより>
「錦繡」とは辞書によると錦と刺繍を施した美しい織物・衣服、転じて美しい紅葉や花などの比喩表現を意味するとあります。
この宮本輝著「錦繡」は今からちょうど40年前に発刊された別れた夫婦の往復書簡だけによる珍しい形式の小説です。携帯メールでは有り得ない、相手の返事を何週間も待つような待たないような男女二人。その行間に垣間見える人間の感情の全てと言ってもよい、愛、憎しみ、恋慕、嫉妬、後悔、絶望などあらゆる思いが炸裂する息もつかせぬ連続40回です。


元夫から元妻へ宛てた最初の手紙を聴いて「こいつはアカンな」とつい口走ったことは前回書いた。

あの時、あなたが打ち明けてくれていたのなら、私もちゃんと話していたのに…
みたいな趣旨のことが書かれていた。

なにこれ?
10年ぶりなのにしょっぱなから「お前のせい」みたいなこと、普通言うか?
たとえそう感じたとしても、黙っているのが礼儀じゃないの?



しかし読み進めていくうちに、元夫は「人たらし」なんだと見方が変わった。

義父(元妻の父親)が一代で築き上げた会社に入社し、次期社長と期待されながらの大スキャンダル。元妻を裏切り、義父にも会社にもハデに泥を塗りまくった。


10年経ち、偶然の再会をきっかけに元夫婦は文通を始める。
元夫は差出人を女性の偽名にして手紙を出しているのに、義父は封筒の筆跡を見ただけで誰からなのか気づく。そして娘(元妻)にしみじみと「懐かしい字やった」と言う。

長い月日の移り変わりが怒りを鎮めることもあるにせよ、かわいい娘(元妻)は決して幸せな生活を送っているわけではない。

それでも元婿(元夫)の字を「懐かしい」と言う。
これが「人たらし」でなくて何であろう。



「人たらし」はこれまた今風の表現で、作品が発表された当時には存在しない概念。
ネットで検索すると、まるでいい人だから好かれるみたいな解説がされているけど、それだけではないと私は思う。


離婚後、元夫は落ちぶれた生活を送っている。
仕事が続かない、事業を起こしても失敗ばかり。
その間、何人かの女性の元に身を寄せ、今はスーパーに勤務する無口で従順な10才ほど離れた女性(令子)と暮らしている。


元夫は女性が手を差し伸べたくなるような男性なのだろう。
同級生のきちんとした勤め人の男性の友達も元夫を居候させてくれた。
男女ともに、ほっておけないと思わせる人なんだと思う。


私は、元夫には一歩引いたところがあるように感じている。

14才の時に両親を亡くして苦労があったのかもしれない。
「自分が」「自分が」というより、相手の懐に入り込んで、相手を安心させるような何かがある。だからと言って、相手に対して媚を売ったり、下手に出ているわけじゃない。

現に令子に対しては横暴だ。
生活の面倒をみてもらっているヒモなのに…

そんな令子を最初は気の毒に感じた。
しかし最終的な私の感想は、「令子、エライなぁ」(ここは大阪弁のアクセントやで)


元夫に従順なようでいて、どんでん返しがあった。
ヒモにして泳がせていたのは令子の策略ではないかと、元夫が訝るほど。

いやいや、そんなことないって。
あんたのこと、どんだけ考えてくれたと思ってるの。


令子の行動力のおかげで、元夫に生きる元気が戻ってきた。
令子に本当に本当にこき使われている元夫を見て、「この人は人に使われて輝く」タイプなのかもと思う。
愉快な気持ちになった。

大変だけど楽しそう!
元夫、がんばってんじゃん!

こういうの、私も好き。



元妻について、もう少し。
手紙のやりとりのなかで、押し殺した感情が噴き出たかのように元夫をなじる場面があった。

ずっとずっと我慢していたんだろうなぁと感じた。
吐き出せてよかったね。
そういうの、大事だよ。


最後に自分で大きな決断をするようになる。
そして障害を持つ8才の子供が、将来何らかの仕事に就けるように育てていこうと決心している。



興味のある人は、こちらもどうぞ
錦繍の登場人物の紹介です。
Posted at 2025/11/29 10:15:10 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月04日 イイね!

10月のできごと

10月のできごと10月5日(日)
【風太くん】 千葉市動物公園

どこからまわる?

Cから聞かれた。

風太くんから!
まずは風太くんに会いたい!
そのために来たんだから

と私は興奮気味に答える。

じゃあ、こっちね

Cは前方の道を指した。
千葉に暮らすCは学生時代からの友達で、会うのはじつに8年ぶり。



はやる心を抑え、それでもすたすた歩いていくと、すぐ目の前にレッサーパンダ達が現れた。

風太くんは、ここの動物園の名物だからね

Cはニヤッと笑う。



HPより拝借。風太くんの立ち姿。人が入っているようにしか見えない笑


覚えているだろうか?
風太くんのことを。
一世を風靡した2本足で立ち上がるレッサーパンダのことだ。


今はすっかりおじいちゃんなので立ち上がることはなく、老犬老猫よろしくうずくまっていた。



戸口まで出てきてくれたのは、観客サービスかな。

その後小屋の奥に引き下がって、犬のように足を上げて脇をかいている姿も見えた。


人間でいうところの100歳超え。
いつまで元気にすごしてほしいものだ。



山荘風の小屋でくつろぐ風太くん


若かりし頃の風太くん


Cにとって、ここは子供の頃から来ている動物園なので、ぽつりぽつりと思い出話をしてくれた。
それに触発されて、私も子供の頃に行った東山動物園(名古屋)の話をする。

話しているうちに、東山動物園へ行きたくなった。
あれからどんなふうに変わってるのかしら?


愛嬌のあるダチョウ


Cは学生時代、西アフリカを旅したグループの一人だ。
その後、私が東アフリカを旅したのも彼女が青年海外協力隊で滞在していたから。


野生のシマウマは、もっと筋肉モリモリでツヤツヤな毛並みをしている


動物たちを眺めながら、サファリの思い出話もする。
これはCとでなければできない話。


考えるハシビロコウ


お昼にはベンチに腰掛けて、持ち寄ったお弁当を広げた。
大木に囲まれた自然いっぱいのなかで気持ちのいいひと時をすごせた。


飼育員さんの長靴に興味津々なのかな。巨大温室の一角にて


千葉まで首都高→外環→湾岸ルートで走った。
Chérieちゃんで来たのはこれで2回目。
思ったより簡単だった!




10月14日(火) 
【タコス】 

先月のタコライスに気をよくして、今月はタコス。
こちらが本家本元。

スーパーで見切り品として山と積まれていたので買ってみた。
このタコスキッドを買うのは、アメリカ留学から帰ってきた18,19歳の時以来かも…笑



メキシコ料理なのに、スペイン産


作り方は簡単。

① ひき肉を炒めて、シーズニングの粉を混ぜ合わせる。
本来は牛ひき肉だけど、今回は合いびき肉にして、冷凍しておいたセロリのみじん切りも加えた。

② タコシェル(黄色い半月型の入れ物)にサラダ用のベビーリーフ(ルッコラ、水菜、からし菜等)を敷き、ひき肉を乗せてから、タコソースをかける。
さいの目切りトマト、生玉ねぎのみじん切り、シュレッドチーズをのせて完成



相変わらずチーズは多め


アメリカの高校のカフェテリアで、出てきたのを懐かしく思い出す。
子どもたちは皆、タコスが大好き。




10月の平日
【朗読の世界】 NHK-FM

9月29日からラジオの朗読を聴いている。
宮本輝著「錦繍(きんしゅう)」だ。


HPより拝借

37歳の元夫婦の往復書簡なんだけど、むしろ4,50代以上の男女のように落ち着きまくった雰囲気だ。
1980年代初頭が舞台だから、今とはかなり違うのもあるとは思う。

松尾スズキの声がシブすぎる。
今の37歳のお兄さんにあの雰囲気はあるのか?

この人達も生きていれば今は80歳のおじいちゃん、おばあちゃんなんだよね。
NHKラジオのなかで人気ランキングの上位を占めているが、視聴者の年齢層も相当高いのではないかと想像する。


<番組ホームページより>
「錦繡」とは辞書によると錦と刺繍を施した美しい織物・衣服、転じて美しい紅葉や花などの比喩表現を意味するとあります。
この宮本輝著「錦繡」は今からちょうど40年前に発刊された別れた夫婦の往復書簡だけによる珍しい形式の小説です。携帯メールでは有り得ない、相手の返事を何週間も待つような待たないような男女二人。その行間に垣間見える人間の感情の全てと言ってもよい、愛、憎しみ、恋慕、嫉妬、後悔、絶望などあらゆる思いが炸裂する息もつかせぬ連続40回です。


石田ゆり子演じる元妻の上品な物腰にうっとりする。
「なのでございます」なんて今の時代、使わないよねと思いながらも、違和感のない口調で聞いているうちに、それもありかもと思えてくる。


松尾スズキ演じる元夫には、手紙の出だしの内容を聴いたとたん
「こいつはアカンな」とついつい大阪弁になった。
関西が舞台の小説なので…



聴き進めていくうちに、これは元妻の父親もよくないのかもしれないと思うようになった。父娘の関係が、「共依存」になっている。

お父さん、娘のためによかれとお節介しすぎ。
娘も、お父さんの決めたことには抗えないからと、淡々と受け入れている。

だから夫たちが逃げていく。

案外、嫁姑問題より婿舅問題のほうが、根が深く厄介なのかもしれないと、ふと想像したりしてみた。


これが書かれた当時は「共依存」なんて言葉はなかっただろうから、作家の鋭敏な感性で書かれたものだと思う。

それは娘(元妻)の再婚時の風景に強く現れていた。

再婚話を持ってきた喫茶店のマスターが娘の深い哀しみに気づき「もうちょっと時間が必要だから」と話を引っ込めようとしているのに、それを受けた父親も考えを翻そうとしているのに、結局受けてしまった娘。

その時の彼女は、自分の人生を生きてはいなかったのではないか、そんな気がした。


朗読は半分以上過ぎた。
来月のブログで、元夫のことを考えてみようと思う。


*「共依存」の説明はちょっと難しいので、興味のある方はご自身で調べてほしいです。

友達のFちゃんに紹介したら、ハマり込んで小説まで買って読み進めてしまった。




10月31日(金)
【天丼】 東京都台東区

所用があって、有休を取った。
ランチは御徒町駅西口にある小さな江戸前の天丼屋さんで。


数年ぶりの訪問。
12時開店に合わせて、並ぶことにした。
前から2番目。
前はそんなことはしなかったけど、念のため。

でも、それでよかった。
開店とともに、小さなお店はすぐにお客でいっぱいになってしまった。
2番目に注文をきいてもらえたけど、出てくるのに20分はかかった。


今回は奮発して上天丼で。
値段も上がっていたが、前より穴子もサイズダウン。
こればっかりは仕方ないよね。


美味しい天丼を食べると幸せな気分になれる


こういう昔ながらの小さなお店がいい。
店の主人はたぶん高齢なのかな。
いつまでもがんばってほしい。
また来るから。
Posted at 2025/11/05 00:46:16 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「名古屋と三重へ旅に出た話 その③ ~交友関係&その他もろもろ~ http://cvw.jp/b/3236741/48840237/
何シテル?   12/28 19:54
クルマにまつわる話を思いつくままに書き綴っていきます。日常生活でクルマの話を聞いてくれる友達はなかなかいないので、ここでお話します。 生まれは東京(たった...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2026/1 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

VARTAとBOACHのバッテリー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/28 19:12:22
ときがわ町にある水出しコーヒーが絶品のカフェ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/28 21:29:04
JETバッテリー交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/07/19 17:51:31

愛車一覧

アウディ A3スポーツバック chérie(シェリ) (アウディ A3スポーツバック)
chérie(シェリ:ドイツ車なのにフランス語!)と名付けて、まるでペットのように可愛が ...
スバル インプレッサ うなぎ (スバル インプレッサ)
ファッション雑誌の広告に、表参道ヒルズから出てくるインプレッサを見て、「私もこれやりたい ...
ホンダ N-WGN ホンダ N-WGN
母が80歳まで乗る予定で購入した車です。 母の人生で最後の車になると思います笑 購入ま ...
ホンダ ライフ ホンダ ライフ
65歳にして免許を取得した実家の母の車です。 母と一緒に買い物に行くときや、実家の周りを ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation