
せっかくの平日(2月21日)休み。
出かけたくなった。
どこへ行こうと土曜日から思考しはじめる。
通常のお出かけ条件は
・人けのない所
・美味しいモノがある所
さらにこの時期は、「自宅より北へは行かない」が付け加わる。
ノーマルタイヤなので、雪道は避けたい。
そのうちあるみん友さんのブログに影響されたのと、ドライブがなかなか楽しいと以前から聞いていたあの地に気持ちが傾きつつあった。
そう、箱根!
日曜日には図書館で運よく神奈川県の地図とガイドブックを借りることができた。
閑散期だからねぇ、本もあるんだよね。
この二つがあれば、もう鬼に金棒!
それにしても凍結などの道路事情は最後まで気になったが、これもみんカラのブログを参考にさせてもらった。どうやら大丈夫らしい。
前日は10時前には就寝。
そして4時には起きて5時半すぎには出発した。
遊びに行くのも夜討ち朝駆けである。
のんびり7時になんて出発していたら、通勤ラッシュに巻き込まれる。
まわりはまだ真っ暗。
しかし圏央道に乗るころには空も明るくなってきた。
今日も快晴だと言う。そうじゃなきゃ、ま、出かけないけどね。
【7:40】 箱根駅伝往路ゴールに到着
あ、自宅から一気に来ちゃった。
本当は箱根新道に入る手前で休憩したかったけど、箱根新道って高速からそのままつながっているんだ…と驚く。
事前に地図で眺めてたけど、よくわからなかった。

箱根駅伝はここ数年、チラチラ見ている。
ここが往路ゴールかぁ。確かに狭い道だね。
富士山が正面に写っているのがイイ!
あとchérieちゃんも左手でさりげなく休憩。
ワタクシめの影も映り込んでいます笑

芦ノ湖の海賊船
懐かしいなぁ。子供の頃に乗ったよ。
【8:10】芦ノ湖スカイライン
箱根峠から料金所までが今回のドライブで、一番ハラハラしたところ。
坂は急だし、早朝すぎるのか所々凍結している!
ブレーキを踏まないように、ゆっくりと走る。

だあーれもいないので、路肩で記念撮影!
通行料金が800円もしたので、さーっと通り過ぎるのはモッタイナイ。
車が全然走ってないので、ゆっくり時速30km台で走って景色を楽しもう。
もともと写真を撮りたいと思ってやって来たのだから、そこらじゅうで写真を撮ってやる。

海だ!
海ナシ県から来た者のサダメなのか、ついついテンションも上がる。

道路の反対側には芦ノ湖が

杓子峠から望む富士山
雪だるまが2つちょこんと乗っかっている

chérieちゃんと富士山
やっぱりだあーれもいないので、富士山と記念撮影!
富士山は大きいなぁ
よく見ると吹雪いている。
高いなぁ富士山、なんて思ったけど、登ってるじゃん。
しかも3回も!

道路から富士山がお顔をのぞかせてイマス

三国峠と富士山
こっちには車も数台停まっていて、人もいた!
実は石碑の裏には車が停まっているんだなあ。
がんばって隠して撮ってみた。

海の写真も撮れた!

飽きもせず富士山!
富士山はいいねぇ~としみじみとしながらchérieちゃんに戻る。

「チェーン等すべり止必要」の看板に恐れおののく。
絶対に直進してはいけない…
で、もともと仙石原を目指していたので、右折することにする。
時間は9時半前。
う~ん、ランチにはまだまだ早いので、美術館へ行くことにする。
【10:00】箱根ラリック美術館
アール・ヌーヴォーとかアール・デコはわりと好きなジャンル。
この流れがバウハウス(アウディの初代TTで有名)へと通じていったという。

ミュージアムの入り口

アップで撮ってみた

美術館より
ロウソクから電気の照明への過渡期に作られたランプ。
当時の人々にとって、電気の照明は明るすぎたため、フロスト(つや消し)加工をして光を和らげたそうだ。

美術館より
香水瓶”Dans la nuit(ダンラニュイ)”
「夜に」って意味かな。
こんな大きな香水瓶なんて…
毎日どんだけ使ってたんだと、思いを馳せる。
写真からは大きさは想像できないかもしれないが、まるで花瓶のようなサイズだ。

玄関脇の紫モクレン
春への足音が聞こえてくる

スタッフの人にひと声かけて車両を見せてもらう。
2001年まで現役で走っていたオリエント急行の車両。
豪華さと洗練された室内装飾を誇るこの車両は、2004年に箱根にやってきたそうだ。
ティータイムも楽しむことができる。
【11:30】ル・ヴィルギュル
事前にメボシをつけておいたお店に到着。
海に近いところに来たのだから、やっぱり魚!
海ナシ県在住の私はいつでも魚に飢えている
なので迷うことなく、沼津産マダイのソテー 三島野菜添えをオーダー

人参のスープ
サラサラじゃなくて、ドロッとしていていい!

自家製パン
パンはこんがりしてないほうが好みかな。

本日のオードブル
私の大好きなキッシュも右端に!
中身は半生なのかトロッとしてた。

本日のメイン、沼津産マダイのソテー 三島野菜添え
皮はパリパリ、身はほわっと、温かいうちにいただく。
野菜も彩りよくて見た目も楽しめた。
コーヒーは別オーダーだったのでやめちゃった。
理由は簡単。
後でカフェに寄る時のために、コーヒーを取っておきたかったから。
(私のコーヒーの許容量は1日1、2杯程度)
でもね、お料理が美味しい場合、コーヒーを頼んでもいいのかなと後で思った。
何となく落ち着かない。
お店のサービスは「おもてなしシマス」というよりは、マイペースな感じ。
予約を入れようと開店30分前に電話しても繋がらないし、開店5分前に行ってもドアには「CLOSE」の看板が!
やっていないのかとやきもきして、目の前のスーパーで時間を潰してからもう一度行ったら、「OPEN」に変わっていた。
ちなみに私がいる間にお店の電話が1回鳴ったけど、ずっと鳴りっぱなしだった!
そして私を含め3組が入店した段階で、新規客には「満席です。1時からなら大丈夫です」と断っていた。
席、まだ空いているし、時間はまだ12時すぎだし、一体どういうことなのだろう?
ある意味、本国流なのかもしれない。
ただお料理や水の給仕はバッチリだった!
お料理も美味しかった。
また機会があったら、訪問したいとは思う。
ここからはお土産を物色しながら、事前にメボシをつけておいたカフェへ。
【14:15】GAFE DE MOTONAMI
「あずきを食べてコーヒーを飲む」のコンセプトに惹かれて、訪れることにした。
小豆はお店の手作りとのこと。

レトロな外見

2階席
のんびりとひなたぼっこをしていたいなぁ

宮ノ下小町
店の一番人気とのことで、迷いながらもこれをオーダー。
写真じゃあちょっと見えにくいけど、
右手にちょこんと乗った三色団子がカワイイ!
ビート糖と黒糖で煮込んだ小豆なので、甘さもあっさり。
もちろんコーヒーもお願いした。
さすが箱根、お冷のお水もおいしいなぁ。
【15:20】ちょっとだけ宮ノ下を散策。
さあ、そろそろ帰ろう。
明日から仕事だからね。

帰りは小田原西ICからノンストップで帰宅
【つぶやき】
箱根かぁとふと子供時代の思い出がよぎる。
小学校3年生の夏に親戚で箱根を旅行した時に、ある程度のことはやり尽くした。
・ロマンスカーの一番前に座って景色を楽しんだこと
←これは自慢できる体験!
・ロープウェイを全線乗り継いだこと
・芦ノ湖で海賊船に乗ったこと
・大涌谷を見学したこと
そして大阪の中学校に通っていた時の修学旅行が、伊豆と箱根。
これにはかなり失望した。
足を踏み入れたことのない地域にこそ行ってみたいものだ。
でもいい、その前に通っていた福岡の中学校で山口と広島を修学旅行でまわったのだから。
それ以来、箱根を訪れることはなかった。
お出かけしてまで人の多いところはニガテだから、ついつい遠慮してた。
今回ふらっと出かけて、もちろんガラガラでのんびり自分のペースで楽しめたので、また機会を見つけて遊びに行ってもいい。
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Posted at
2022/03/06 20:01:48