4月25日に念願のタイヤ交換を果たした。
新車時装着のブリヂストンのTURANZA T005から、コンチネンタルのConti Premium Contact 5へ
(
パーツレビューにも掲載したので、興味のある方はどうぞ)
せっかくタイヤを新しくしたのだから、新潟あたりへ久しぶりに出かけたいなぁ。
新潟に縁があるわけではない。
住んだことはないし、親戚や知人がいるわけでもない。
でも無性に行きたくなるのは、食べ物は美味しいし、人はやさしいし、アクセスもいいから。
ネットでいろいろ探していると、ちょうどいい宿も見つかった。
5~6月はロクに出かけられないだろうから、思い切って出かけてしまおう!
ということで、4月30日から1泊旅行に出ることを急きょ決めた。
通常なら混雑を避けてゴールデンウイーク中は引きこもっているので、こんなことは珍しい。
【コンチネンタルのHPより引用】
~ 新しいタイヤの慣らし走行 ~
走行距離800km位まではスムーズな加速、ブレーキ、コーナリングなど、余裕のある運転を心がけましょう。これは、タイヤが安全に本来の性能を発揮するための準備運動です。このくらいの距離を走行すると、製造過程で使用された離型剤などを完全に落とす「皮むき」が完了します。
<慣らし走行の方法>
・濡れた路面は避け、乾いた道路を走行する
・高速道路などでの高速走行は避け、適度な速度(60-80km/h以下)で走行する
・皮むきが終わっていない状態では制動距離が長くなる可能性があるので、前方車との間隔を広くとる
<慣らし走行で避けた方がよいこと>
・急加速する
・急ブレーキをかける(やむを得ない場合を除く)
タイヤをホイールに組む際に使われた潤滑剤は、急なアクセルやブレーキで、タイヤとリム間のスリップを引き起こす可能性があります。最初の数100km程度までは、こうした操作を避け、タイヤとホイールを馴染ませることが重要です。
【慣らし運転のための計画】
慣らし運転に走行距離800kmもいるの?!
そんなこと言ったって、もう宿は取ってしまったのに…
でも、ネットで調べてみると大体100kmまでと書かれている。
なので私なりにこんな計画を立ててみた。
装着時の走行距離は33,043kmだった
旅行出発までに43km走ったので、走行距離は33,086km
~33,143km(100km)まで、60km/hで走る
~33,243km(200km)まで、70km/hで走る
それ以降は80km/hで走る
せっかく旅に出るというのに、たったの43kmしか走れてない!
その前日29日には、都内に住む伯母の家へ遊びに行くのにchérieちゃんか、N-WGNで迷った挙句、N-WGNにしてしまったのが悔やまれる。
混雑を避けての選択だが、往路の環七はガラガラ、帰路の首都高中央環状線も空いていた。
ちなみに環七は走り慣れた大好きな道。
新大宮バイパスからキレイにつながりつつあるので、ますます走りやすくなっている!
それに急いで都内へ出かけたのには理由がある。
ふふふ、眼鏡を新調したから。
3月末にコンタクトを新調した時に、乱視がなくなっていることを知った。
極度の乱視だったのに、そんなことがあるのかと不思議に思った。
それはそれで結構なこと。
いっそうのこと眼鏡も新調してしまおうということで、強度近視の眼鏡を扱う都内の眼鏡店で作ってもらうことにした。
ドライブ旅でタイヤだけではなく眼鏡も試してみたい。
遠くが良く見えるようになっているかしら

HPより拝借。そう、私はめちゃくちゃ目が悪い。
お店の人と相談して、Anne et Valentin というメーカーの FRANCE というモデルをチョイスした。
【慣らし運転の経過】
出発当日の早朝5時に目覚めると、ザーという雨音が聞こえた。
天気予報でそれは知っていたものの、やはりショックだった。
晴れ女なのに…
「濡れた路面は避け、」とHPにも書いてあるのに、雨のなか出かけるのもどうなんだろう。
出発はもう少し遅らせよう。
だって、そんなに急いでいかなくても大丈夫。
9時半前、道路も乾いてきたので出発した。
①33,086~33,143km(自宅~本庄児玉IC手前)を50~55km/hで走る
関越自動車道の東松山ICまで、のんびり裏道を、つまり田園地帯を50km/hで走っていたのだけど、30kmしか稼げなかった。走行距離計は73km。
つまり高速道路をノロノロ運転しないといけない。
あらかじめ調べてみると、高速道路の最低速度制限は50km/hだ。
ま、いっか、ちょっと速度を上げて時速55kmで走ってやろうじゃない。
速度の確認がしやすいように、ヴァーチャルコックピットの速度計を大きく表示するようにした。

通常はこの状態にしている

これなら速度も確認しやすい
最低速度の50km/hを下回るのを防ぐためにだ。
じゃないと、捕まる。
幸い天気もすぐれなかったせいか、関越自動車道は空いていた。
ガラガラではないけれど、私がノロノロ走っていても邪魔にはならないだけのゆとりは十分あった。
そして私のクルマを越さない車はいなかった。
ありとあらゆる車たちがどんどん追い越していく。
ぶつけられないように、ちらちらとミラーで後続車を確認しながら運転した。
本庄児玉ICの手前で、走行距離100km(33,143km)を無事越えた。
やっとここまで来たって感じだった。
埼玉県ってこんなに広かったっけ?

出発点は在住する区役所にしておいた笑
②33,143~33,183km(本庄児玉IC手前~渋川伊香保IC手前)を65km/h周辺で走る
わずかながら速くなったように感じたが、遅々として進まない。
退屈だなあ~
いったいいつになったら着くんだろう
とぶつぶつ思いながら、あめ玉の袋を器用に開けて口に放りこむ。
低速度とは言え、片手運転での作業になるので前後と右に車がいないのを確認している。
そうこうしているうちに群馬県に入る。
やっと群馬県!
ゆっくり走っているので、まわりの景色も楽しめる。
まさにドライブらしいドライブだ。
もっとも気を付けたのは、合流の時だ。
ほとんど合流してくる車はなかったが、一回だけタイミングが合いそうな時があった。この時ばかりは速度を上げて先に進んだ。
そして、すぐに追い抜かれた。
きっとまわりの車は私のことをヘンな車とか思っているんだろうなぁと自虐的にもなる。
前橋ICを越えた先からは、片道3車線から2車線に減るが特に問題はなかった。
本来の計画では、次の100kmの33,243kmまでを時速60km前後で走るはずだったが、このままだと到着時間も遅くなってしまうので計画を変更することにした。
次の50kmまでを時速65km前後で走ろうと思っていたのに、暗算に失敗してわずか40km(33,183km)で、次の速度に移行していた。
③33,183~33,243km(渋川伊香保IC手前~湯沢IC)を75km/h周辺で走る
時速75kmまで来ると、速度もまともになってくる。
でも登坂車線を登っている大型トラックに、走行車線を走っている私が追い付かないのはおかしくないか?ということで、試しに登坂車線も走ってみた。
いよいよアヤシサが増していたかもしれない。
イカレた車なのか?
運転手がヘタクソすぎるのか?
沼田IC(走行距離160km)の辺りから天気が崩れだし、本格的な雨が降り出す。
ああ、濡れた路面は避けましょうとHPに書いてあったのに…
群馬県も長いのかなと思ったが、さすがに速度が20km/hも上がるとそうでもなかった。
脇を見ると、今まで気づかなかった看板があった。

HPより拝借。こんなに天気は良くなかった。
なんだろうと思って調べてみると、危険物を積んでいる車は高速道路を降りて国道17号線で行けということらしい。
確かにあの長いトンネルで、何かが起きたら生きては帰れない。
看板からしばらくすると関越トンネルに到着した。
トンネル内でとうとう我慢できなくなって、時速75kmで走っているトラックを時速95kmで追い越した。95という数字に少々の罪悪感を感じつつも、
すっきりするね!
トンネル内で新潟県に入り、トンネルを抜けて10kmも走れば湯沢IC。
ここでめでたく走行距離は200kmに達し、そして一般道に出た。
自宅からここまで2時間半もかかった!
(ちなみにいつもならとっくに新潟市内まで到着している)
燃費は21.8km/lを叩きだした!
おっと、トンデモナイ光景を見たので、ここで書き残しておく。
湯沢ICの出口のカーブをのんびり走っていると、左側の駐車場らしきところに白いセダンが2台停まっているのが見えた。
覆面パトカーが休憩中かなと思ったら、そうではなかった。
じっと見ていると、白いヘルメットをかぶって、青い服を来た2人連れが歩いている。
その脇にはクラウンと大きなスリーポインテッドスターのエンブレムをつけたベンツが停まっていたのだった…
あ~あ、捕まってるんだ、気の毒すぎる。
湯沢はたぶんアブナイ。
昔々、休日の高速料金が一律1,000円の出血大サービスだった一時期。
嬉しくなって新潟市内まで日帰りで遊びにいったことがある。
その帰り道、やっぱり湯沢で甲高いサイレンが鳴っているのを聞いた。
新潟県警は群馬方面からやってきた観光客を「ようこそ」とばかりに捕まえ、
帰ろうとする観光客を最後まで追いかける。
さあさ、お腹空いた。
ランチを食べにいこう。
こんな自己満足的な記録ブログに最後まで目を通してくださり、どうもありがとうございます。
次回はフォトジェニックな景色を納めた写真も登場しますので、少しは楽しめるかと思います。