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2024年11月10日

源氏物語シーズンの到来! その一

源氏物語シーズンの到来! その一 私の趣味の範囲は、自分で言うのもなんだけど、わりと広範囲。

でも全部一緒に同時進行的に楽しんでいるわけじゃない。
そんなことしていたら、時間もお金もモタない。

長い周期を経てそのシーズンがやってくる。
簡単に言えば、「いきなり、再び、夢中になる」といった感じだ。





2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」が放映されるに当たり、2023年秋頃から、私のなかでムクムク「源氏物語」趣味が復活してきた!


前回ハマっていたのは学生時代なので、かなり年季の入った趣味だ。


今現在の居住地は、平安時代的に言えば、京から離れた鄙(ひな)の地、武蔵国。

なので前回の大阪時代とは異なり、楽しむ趣味も限られる。
ひたすら首都圏で催されている展示会に足を運ぶのみ!





【その一】圧倒的な量の国宝にヘロヘロ状態

東京国立博物館(東京都台東区) 
特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」
2023年10月24日鑑賞


HPより拝借。黄色のポスターはインパクトがある



HPより拝借。紫式部日記絵巻断簡


これが見たかった!


赤ちゃん(将来の後一条天皇)を抱っこしているのが、道長の妻、源倫子(りんし)
手前中央の男性は、藤原道長
右側の背を向けているのが、道長と倫子の長女であり、赤ちゃんを産んだ藤原彰子(しょうし)

一緒に行ったRちゃんに、彰子は中宮(皇后)で両親より身分が高いから、顔を見せないような配置になっているんだと思うと、解説してみた。



平安時代に描かれた絵では顔はもっと小さい。
この絵巻は鎌倉時代に描かれたものなので、顔がより大きく描かれている。


もう一つ気になったのがこの絵!


HPより拝借。神護寺三像の源頼朝像

昔の教科書でおなじみの「源頼朝」
教科書では小さく載っているが、実はとても大きい。


色白で端正な顔立ちの貴公子に目の前で見つめられて、ちょっとばかりドキドキしてしまった笑。
しかも迫力の肖像画が3つも並んでいる。

等身大スケール、あなどりがたし!


そして私は想像した。
「推し」の等身大ポスターを自室に貼って、喜んでいる推し活中の人のことを。
こういう気分なんだろうな~



美術館の壁


この展示会では国宝作品が「これでもか!」というくらい怒涛の如く、次から次へと大量に展示されていた。

見ている私達に知識が乏しいため消化しきれないし、そして量が多すぎるため、丁寧に立ち止まる時間もなく、適当にはしょって眺めて終わった。
そして二人ともぐったりしていた。

本来なら数日かけて観たい展覧会だと思う。



ちなみにやまと絵と日本画の違いは何かと言うと、

<やまと絵>
 平安時代にうまれる
 それ以前には中国的な要素、題材で描いた唐絵(からえ)があり、
 それに対比して日本の文化や自然の要素、題材で描いたもの。

<日本画>
 明治時代にうまれる言葉。
 日本画は、西洋絵画と比べて日本のものとして独立させた語。





午前中は仕事、ランチの後に美術館へ

ランチは、穴子の箱めしにした。
サイズは中間の中箱にして、煮上げと焼き上げの両方を乗せた「合いのせ」に。

穴子好きなので、とっても嬉しかった!

下町の味付けなので、味付けは濃いめ。
夕方には「やたら喉が渇くね」と二人で同じことを言っていた。





【その二】目からウロコの十二単

丸紅ギャラリー(東京都千代田区)
「源氏物語 よみがえった女房装束の美」
2023年12月22日鑑賞


1階のロビーにも巨大ポスターが飾られていた。

年末の忙しいなか、時間をこじあけて訪問


今回は入場料が500円ととても良心的。
前回の国宝だらけの展示会は2,000円もしたので、お財布に優しい。
(本来は2,100円だが、別の友人から割引券をもらった)


企業ビルの中にギャラリーがあるため、1階ロビーは地味な色合いのスーツ姿の男女がほとんどなのに、右端だけ異彩を放っていた。ギャラリーへの訪問者だ。
和装での来場者は入場無料とのことで、男女を問わず着物姿の人達が目立つ。


正絹の気品あふれる訪問着もステキなんだけど、私の心をとらえたのはポップでモダンなかわいらしいアンサンブルを着たお姉さん。

こういう着物を着てみたい!


展示量は少ない。
だけど濃密な内容。

私は嬉々として狭いギャラリー内を1時間以上ウロウロしていた。



HPより拝借。第35帖「若菜下」の明石の君
右前に襟を合わせていないことに注目。


天然素材で染められた衣は、艶やかというより、しっとりと落ち着いた雅びを表現していた。

ここでの展示は目からウロコがボロボロ落ちまくった!


①当時の絹糸は細いものだったので、1枚1枚の衣はもっと薄くて軽かった。
 じゃないと何枚も重ねられない!


HPより拝借。見るからに軽そうな単衣


再現するに当たり、国産の細い絹糸の使用許可を得るのが困難だったとのことで、ブラジル産の絹糸を使用している。日系移民の人達が昔に日本から持ち込んだ蚕とのこと。


②現在の十二単は大正時代に近代化した。

平安時代の女性貴族は立ち上がることはほとんどなく、終日座ってすごし、
歩く時は膝で摺って歩いていた(膝行:くっこう)。

だけど、大正時代に十二単で立ち上がるために作り替えられたのは初耳だった!

時代とともに変化する十二単。  


  
Tomekkoさんのイラスト、わかりやすい。



同じくTomekkoさんのイラストです


衝撃的なのは、衣を羽織っている感覚。
片方だけしか袖に手を通していない…
  


HPより拝借。イメージが湧くでしょうか。



HPより拝借。この体勢で日常を送る


裳(後ろに長く引いている白い布)は、頼りないヒモで結ばれていただけなのを、
大正時代にしっかりとした腰ひもをつけるようにしたらしい。




平安時代の装束を布地の段階から再現するというプロジェクト。
普段、メディアで目にする十二単とはまったく異なる趣があり、とても興味深かった。
さらに研究が進めば、博物館等で展示される平安時代の十二単ががらりと変わる可能性もあると思った。





【その三】源氏物語マニアたちが嬉々として集っていた

東京富士美術館(東京都八王子市)
源氏物語 THE TALE OF GENJI
─「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで─
2024年2月25日鑑賞

 
雨のなか小走りに美術館へ向かうと、またもや着物姿の男女がチラホラと。
学芸員の人に尋ねると、和装だと特典があるとのこと。

こんな雨の中はさすがに…
その後の手入れが大変だよね。




HPより拝借。

宇治十帖の大君と中君の姉妹だ!

茶色く変色した、ちょっと切れてたりする古い絵ばかり見てきたので、色柄の明るい大正時代の絵に感動する。



【その一】の「やまと絵」ほどではなかったけれど、かなりの量の展示品。

54帖のあらすじにそれぞれ源氏絵が展示されていて、それを読み、鑑賞するだけでもかなりの時間がかかった。

あ、もちろん、あらすじはすべて頭に入っております!



しかし、それからが苦戦。
マニア受け間違いなしの、屏風三昧。

屏風には、物語のハイライトがピンポイントでいくつか描かれている。

例えば、
「光源氏誕生」
「若紫をこっそりのぞき見する光源氏」
「養女の玉鬘を蛍で照らして、弟宮の恋情を湧きたたせる」
とか、こういう目立つシーンならわかる。


でも、黄色い山吹の花を持った女の童(めのわらわ:少女の召使)が渡殿(わたどの:渡り廊下のこと)を歩くシーンだけで「第24帖 胡蝶(こちょう)」だ!ってわかる人はどれだけいるのだろうか?


屏風の脇の解説文にはどこのお話と書いてはあるものの、一つ一つ確認するのも煩わしくなってきた。

まだまだ修行が足りないデス。
帰宅後、すぐに54帖のあらすじのアンチョコをこしらえました



HPより拝借。これはたぶん1つの物語だけ描いていると思う



鑑賞者のなかには、真剣なまなざしで展示物を長いこと凝視している人もいた。
あ、この人、マニアだ。


休憩場所では、若い男女の会話、いや女性の話が興味深かった。
源氏物語の登場人物は歴史上の誰それに当たるかを、熱心に男性に語っている。
私はまったくその分野には興味を持ったことがなかったので、その話をこっそり盗み聞き。
勉強になりました!




打衣(うちいで)。御簾(みす:すだれのこと)から華やかな衣装の一部を見せている


この鮮やかさは化学染料だと思う。
いろんなところで展示するのに、天然繊維だと劣化も早いのでこれはこれでいいでしょう。



狩野派とか土佐派とか、【その一】の「やまと絵」でも出てきたけど、勉強不足のため出たとこ勝負で鑑賞するしかない。

もっといろんなことを知っていればさらに深く味わうことができただろうにと、もどかしさを感じずにはいられなかった。



HPより拝借。現代アートの分野から

第1帖「桐壺」。これはもう光源氏誕生そのもの



気を取り直して、今回足を運んだのは十二単の着付けの実演会に参加するためだった。


一人では着られない。

二人の着付師の息の合った作業により、スムーズにどんどん着付けられていく。



完成のポーズ



高貴な姫君は人前で顔を見せることはありません。


ちなみに白い裳(も:後ろに引いているスカートのようなもの)の腰の部分が帯のようになっているのは、大正時代の工夫。

平安時代は立ち上がることが前提ではないため、細いヒモで簡単にくくっていただけ。




あとがき:
ちょうど一年前から、源氏物語に関連する美術館通いを始めたのに、なかなかブログ化できませんでした。どのように書こうかイメージが湧かず、書きたいのに書けない月日が続きました。
ところが先週から風邪を引き、1週間寝たり起きたりの生活を送るなかでゆっくり構想を練ることが出来ました(おかげさまで今では風邪は完治しています)。
あと2つか3つほどブログが続きます。
適当に流しながらでご覧ください。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/11/10 22:38:29

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この記事へのコメント

2024年11月11日 6:09
おはようございます

やまと絵博面白そうですね。ゆっくり見て回りたいなぁ。
コメントへの返答
2024年11月11日 22:30
Minoranzaさん、こんばんは

やまと絵は有名な絵も実はたくさん並んでいました。
ここまで一挙に開催というのは、もしかしたらなかなかないかもしれませんね。
鑑賞者もたくさんいたので、またいつか同じような展覧会が開催されるかもしれませんね。
2024年11月11日 9:44
ルミディさん、おはようございます
まずは風邪の完治、良かったです
とても辛そうでしたもんね
でも風邪をひいている中、ただでは終わらせないのがルミディさんらしさというか…
ブログ書いてるのよ、とは聞いてましたがこんな大作とは思いもよらず…笑
やまと絵と日本画の違いとか、顔の大きさで描かれた時代がわかるとか、ほんとマニアック!(褒め言葉です)
源頼朝の、日本人なら見たことあるあるな画が等身大とは恐れ入りました、、、それを推し活と比べたところ、ドキドキ感がよくわかって笑えました
平安時代には糸が細くて十二単も薄く軽かったとは、全く知る由もなく、けどものすごーく納得
いくつか幼稚な質問をさせてください
①そもそも十二単とは、なぜ十二なのですか?意味があるのでしょうか?
②平安時代は片方しか手を通していないとのこと、どちらの手とか決まりはあったのでしょうか?
③陛下ご即位の際は皇后陛下が十二単をお召しになられますが、それは腰のところが帯のようになっている大正時代からのものなのでしょうか?
最後に源氏物語全てのあらすじがインプットされてるなんて、尊敬します‼︎
コメントへの返答
2024年11月11日 23:37
プリちゃん、こんばんは

こんなに長期に患うとは思いもよらずで、私自身も驚いています。
まだまだ大人しくしていようと思います。

顔の大きさの話は、やまと絵の展示会場での解説文でチラッと読んだからです。
もっと詳しい話はあるのですが、思い出せません。
源頼朝の絵はまさかのサイズ感で、それにも驚きでした。
夜中に目が合ったら、ちょっと怖いかも…

十二単は時代とともに変化があったようです。
千年も昔の平安時代だと当時のものが残っているわけでもないので、さらなる研究がのぞまれるといったところなんだと思います。

十二単は俗称で正式には「五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)」と言います。大正時代に決まった名称だそうです。平安時代だと「女房装束(にょうぼうしょうぞく)」と言います。
色が微妙に違う単(ひとえ)の着物を何枚も重ねて、色のグラデーションを楽しんでいたようです。枚数に決まりはなく、20枚重ねた記録もあるそうです。後に5枚に定められました。

①「十二」というのは、「十二分に」という言葉があるように「たくさん」を意味するものから来たという説があります。

②たぶん利き手を袖に通したのではないかと、これは私の想像ですけど…
でも通していないほうが、手は自由に動けたりしますよね。
どっちなんでしょ?
ちなみに単の下はなにも着ていません。ハダカなんです笑。だから、バスローブの片手しか袖をとおしていないというほうがしっくりするかもしれません。
紫式部の時代はどうやら温暖化の時代だったらしいのです。だから、人々はそういう格好になるし、家にも壁がロクにないのです。

③もちろん大正時代に人前に出られるように、立てるように細々と決められて、それが現在にも続いています。それ以前の江戸時代にもいろいろ現在に近いような改良はされてきたみたいですね。
展示会で裳の腰ひもについては説明書きがあったのですが、ちょっとわかりにくかったので私の理解は実は不十分です。目録は買ったので、のちほど確認しようかなと思いながら、ブログだけは先に作ってしまいました。

せっかくなのでtomekkoさんの記事もどうぞ。とてもわかりやすいですよ。
ちょっと刺激的なイラストもありますが、それはブログには載せませんでした笑
https://www.rekishijin.com/33326

だいたいのあらすじは覚えているけど、じゃあ、それぞれのタイトル「竹河」とか「初音」は?と言われると、それだけだと内容がわからなかったりします。
2024年11月11日 20:04
いやぁ、面白い…!?
十二単が立って着付けて歩くものではなく、寝そべって片腕だけ引っ掛けるもの、なのですねー。
カミさんに感化され『光る君へ』はほぼ毎週見ています。退屈な平安時代(失礼!)を1年間もどう続けるのだろう…?と思っていたら、
さすが大石静さん。韓ドラの乗りで恋愛模様もサラリと描いて飽きさせませんね。
ファーストサマーウィカ演じる清少納言も近説ではこんな感じだったのか、と思えるようになってきました。
(^^)b
コメントへの返答
2024年11月11日 22:40
LEN吉さん、こんばんは

古い十二単の絵を見ればまさにその通りの絵がたくさんあります。
私もこの手はどこから出ているのだろう?描き間違いなのかな?とずっと思っていました。
なので今回、tomekkoさんの説明でものすごく納得しました。

「光る君へ」は毎週ハラハラドキドキで見ています。
パズルのピースが埋まっていくように、よくできたストーリーだなと思っています。
ちょうど昭和から平成へと移り変わるころに、源氏物語が流行しました。
当時アニメの映画は作られたけど、ドラマは今の時代まで待ったかいがあると思います。
令和の視点で解釈された物語は見ていて楽しいです。
2024年11月11日 23:24
danslemidiさん、こんばんは。
ブログ興味深く拝読いたしました。
ブログの中で特に興味を惹かれたのは十二単です。
私が抱いていた十二単のイメージは、
まさに大正時代に近代化されたもの。
襟を合わせないとか、はおるとか、
立ち上がらないとか、
想像つかないことばかり
知ることができて、
とても面白かったです♪
(^^)
コメントへの返答
2024年11月12日 18:57
aba-bu25さん、こんばんは

平安時代はあまりに昔すぎて、残っているものが少ないのが難点ですね。京都の人の言うところの「先の戦」の応仁の乱で、京都じゅうが蹂躙されてしまったのも大きいです涙

でも今世紀に入り、いろんな研究者のかたがいろんな研究をしてくれたおかげで、学生時代のときには謎だったことが解明されてきてとても嬉しいです。

次のブログは建物について軽く取り上げますので、ゆる〜く期待してください😊
2024年11月12日 21:50
年齢のせいか最近は人混みが苦手になり,都心の博物館,美術館へ出かけるのがおっくうになってきました.
そんな中,こうして素敵な美術展のエッセンスを紹介いただけるのですから,良い時代になったものです.
ありがとうございます!

と言いつつこの週末は,自分も府中市の美術館に出かけてきたのですが,おっしゃる通り,実物に接することって大切ですね.
特に大きいサイズの作品では,図録等では味わえない,作者の息遣い,迫力,ひいては時代背景までもが心に迫ってきて,
人混みが苦手,なんて言ってる場合じゃないですね.


源氏物語,あらすじ程度はうっすらと覚えてますが,帖の名前と内容が一致するなんて,とてもとても.
ましてや,絵巻など,皆さん同じ顔(笑
それでもdanslemidiさんのおかげで,少しづつですが突っ込んで読むことにも興味が出てきました.
そうなると,目に鱗が何枚あっても足りません.

せっかくなので「胡蝶」についてもおさらいしてみました.

春と秋,どっちが良い?
そんなこと直接言い合えよ!と言いたくなりますが,そこは平安の高貴なお姫さま,奥ゆかしいですね.

「花園の 胡蝶をさへや 下草に 秋待つ虫はうとく見るらむ」 by 紫

マツムシって,前にも聞いたよなあ,どこだっけ?
あ,六条御息所@賢木!

「おほかたの 秋の別れも 悲しきに 鳴く音な添へそ 野辺の松虫」

ってこの御方,秋好中宮のお母さまじゃないですか.
そこまで考えていたとしたら,紫の上,見かけによらず策士じゃのう.

アンタのお母さん,うちのダンナを松虫に例えてたのよ!


ま,そのダンナ,その後で生涯一の修羅場を迎えるわけですが....
コメントへの返答
2024年11月14日 0:05
Abyssal Blackさん、こんばんは

いえいえ、そんなことないですよ。
Abyssalさんの運転距離の伸びにには驚くばかりです。
私の場合、1000km走るのに3か月かかったこともあるくらいですから。

美術展で観たことのほんの少ししか紹介できていいないのにエッセンスとは嬉しいお褒めの言葉です。
やっぱり実際、見に行かないとわからないが多いですよね。
その前後で何かを食べたり、どこかへ寄り道するのも楽しいです。

帖のあらすじだけでも把握しておけば、ピンポイント屏風はかなり楽しめると
思います。そして「あ、このシーンだ!」とわかれば、誰が誰なのかはおのずとわかってくるものなのです。同じ顔とか思うこともないです。

まだまだブログは続くので、目の周りがツルツルになるまでウロコを落として
あげますよ笑

Abyssalさんは源氏物語のなかでも和歌がお好きなんですネ。
いつも和歌が出ているのに気づきました。
私は実はそうでもなくて、そのまま出されても意味はほぼわからないし、訳があってもいろいろな心情が隠されているのでニガテ意識のほうが強くなってしまいます。

かの光源氏と言えども、自業自得、仏教用語的に言えば因果応報からは逃れられなかったですね。
やっぱりやられたことはやり返されると私も肝に銘じて、自分の嫌がることは
人にもしないように生きようと心掛けていますヨ!
2024年11月16日 12:49
こんにちは〜
西洋の絵画が写実的であるのに対して、日本の絵画って昔から良い意味でデフォルメされてるというか、まんがちっくなところがあるように思います。
特に浮世絵はその最たるものかなと。
文化の違いだと思いますが、そういう違いっておもしろいなと思いました。
コメントへの返答
2024年11月16日 22:22
kazoo zzさん、こんばんは

西洋の絵画は重層的な重みがありますよね。
そしてなかに描かれている個々の絵(脇役の人とか物とか)も大きく描かれていますね。
最近気づいたのですが日本の絵の場合、一つ一つが細かく描かれていることもあり、見ているうちに目が痛くなることもあります笑

音楽の話をするなら、西洋の音楽はきちっと音の速さも決められて、楽譜があればそのまま再現できますけど、邦楽はそうではないのです。
「間合い」と言って、次の音まで伸ばしたりするのです。
どのくらい伸ばすのか、明確なものはありません。なんとなくなんですね。
2024年11月18日 10:26
danslemidiさん
こんにちは。
コメント返信でお元気でしたか
なんて書いてしまいましたが
お風邪を召されていたのですね。
今の時期暑かったり寒かったですものね。
十二単凄いですよね。
おしゃれ心は昔の人にもあったのですね。
夏は大変そうですし
この時代トイレもなく
髪も殆ど洗わなかったらしいですね。
今の時代は
蛇口を捻ればお湯が出て
朝シャンできるなんて幸せですよね。
コメントへの返答
2024年11月19日 22:52
ライトバン59さん、こんばんは

おかげさまで今はすっかり元気になりました。
だけど、あまりムリをしてはいけないとセーブしながら生活をしています。

平安時代の女性貴族はかなり大変だったかもしれませんね。
清潔感を保つのも並大抵ではありません。
匂いを隠すために、お香も発達したようです。
お風呂は蒸し風呂だったそうです。

移動は牛車ですからね。
そして一度でいいから、私も乗ってみたいです!
2025年2月2日 7:39
danslemidiさん

 思わぬ風の光明で素晴らしいブログをありがとうございます。そして、記事のとおり、随分と年季の入った趣味ですね😁 私が学生の頃は年末の大型時代劇が全盛期で、毎年年末は楽しみにしていました。当時、十二単をまとった女優さんに憧れたのをきっかけに、歴史が大好きになりました。昔は、迫力のある戦の映像が多かったのですが、最近は大河ドラマでも戦場面は省略されているか、僅かにしか出てこないのが残念なところです。人も馬も、集めるのが難しくなったのですかね。

 私も見に行きたかったなぁ。danslemidiさんの記事を読ませて頂き、少し行った気になりました😁 ありがとうございます。
コメントへの返答
2025年2月3日 8:27
H_Einstein、おはようございます

1年遅れのブログで申し訳ないくらいです。
なかなか構想がまとまらなくて、やっとなんとか納得のいくものができました。

大河ドラマも本能寺の変の辺りはやりすぎて、10回以上は見届けたなんてツワモノもいるくらいですから、マンネリ気味なのかもしれませんね。
確かに資金的にも、人やモノも不足気味なのもあると思います。

それにしても、こんな貧しくなってしまった時代に源氏物語かぁと思ったものです。衣装代もかなりかかるだろうに、とびっくりしましたが、実際、今の時代のほうが観ていても変な背伸びもなくて観やすかったです。

プロフィール

「与野公園のバラ園へ 5年ぶりに行ってみた http://cvw.jp/b/3236741/48424775/
何シテル?   05/11 18:24
クルマにまつわる話を思いつくままに書き綴っていきます。日常生活でクルマの話を聞いてくれる友達はなかなかいないので、ここでお話します。 生まれは東京(たった...
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