前回の記事は
こちら
前回から少し時間が空いてしまいました。5008がしばらく戻ってないことが分かったので、やる気を失っt・・・いえ何でもありません。笑
というわけで、今回はSpotifyを聞けるようにしていきます。
※この方法では、Spotify Premiumアカウントが必要です。ご注意ください
Raspberry PiでSpotifyと言ったら、やはりVolumioやmoOde Audioですよね。私も最初は、このどちらかを採用する予定でした。しかし、どちらもOSイメージを直接SDカードに入れて、使うようです。これでは、PulseEffectsどころかデスクトップ環境をインストールできるか怪しいです。
(実際にVolumioで検証しましたが、古いRaspbianを使用しているようでパッケージのインストールすら出来なかった・・・
moOdeは未検証です。)
パッケージのファイル(.deb)で配布されていないかを確認しましたが、開発側がそれを望んでいないらしく、残念な結果に。
どうしようもないので、今回はパッケージのファイルでインストールできるMopidyを採用しました。
※Mopidyでは、Spotifyを利用するのにlibspotifyという開発が終了したライブラリが使われている為、今後Spotifyの仕様変更があった場合、利用できなくなる可能性があります。
まずは、Mopidyのインストールをします。公式サイトを元にインストールを進めました。
最初、日本語で解説されている方のものでインストールしたのですが、情報が古かったのに気づかず、エラーだらけで直すのが大変でした・・・
横着しないで、公式のものを参照するのが一番ですね 笑
そしてMopidy本体をインストールしたら、WebクライアントとSpotifyのプラグインをインストールします。
WebクライアントはIrisを使いました。
Irisのインストールコマンド↓
「sudo python3 -m pip install Mopidy-Iris」
続いて、Spotify↓
「sudo python3 -m pip install Mopidy-Spotify」
しかし、環境によってはSpotifyのプラグインでインストールエラーが発生する場合があります。これはlibspotifyが入っていないとエラーになるそうです。じゃあ、自動で入れてくれてもいいのに 笑
libspotifyのインストールコマンド↓(エラーが起きた場合のみ)
「sudo apt-get install libspotify-dev」
これでインストールは完了です。続いて、設定を行います。
『/etc/mopidy/mopidy.conf』に以下の書き込みを行い、設定しました。
(私の場合のものなので、お好みで変更してください)
また、SpotifyのクライアントID等は以下のサイトから取得できます。
最後に、PulseAudioの設定を変更して完了です。
『/etc/pulse/default.pa』の83行目付近にある部分を写真のように変更します。
↑このようにする↑
最後に再起動して、Webブラウザから設定したIPアドレス:ポート番号にアクセスすれば、音楽が聞けます!
(今回の場合、127.0.0.1:6680)
画面はこんな感じ
公式のSpotifyにかなり近いUIですね。これなら使いやすいかも
しかし、Spotify Connectや歌詞機能が使えないのは残念・・・
今度、moOde Audioも試してみるかぁー
そっちは、独自のSpotifyプラグインを使っているので安心できるかも?
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Posted at
2020/08/21 18:40:31