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2020年08月21日 イイね!

Raspberry PiでSpotifyを楽しむ!

前回の記事はこちら

前回から少し時間が空いてしまいました。5008がしばらく戻ってないことが分かったので、やる気を失っt・・・いえ何でもありません。笑
というわけで、今回はSpotifyを聞けるようにしていきます。
※この方法では、Spotify Premiumアカウントが必要です。ご注意ください

Raspberry PiでSpotifyと言ったら、やはりVolumioやmoOde Audioですよね。私も最初は、このどちらかを採用する予定でした。しかし、どちらもOSイメージを直接SDカードに入れて、使うようです。これでは、PulseEffectsどころかデスクトップ環境をインストールできるか怪しいです。
(実際にVolumioで検証しましたが、古いRaspbianを使用しているようでパッケージのインストールすら出来なかった・・・
moOdeは未検証です。)
パッケージのファイル(.deb)で配布されていないかを確認しましたが、開発側がそれを望んでいないらしく、残念な結果に。

どうしようもないので、今回はパッケージのファイルでインストールできるMopidyを採用しました。
※Mopidyでは、Spotifyを利用するのにlibspotifyという開発が終了したライブラリが使われている為、今後Spotifyの仕様変更があった場合、利用できなくなる可能性があります。

まずは、Mopidyのインストールをします。公式サイトを元にインストールを進めました。
公式インストールガイド→こちら
最初、日本語で解説されている方のものでインストールしたのですが、情報が古かったのに気づかず、エラーだらけで直すのが大変でした・・・
横着しないで、公式のものを参照するのが一番ですね 笑

そしてMopidy本体をインストールしたら、WebクライアントとSpotifyのプラグインをインストールします。
WebクライアントはIrisを使いました。
Irisのインストールコマンド↓
sudo python3 -m pip install Mopidy-Iris」
続いて、Spotify↓
sudo python3 -m pip install Mopidy-Spotify

しかし、環境によってはSpotifyのプラグインでインストールエラーが発生する場合があります。これはlibspotifyが入っていないとエラーになるそうです。じゃあ、自動で入れてくれてもいいのに 笑
libspotifyのインストールコマンド↓(エラーが起きた場合のみ)
sudo apt-get install libspotify-dev

これでインストールは完了です。続いて、設定を行います。
『/etc/mopidy/mopidy.conf』に以下の書き込みを行い、設定しました。
(私の場合のものなので、お好みで変更してください)
設定内容のリンク

また、SpotifyのクライアントID等は以下のサイトから取得できます。

最後に、PulseAudioの設定を変更して完了です。
『/etc/pulse/default.pa』の83行目付近にある部分を写真のように変更します。
alt


↑このようにする↑

最後に再起動して、Webブラウザから設定したIPアドレス:ポート番号にアクセスすれば、音楽が聞けます!
(今回の場合、127.0.0.1:6680)

画面はこんな感じ
alt


公式のSpotifyにかなり近いUIですね。これなら使いやすいかも
しかし、Spotify Connectや歌詞機能が使えないのは残念・・・

今度、moOde Audioも試してみるかぁー
そっちは、独自のSpotifyプラグインを使っているので安心できるかも?


Posted at 2020/08/21 18:40:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット
2020年08月20日 イイね!

Mopidyの設定ファイル内容

[core]
#cache_dir = $XDG_CACHE_DIR/mopidy
#config_dir = $XDG_CONFIG_DIR/mopidy
#data_dir = $XDG_DATA_DIR/mopidy
#max_tracklist_length = 10000
restore_state = true

[logging]
#verbosity = 0
#format = %(levelname)-8s %(asctime)s [%(process)d:%(threadName)s] %(name)s\n  %(message)s
#color = true
#config_file =

[audio]
mixer = software
#mixer_volume =
output = pulsesink server=127.0.0.1
#buffer_time =

[proxy]
#scheme =
#hostname =
#port =
#username =
#password =

[spotify]
enabled = true
username = "Spotifyのユーザー名"
password = "Spotifyのパスワード"
client_id = "SpotifyのクライアントID"
client_secret = "Spotifyのクライアントシークレット"
bitrate = 320
#volume_normalization = true
#private_session = false
#timeout = 10
#allow_cache = true
#allow_network = true
#allow_playlists = true
#search_album_count = 20
#search_artist_count = 10
#search_track_count = 50
#toplist_countries =

[iris]
enabled = true
country = JP
locale = ja_JP
#spotify_authorization_url = https://jamesbarnsley.co.nz/iris/auth_spotify.php
#lastfm_authorization_url = https://jamesbarnsley.co.nz/iris/auth_lastfm.php
#genius_authorization_url = https://jamesbarnsley.co.nz/iris/auth_genius.php
#data_dir = $XDG_DATA_DIR/iris

[file]
enabled = true
media_dirs =
  $XDG_MUSIC_DIR|Music
  ~/|Home

excluded_file_extensions =
  .nfo
  .ini
  .db
  .rtf
  .jpg
  .jpeg
  .png
  .gif
  .log
  .dat
  .txt
  .sfv
  .pls
  .m3u
  .wma
  .mpc
  .htm
  .html
  .aac
  .m4a
  .sfk
  .url
  .cue
  .pdf
  .m3u8
  .bmp
  .lnk
  .bc!
  .BMP
  .psp
  .ape
  .aif
  .rar
#show_dotfiles = false
#follow_symlinks = false
#metadata_timeout = 1000

[http]
enabled = true
hostname = 127.0.0.1
port = 6680
zeroconf = Mopidy HTTP server on $hostname
#allowed_origins =
#csrf_protection = true
#default_app = mopidy

[m3u]
#enabled = true
#base_dir = $XDG_MUSIC_DIR
#default_encoding = latin-1
#default_extension = .m3u8
#playlists_dir =

[softwaremixer]
#enabled = true

[stream]
#enabled = true
#protocols =
#  http
#  https
#  mms
#  rtmp
#  rtmps
#  rtsp
#metadata_blacklist =
#timeout = 5000




Posted at 2020/08/21 18:40:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット
2020年08月13日 イイね!

Raspberry PiにI2S DACを導入!

前回の記事はこちら

前回、PulseEffectsのプリセット導入まで完了しました。しかし、Raspberry Piについてる3.5mmジャックから出る音が思ったよりイマイチだったので、DACを取り付けることで解決していこうと思います。

今回購入したのは、Kuman製のHifiBerry DAC+互換のI2S接続のDACになります。
alt

商品リンクはこちら
この部品を使うことでRaspberry Piの音質を強化することができ、ハイレゾ再生はもちろんのことDSDネイティブ再生もできるようになります。まぁ、車に載せるにしてはちょっともったいないスペックですね。しかも純正スピーカーだしね。笑

PC等と接続する場合、USB接続タイプのDACが主流だと思いますが、ちょっと値段が高めです。あと車載することも考慮すると置き場所が無いかな・・・
ということで今回は、I2S接続のものを採用しました。そもそもI2Sは、IC間でデジタル音声データを転送するための規格です。なので、オーディオ機器の内部で使われることが多いようですが、なんとRaspberry Piには、I2Sの通信ポートが用意されており、I2S接続のDACを接続することで簡単に高音質化できるんだとか。しかも、非常に低価格ですし。
すごい時代になりましたね・・・

今回のDACに搭載されているチップはPCM5122というもので、最大384kHz/32bitでの再生が可能です。そんな音源持ってない・・・ 笑

また、前置きが長くなってしまった・・・
では、Raspberry Piに取り付けします。この手の製品は、Raspberry PiのGPIOピンに被せて使うのですが、DAC以外に他の部品も実装したいものがあるので、今回は被せず使います。
alt

本来はこのようにつけます。
(これだとGPIOを占領されるので、今回は被せない)

どのピンを使用しているのか分からなかったのでテスターで調べて、イラストのように接続しました。Raspberry PiとDACのピンを対応させるようにしますので、DAC側はイラストを左右反転して接続します。

alt


こんな感じ(IRは赤外線受光部のことです)

続いて、Raspberry Pi側の設定です。DACを使えるようにするために『/boot/config.txt』に
#dac
dtoverlay=hifiberry-dacplus
audio_pwm_mode=2
dtparam=i2c_arm=on
gpu_mem=128
と追記して、完了です。

本来であればPulseAudio側も設定の変更が必要ですが、変更したらノイズが入るようになってしまったので、今回はスキップ。

肝心の音ですが、かなりクリアな音になったと思います。また、PulseEffectsを使っても音割れしなくなりました。よかった~

次はSpotifyを聞けるようにしていきます。

次回の記事はこちら


Posted at 2020/08/14 20:00:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット
2020年08月08日 イイね!

Raspberry PiにPulseEffectsを入れて、音を自分好みにする! 調整編

前回の記事はこちら

前回、PluseEffctsをなんとかインストールできました。
ただインストールしただけでは、意味がないので自分好みの音にカスタマイズしていきます。しかしまだ5008が戻ってこないので、今回は手元にあるKENWOOD製のコンポを使いながら、調整します。もちろん、実車との環境が全然違いますので、後日再調整します。
今回は、お試しですね 笑

ということで調整していくのですが、調整項目が多すぎる!!
写真はイコライザの調整ですが、かなり細かいです。
またそれ以外にも、左側に項目がたくさんあります。
DSPというものを見たことも触ったこともない人間なので分かりませんが、DSPもこんなに調整の項目があるのでしょうか?
あと、それぞれ設定がどんな役割を果たしているのか分からないので、完全に自分の耳が頼りです。
どなたかDSPに詳しい方で分かる項目がありましたら、教えてほしいです・・・

alt

調整大変そう・・・

調整が大変そうだし、素人ですので今回は予め用意されたプリセットをベースにしていきたいと思います。本調整はそこからですね。

まずは初期設定をします。PulseEffectsを起動し、右上のオプションメニューから「Start Service at Login」にチェックを入れて、起動時にPulseEffctsが自動起動するように設定しておきます。
alt

自動起動設定

続いて、プリセット一式をインポートします。
「bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/JackHack96/PulseEffects-Presets/master/install.sh)"」をターミナルで実行して、インポート完了!

インポートが完了すると、PulseEffectsのウィンドウ右上にあるPresetsの中に項目が追加されています。適当に『Bass Enhancing + Perfect EQ』を選択して、音を聞いてみます。
alt


うん。音割れがひどい・・・
恐らく、原因はRaspberry Pi側の3.5mmオーディオジャックでしょう。元々、そんなに音は良くなかったので。あとこのプリセット、普通に再生しただけでレベルオーバーになります。
レベルオーバー問題は調整すればいいので問題ないですが、オーディオジャック問題はなんとかしないといけないですね。なので対策用の部品を用意して、対応することにします。

次回の記事はこちら



Posted at 2020/08/09 20:58:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット
2020年08月07日 イイね!

Raspberry PiにPulseEffectsを入れて、音を自分好みにする! インストール編


前回の記事はこちら

今回も前回の続きで、Raspberry Piのセットアップを行います。
セットアップに結構、時間かかりそうです・・・

今回は、PulseEffectsというイコライザソフトを導入していきます。
私は音楽を聞く時、いつも自分好みの音に調整して聞くのですが、プジョー/シトロエン車に乗っている方は分かると思いますが、RCCで調整できる項目って、あまりにも少ないですよね。低音・中音・高音の3種類だけで、そもそも調整しているのが何Hz付近なのかも分かりにくいです・・・

もちろん音源そのままのピュアなサウンドを求める人もいると思います。それはそれでいいとは思いますが、自分好みの音にしたい派なので・・・
だったら、DSPを買えばいいじゃない!確かに。笑
まぁ、これで満足できなかったら、検討してみます。(高いよね~DSP)

前置きはこの辺にして、本編のPulseEffectsのインストールをしていきます。簡単にインストールできると思っていたのですが、Raspberry Piに導入している事例がなかったので結構、苦戦しました!笑
特にRaspberry Pi OSのベースはDebianですが、DebianやUbuntuのリポジトリを使うのには工夫が必要で、これを解決するのに苦労しました・・・

まず、PulseeffectsのGithubからレポジトリを調べて、公開鍵を入手します。
PluseeffectsのGitHub:
公開鍵の参照先:https://launchpad.net/


alt
Githubのページの下に行くとインストール方法が書いてあるので、矢印で示しているところをメモします。

alt
そして、公開鍵の参照サイトでメモしたレポジトリを検索します。

alt
そして、自分が探しているものをクリックします。


alt
画像の手順で、公開鍵をメモします。

そして、入手した公開鍵を「sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv "公開鍵"」で取得し、インポートします。コマンドがないよ~って言われたら、「sudo apt-get install software-properties-common」でインストールしましょう。
alt
ちょっと見えにくいですが、実行するとこんな感じになります。

次に、「/etc/apt/sources.list.d」内に『ubuntu.list』というファイルを作成し、Ubuntuのレポジトリを記入して、保存します。正直、ファイル名は適当な名前で大丈夫です。
注意する点として、この時にUbuntuのバージョンとDebianバージョンが合うようにします。ファイル名のubuntuは適当な名前でも大丈夫です。私の使っているRaspberry Pi OSはDebian 10.4ベースですので、それに対応するUbuntuのバージョンを選択します。
(Debian 10.4の場合、Ubuntu 18.04のもので問題なかったです)
alt
メモをして~


alt
ファイルを作成し、保存!

そしたら、「sudo apt-get update」を実行します。これでパッケージリストが更新され、PulseEffectsがインストール可能になっているはずです。
処理が終わったら、「sudo apt install pulseeffects pulseaudio --install-recommends」でインストール開始~
依存関係も無事にクリアし、インストール完了!
起動するとこんな感じ。
alt
イコライザの設定だけでも結構、細かく設定できますね。

しかしインストールしたのはいいけど、設定項目が豊富すぎてどこを調整すればいいのか、わからないのであった・・・笑
次回は設定を頑張って、調整してみたいと思います。

次回の記事はこちら
Posted at 2020/08/07 22:46:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン/インターネット

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