スリットが素材剥き出しなので塗装しました。今回はベンチレーション内も塗装が甘かったのでスプレーにしました。
焼き付けまで考えると、業者の一枚5,000円程度の焼き付け塗装価格も納得の手間です。
クレ耐熱ペイントコート ブラック
乾燥後 200度×1時間の加熱が必要な耐熱塗料です。
今回塗装でやったこと
塗装面は脱脂してペーパーで軽くこする。
塗装は薄く、簡易乾燥しつつ複数回に分ける。
付着した埃はサンドペーパーで落として再度塗装。
これで液ダレも無く綺麗に仕上がります。
サフも塗布した方がよいみたいですが、ローターのスリットなのでそこまでは手をかけません。
オーブンでの加熱
周りに何もない場所ならよいですが臭いや煙の気配が有れば即停止できる準備はしておきましょう。私は24時間自然乾燥後に焼いていますが、臭いや煙は発生していません。
ただしダマがあると初期の昇温時に有機系の香りがしますのでご注意を。
ローターは熱容量が大きいので簡単には200度に達しませんね。予熱済のオーブンに入れてサーモラベルで測りましたが常温から200度までリアの小さめのローター1枚でも30分(200度設定)かかります。
取り出しから40度程度まで冷めるのに約1時間必要でした。加熱直後の熱い状態だと塗装が柔らかいので直接触らないよう注意が必要です。
どうしても高温で取り出したいのなら、トレーなどに載せて取り出しやすくする工夫が必要です。
耐熱グローブで触ると生地の凸凹が塗装面に転写されます😅
クッキングシートで挟んで耐熱グローブで持つと生地の転写は避けられますが、滑りやすいので落下させないように注意が必要です。
オーブン内の温度を知る

タニタオーブン用温度計オーブンサーモ 5493
庫内が覗けるオーブンならこれを熱源から離れたところに置いておくと昇温降温の速度がわかるので便利です。実売1,000円程度で安いし。
ただし、ブレーキローターなど熱容量が大きいものの温度を知る事はできません。熱源が見えない所かつ、加熱対象の近くに置いてなんとなく加熱対象が何度くらいを知る事はできるかもしれませんが、あくまでも庫内温度を知るための品です。

Wahl社テンププレート(サーモラベル)
熱容量が大きいものや、サイズが大きいものを加熱する時に、加熱対象が目標温度に達したかとか、均一に加熱されているかとか知りたければこれ。特に庫内が狭いとか物を斜めに置く場合などに有効です。極小サイズもあるので貼る場所を選びません。ただし1枚だと測れる温度が限られるので、知りたい温度のラベルをそれぞれ用意する手間があります。
200度を超える事が予測される環境なら黄色のタイプが良いです。こちらは真空対応用でポリイミドでできており、かつ印刷面が露出していないのでインク成分が飛散しないし、本体が溶けにくいです。
不可逆なタイプなので高価なくせに再利用できないのが唯一の欠点です。
塗料を3度塗布(30分以上の簡易乾燥後の重ね塗り)して24時間自然乾燥させた状態、または乾燥後のバーナー炙り程度だと爪痕が付くし支えに張り付きますが、オーブン加熱後冷めてからは爪痕も付かなくなりました。
仕上がり

バーナー炙り無しの部分は綺麗に仕上がっている。

スリットをバーナーで炙った跡がオーブン加熱後クラックに…
手前のピンぼけ部分の斜め線は乾燥用の台が張り付いた跡。
失敗した点
ブレーキクリーナーで脱脂後ちゃんと拭かないと塗装斑になります。クリーナー跡が見えていなくても斑になります。
スリットを狙って塗布しないとスリットに未塗布部分ができやすいです。
冬なので30分放置でも乾きが甘いです。
反対面を塗装して乾かしていたら、支えに塗装が支えていた台に張り付きました。
斜めに立てかけていたら、徐々に滑っていたらしく台に触れていた塗装面が盛り上がりました。
ちゃんと片面ずつもっと乾燥させて仕上げていかないと冬場は難しいですね。
バーナー炙りも仕上がりに違いはありましたが、炙っただけでは自然乾燥後のベタつきも残ったままだし有益な効果は得られませんでした。
次回試したい点
支えの表面をクッキングシートで保護すれば張り付かないかも?
そもそも黒色でよければ水で錆させておいて、錆転換剤を塗布した方が手っ取り早いのでは?
健忘録雑学
自分調べなので確証は無し。
クレの耐熱塗装は加熱硬化を要するシリコン塗料なので付加反応(付加重合)を利用していると思われる。縮合重合だと収縮が起きるのと、常温放置で完結できるのでこのこの塗料の説明書の内容とも異なるのも理由。
付加反応は加熱で硬化促進されるだけなので、硬化乾燥まで自然乾燥できていれば放置していてもいずれは完全乾燥に至る可能性もある。
まあ熱で反応する成分が混ざってるとこの限りでは無いけれど(笑)
Posted at 2021/01/23 06:23:00 | |
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