ケンタツキのブログ一覧

そのうち気が向いたら4Lモンキーのロングストローク化しようかと思うのですが、なかなか重い腰が上がらない。
ですが、せっかく腰下までバラすのならばと思い、事前調査って事でカムチェーンテンショナー周りを点検する事にしました。


まずは一番気になっていたカムチェーンガイドスプロケット。
多少の摩耗（微妙な歯の山の片減り）は見られますが限界と言うほど酷くは無いようです。


カムチェーンテンショナーローラーも問題無さそうですね。


カムチェーンテンショナープッシュロッドヘッドも酷い摩耗は無いようです。
このエンジンを組んでから随分と年月が経ち、平気で10,000rpmとか常にぶん回しているにも関わらず、この辺りがかなり健全な状態なのは驚きですね。

とりあえずは安心しました。

とは言え、次回OHの時には各部のオイルシールやシールワッシャーと合わせ、全部交換する事になるでしょう。

久しぶりに暖かい朝、CB-Fのエンジンに火を入れます。
チョークを引きセル数発でエンジン始動。
駄菓子菓子、なんだかエンジンがバラつく。
アイドリングで「ブンブブブンブブ…」と〝三拍子〟と不安定ですぐ止まる。
走らせてみると「バラバラバラバラ…」となり力が出ない。

そこで、もしかしてと思いエキパイを触ってみるとどうも2番が不発のようだ。
取り急ぎ原因を探ろうとまずはプラグを外して確認するも火は飛んでいる。
念の為ワイヤーブラシで掃除しておまじないをかけて戻してみる。
するとなんの問題も無かったかのようにすんなりエンジンは始動し、バラつきも出ない。
試しに数分アイドリングをし、15分ほど走ってみても上まで問題なく回ります。


帰宅後プラグを外してチェックするもなんら問題無し。
一体あの不調の原因はなんだったんだろう？旧車アルアル？
まぁ今回は問題無いようなので他のプラグも掃除して戻しておきました。

以前走行中にガス欠トラブルになった4Lモンキー。


原因はタンクキャップのエア抜きの目づまりでした。
まさか分解する訳にもいかず、何とかならないかとケミカルなどを駆使して治療を試みましたが、症状は改善しませんでした。
そこで…

暫定として手持ちの再販キャップに取り替えました。
まぁ見た目はほとんど変わらないのでいいのですが、やっぱりねぇ…
そこでヤフオクで漁る事に。

しかしコレがなかなか予算に合うモノがありません。
まぁ随分前から相場が高止まりしているのは知っていましたが、それにしても高い。
程度の良いモノは再販キャップですら1マソ超えと強気の値付けであります。

でもまぁ気長に探せば…


なんとか予算に合うモノをゲットできました。
サビや傷もなくかなり程度の良いモノで、手持ちのキャップ（左）より綺麗です。


で、早速取り替えて試走してみます。
およそ5㌔ほど走ってみましたが、全くガス欠症状はでません。
後はオフにして漏れがなければよしとします。

余談ながら…

コレがデフォルトのキャップです。


で、コレが再販キャップですね。
サイドのローレット加工とノブのデザインが違います。
キャップの形状も膨らみ具合が微妙に違ってますね。
取り付け高さもほぼ同じなので違和感ないです。


裏側を見るとかなり違いますね。
左が再販キャップ、通称〝デベソキャップ〟です。
新旧ともにツメ位置が一緒なので前述の通り取り付けの見た目高さは変わりません。

ちなみに…


コチラは再々販品、巷では〝デカデベソ〟とか言われてます。

〝デカデベソ〟キャップは取り付けると首長になるので一目で分かりますし、何より不細工です。

大昔仲間内でそんな話題で盛り上がったなぁ…

てな訳で、5L以前のタンクキャップは高騰中ですが、ある時に程々のお値段で確保しておくのが良いかもです。

そうそう、Mの〝羽子板〟とか単に〝板〟とか呼ばれるモノがありますが、アレは（ボロボロ、サビサビでも）アホみたいなお値段ですね。